★今年も甲子園の夏の大会が始まる。
炎天下の野球は選手たちも大変かも知れぬが、
観客が大変だろうと思う。
昭和25年(1950)年当時だから、もう70年以上も前の話だが、
一応は私も甲子園球児だが、
試合中はそんなに暑さは感じなかった。
野球と言うスポーツはサッカーなどと違って攻撃と守備の時間帯が分れているので、
攻撃時はベンチにおれるし、そんなに厳しさを感じたことはない。
むしろ夏前の練習のほうが大変だった。
まだ「練習中は水は飲むな」と言われてた時代だし、
ちょうどその頃は、日本も「サマータイム」が実施されてた時で、
8時ごろまで明るいので、ノックが終ってランニングをする頃は9時に近く
毎日晩飯を食うのが12時近かったそんな時代である。
プロ野球の選手で言えば、金田正一・吉田義男が同期で。
野村監督や長嶋茂雄が2年下である。
★中京-明石の25回戦があったお陰で「名門明石」と言われた時代だが、
最近は母校は全然野球はダメである。
せめてもは当時は明石高校の中にいた商業科が、独立して
明石商業として甲子園にも出たりするのだが、
今年は決勝で社高校と対戦、社の優勝となった。
★ところで暑さだが、昔も夏は暑かったが
35℃などは殆どなかったのだが、
昨今は毎日のように35℃以上の日が続く。
日本の平均気温のトレンドも間違いなく上昇気味である。
この傾向は今後も続くのだろうから、
高校野球の大会も巷でいろいろ言われているように
少しは考えるべきかも知れない。
「夏の甲子園はいらない」と言うこんな本も発売されてたので、
早速Amazonで注文してみた。
どんなことが書いてあるのか興味がある。
「理由は猛暑だけではない」とある。
何となく解るような気がする。