林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

羽生のマスク

2018-03-09 | 重箱の隅

  

▲羽生結弦くんである。花粉症だろうか、マスクをしている。
このマスクが半端じゃない。

なんと1枚、1枚ですよ。1枚13,980円(amazon)もする高性能なマスクだそうだ。
100回洗濯できるので、高くないというムキもあるけど、なんだかなぁ..........。

と溜息が出るのであります。

まぁ彼ほどの実力があれば、バレンタインチョコ同様、いろんな物がワンサと届くだろう。
彼にとっては、どうってことのないマスクだろうが、じじぃにはあんまり感じが良くない。

羽生結弦は長い間、好青年だと思っていた。今も多分好青年なのだろう。
だけどこういう話題がこれから先続くと、好かない若者になるかもしれない。
イチローも松井秀樹も、始めのうちは好きだったように。

なにしろ、じじぃは僻みっぽいんでね。

話し変わって藤井聡太くんの師弟対決。

今のところ、棋界の方がスポーツ界より洗練されているようだ。
伊調馨の師弟、いや師妹関係かな?、のどろどろより遥かに爽やかで気持がいい。
天才を世に出し、破れた杉本昌隆七段の心の内は、いかばかりか。

但し何事も、知らぬがほとけ、かもね。

  このマスク、日本スケート連盟から注意され、現在はしていないようだ。
  その注意は「公式スポンサーでもないのにメーカー名があり、他のスポンサーに申し訳ない」というものだった。
  他にもまだある。これらの注意もやれやれ、ですな。

  なお、同じマスクをお求めの方は、製造元・くればぁへどうぞ。

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馬鹿騒ぎ

2018-02-15 | 重箱の隅

上の写真は今朝の朝日新聞であります。
オリンピックに関心がないじじぃには、読むところが殆どない。
今日の夕刊も似たようなものになるだろう。

たかが銀と銅メダルではないか。
オリンピックに浮かれている間に、密かに進行しているもっと大切なことがいくらでもあるはずだ。
朝日新聞社は社を挙げて怠けている。

大袈裟で幼稚な見出しには、背中がムズムズする。

  ・次は「金」誓う19歳

  ・無念の上り坂

  ・勇気の疾走

  ・師と「魔法の言葉」

  ・我流貫き再び銀

  ・異次元に挑んだ

  ・土壇場 やはり絶対王者

  ・心鍛えた「怒った猫」前へ

怒った猫がどうしたって構わないよ。

こんなテイタラクでも、購読費は朝夕刊で月4,037円もし、年間48,444円である。
東京オリンピックが開催される時は、新聞の購読を止めよう。

  

  ここ数日、TVも観ていない。
  全局とも、貴乃花が済まないうちにオリンピック一辺倒だ。
  民放に追随するNHKに、受信料を払いたくない。

  NHKの受信料は年間24,770円で、月にすると2,064円である。
  あなた、知らなかったでしょ?

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マスク

2018-02-07 | 重箱の隅

  

インフルエンザが大流行している。

予防にはマスクと手洗いというけれど、本当だろうか。
ウィルスはバイ菌より小さく、マスクの繊維なんか簡単に通過してしまうはずだ。
そして手や手首以外のどこにでも付着するだろう。

玄関に除菌室を設け、衣服を全て着替え、全身を消毒するなら効果があるだろうが、そんな事をしたら肺炎になる。
だからマスクをしたことはない。手洗いだけはささっと済ませている。
それでもここ30年来、インフルエンザに罹ったことがなかった。

暖房が効いたまるひろ百貨店の7階に、飯能市の出張所があり、余っている場所を読書席として開放している。

毎日、猫額亭に閉じ篭っていては暖房費が嵩むばかりなので、会場に行ってみた。
誰もがじじぃと同じ狙いがあるようで、座席は殆ど埋まっていた。
そしてマスクをしている人がかなりいた。

君子危うきに近寄らず、である。予定を変更し直ちに猫額亭に帰ってきた。

インフルエンザの予防法は、不要不急の外出を避け、家に引き篭っていることだと思う。
つまり、人混みに混じらないことだ。

  マスクの写真はこちらからお借りしました。「正しいマスクの使い方・手の洗い方」が載っています。
  実行できる方はご覧ください。

  イガイガは赤雲丹で、ウィルスではありません。

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雑誌広告を読む

2018-01-29 | 重箱の隅

週刊誌の新聞広告が面白い。
週刊文春と週刊新潮の広告は、毎週欠かさず読んでいる。

今週は両誌とも、内親王殿下の婚約者の家庭の事情で、単なる噂話ではないようだ。
それに、過去記事で遠回しに書いたけれど、例の海の王子クン。
登場した時から老成し過ぎで、どうもインチキ臭い。
じじぃは嫌いです。


