★ このところ猛暑が続く。
この猛暑日には明確な規定があって、最高気温が35℃以上になれば「猛暑日」、
30℃以上35℃未満であれば「真夏日」として気象庁は予報を行うそうである。
そんな猛暑日が続くと連日「熱中症」の話題である。
「熱中症」と言う言葉自体もいつ頃から出来たのだろうか?
昔はそんな言葉はなくて、確か「日射病」などと言ってたから、
当時でも暑さで倒れる人はいたのだと思うが、そんなに一般的な話題にはならなかった。
そんな「熱中症」の患者の救急搬送が1週間で1万人を越えたというニュース。
住居での発生が最も多く、全体の4割を超えているとか。
また、年齢別では65歳以上の高齢者が6割近くを占めるというので、注意しなくてはいけない。
★ ただ、こんな状況は世界で日本だけかも知れない。
医療費が高額なことで知られるアメリカでは、救急車の利用にも高額の費用がかかり、
救急車の利用をかたくなに拒む人が殆どだという。
アメリカの救急車利用にかかる費用は、例えばカリフォルニア州での救急車の利用基本料 2,700.95ドル(約36万4628円)だとか?
確かに、これでは利用を拒むこともよく解る。
なぜこんなことを知ってるのかと言うと、
ずっと昔、アメリカにいた孫が小学生の時代だが、
アメリカに行ってた息子が子どもたちを集めてサッカーをやってたら、
一人がけがをしたので「救急車を」と言ったら、周囲の人が「それはダメ」と止めたのだという。
こんなに簡単に救急車を利用するのは日本だけかも知れない。
私も3回ほど救急車に乗ったことがある。
勿論無料だし、病院では最優先での待遇なのである。
★ところでこの猛暑の中で甲子園が始まった。
昨日は兵庫県の社高校と日大三高の試合があったので、
テレビを観ていたが日大三高が3-0で勝利した。
もう15年も前のことだと思うが、
夏の甲子園の日大三高の試合を娘のほうの孫の長男と観に行ったのだが、
戻って来たら、孫が「日射病」に罹ったようだったのだが、これが私の最後に見た夏の甲子園である。
なぜそんな試合を観に行ったのかと言うと
その当時息子のほうの孫の古谷仁が日大三高の生徒会長をしていて、「応援に来てくれ」と言ったからなのである。
そんなこともあって昨日の試合はどちらを応援するか迷ったのだが、
こんな結果になったので、日大三高優勝しないかな?
試合を見てたが、相当に両チームともハイレベルな戦いだった。
それにしても70年も経つと高校生の野球の中身もこんなに変わる。
私の時代はヘルメットもなかったし、金属バットなどなくて木製だった。
昔はこんなに三振などしなかったと思うが、
それはピッチャーの投げる球が、直球とシュートとカーブぐらいしかなかったからだと思う。
この頃のピッチャーは高校生でもいろんなボールを投げるからバッターの読みは大変だなと思う。
70年も経つと世の中は変わる。
暑さも変わったし、新しく熱中症なる言葉も出来たし、
高校生の野球のレベルも随分と変わった。