ネットの世界で評判のいい映画「翔んで埼玉」を観た。
喜劇映画ではなく、いびり・いじめ映画で、ガッカリだった。
上映中、ゲラゲラ笑いやクスクス笑いが溢れていたが。
埼玉県には海がない。
有名な観光地も土産品もない。東京や横浜や湘南に較べ、相当ダサい。
のは事実である。
だけど東京都民にそう貶されて、嬉しがり笑い声を上げるのが、じじぃには分からない。
綾小路きみまろに指摘されて喜ぶおばさんたちと同じである。
ヘタな漫才に大笑いする笑点無料入場者と変わらない。
所沢ほか、春日部・熊谷・川口など県内に実在する地名が出ると会場はどよめく。
埼玉県民が千葉や栃木を貶すと大いに喜ぶ。これ、田舎くさい。
主な登場人物は宝塚風のド派手な衣装と厚化粧である
都知事の息子は女装し、埼玉県出身の白馬の王子さま風主人公に惚れ、追い回す。
別の男同士が激しく接吻する。何でそうなるのか?
それでも、セットや撮影や編集は意外に良くできている。
300万の費用で30億円稼いだ「カメラを止めるな」より費用をかけてはいる。
だからおまけで☆三つ、というところ沢。
映画は新所沢のPARCOで観た。
この映画館、寛げる椅子や抑えた音響など、避暑にちょうどいい。
映画の粗筋はウィキをご覧ください。
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