じじぃは畏れながらこの際、婚約を解消した方がいいと思う。
莫大な持参金は税金だし、皇室の方々は幸せのお手本を示して頂きたい。
素敵な内親王殿下には、もっといいご縁があるはずだ。

  □□□

月刊誌では「月間住職」の広告を愛読している。
ふむふむ、なるほど、さもありなん、ですな。娑婆のわれわれと同じじゃないか。
住職さんも毎月、大変なんだなぁと思う。

 

  誰だって、何時だって、人間は大変なのだ、とつくずく思う。

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お詫びになってない

2018-01-25 | 重箱の隅

平日の夕飯はのおかずは「ワタシの宅食(仮名)」を利用している。
まぁこんなもんだろう、程度に満足していた。

23日は大雪の影響で品物が届かなかった。
宅食に頼り切ってはいないので、別に問題はなく、雪ではしょうがないな、と思っていた。

きのう24日に届けられたおかずにA4大の「お詫び」が乗っていた。
一応お詫びと書いてあるが、これがちっともお詫びになってないんですね。
以下に文章をそのまま転記します。

 ・・・

平成30年1月24日

お客様各位

ワタシ株式会社 執行役員宅食事業本部長

平成30年1月23日お届けに関するお詫び

拝啓 厳寒の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
日頃より、「ワタシの宅食」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、この度は、大雪による影響で、平成30年1月23日の商品がお届けできず、
多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

本件につきましてご不明な点がございましたら、担当の「まごころスタッフ」または、
下記、弊社受付センターへお問い合わせください。
取り急ぎ書中にてお詫びのお知らせを致します事、ご理解頂き、
今後ともご愛顧賜りますよう伏してお願い申し上げます。

《本件に関するお問い合わせ先》
受け付けセンター 0120-000-000
受付時間:午前9時~午後7時(日曜日午前9時~午後6時)
*一部のIP電話など上記番号につながらない場合は、こちらへおかけください。➾0957-00-000(有料)

いやはやですな。遅配欠配はあり得ることなのに、危機対策がゼロだった。
お客としては翌日のお詫びは、具体的にどうするかを書いてほしい。

やたらに格式張ってるけど、ワタシはこの程度なんだ、と思った。

そしてこの頃、やたらにレンコンが多いわけが分かった。
執行役員事業部長がレンコンだったのだ。

今後のご愛顧は考えものですな。

  

  まごころスタッフとは配達のママさんのことらしい。一軒ずつ頭を下げて回るママさんが可哀想だ。
  じじばばは黙ってるだろうけど、お客様を舐めんなよ。

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命名

2018-01-18 | 重箱の隅

昨年生まれた子供の名前で、多かった名前を上から順に並べます。

  男子 1位 悠真・悠人・陽翔
     4位 湊
     5位 蓮・蒼

  女子 1位 結奈・咲良
     3位 陽葵
     4位 莉子
     5位 芽依

どうですか? ご同輩には読めないでしょ? もちろん森生(もりお)じじぃにも読めなかった。

      主な読み方は、ゆうま・ゆうと・はると・みなと・そう・れん・あおい
      ゆいな・さくら・ひまり・りこ・めい です。

現在、名前に使える字は、戸籍法で2999字を指定しているが、漢字の読み方は自由である。
ひふみんこと加藤一二三は「かとう・ひふみ」ではなく「ワルツ」や「ドレミ」と読むこともも認められる由。
それで名前の音や読み方を先に決め、後から漢字を選ぶ親が多いらしい。

また漢字を選ぶ際、漢字の意味や成り立ちを考えず、見た目やイメージだけで選ぶ親が多いとか。
例えば月と光でロマンチックだから、と膀胱の「胱」を選んだり、生臭いという意味がある「腥」にしたり、などと。

昭和生まれのじじぃには、どうもむずむずする名前ばっかりですな。

他人には読めず、書きにくい名前では、子供が可哀想だ。
名前は親だけのものではない。読み易く書き易い名前を付けてあげよう。

  

  明治維新以前の日本人は、戒名は別にして、幼名・成人名・隠居名の三つの名前を持っていた。
  幼名は親が命名し、成人以降の名前は戒名も含めて、自分が決めればいいと思うよ。
  因みに「森生」はハンドルネームとかいう偽名です。

      相撲の番付表にもキラキラネームが登場した。
      天空海=アクアと阿炎=あびです。前者は出身地に有名な水族館(アクアリウム)があるから、とか。
      ふざけてますな。お相撲さんのキラキラネームは、こちらをどうぞ。

      180118


聞く耳

2018-01-17 | 重箱の隅

過去記事「岸井さんの帽子」で、背景に写る小品盆栽をお粗末だと貶した。
しかしTBSは指摘した盆栽を、14日放送分から交換した。
今度の盆栽はなかなかいい形の小品盆栽である。

小道具担当は偉い。
林住記の指摘を読んでくれたのかもしれない。(読むわけないわな)

14日の放送では慰安婦問題に対する韓国大統領を、出演者がこぞって批判し痛快だった。

だから、日曜朝8時からの「サンデーモーニング」を視聴してあげましょうね。

  盆栽には決まりがあります。「樹形」については、こちらをご覧ください。
   写真の盆栽は数年前の正月、銀座松屋で開催された小品盆栽展で、こっそり撮影しました。

  

  国営放送の大河ドラマ「西郷どん」の初回放送の視聴率が、史上最悪だったとか。
  ざまぁみろ。

  西郷隆盛は征韓論を主張したと聞く。韓国大統領は何故黙っているのか。
  朝日新聞は何故韓国に言いつけないのか。

  国営放送の西郷づくしは相変わらず続けている。
  鶴瓶の家族に乾杯も西郷だった。

  親方日の丸連中に、過剰な番宣に反対する意見を聞く耳はない。

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西郷うんざり

2018-01-12 | 重箱の隅

年末年始のテレビは愚劣だった。民放各局は、あまりにも騒々しく、馬鹿馬鹿しい。

そこでNHKにチャンネルを回すと、必ず紅白と西郷隆盛の宣伝をやっていた。

朝から晩まで、手を変え品を変え、これでもかこれでもかと。

いくら美味い西郷どんぶりでも、こうしつこいとウンザリする。大河ドラマと紅白は金輪際見ないことにした。
多分、北朝鮮や中国もこんなものだろうと想像すると、空恐ろしい。

だったらテレビを消せばいいじゃないか、という浅はかな声がする。

何を言うか。じじぃは受信料を滞りなく、50年も払ってるんだぜ。税金と同じように。
割引もせず、記念品もくれず、意見も聞かず、視聴しないのに受信料を取られるだけなんて、冗談じゃないよ。

まぁ、じじぃがいくら憤懣をここに書いても、ごまめの歯軋りだってことは分かってる。
いわゆる識者たちにガンガン批判して貰いたいが、カレラはNHKの仕事が欲しいので黙っているのだろう。

ただ、観たい番組が無いわけではない。
だから視聴実績により受信料が決まるようにして貰いたい。技術的に可能のはずだ。

東京でオリンピック大会が開催される2年後が思いやられる。
オリンピック一色で騒々しい「公共放送」に、受信料を払いたくないのだ。

  

  偶然見た、衛星放送「京都人の密かな愉しみ」に嵌っております。
   美しい映像、はんなりした京言葉、練り上げた展開で、毎回、面白いどすえ

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真冬はウォームビズ

2017-12-27 | 重箱の隅

                                                        

あの緑のタヌキが大臣在職中に提唱したクールビズはすっかり定着し、真冬になってもクールビズである。

あれ、真夏なら賛成だけど、芸人・芸術家など自由業の人や、制服がある人は別にして、一年中ってのは如何なものか。
真冬はやっぱりワームビズがお勧めだ。

寒い時は、襟元を暖かくしておくと凌ぎ易い。
貴乃花親分がネクタイを締め、重役会議でも襟巻を纏い、北風に逆らいふんぞり返っていられるように、だ。
.......実例として不適切だったかな。まぁいいや。

そもそも紳士は、仕事中、ネクタイをしっかり締めるべきである。

しかしながら、TVではどいつもこいつも、夏以来のクールビズですな。
局アナ君から始まって、誰もかれもクールビズ。首の周りが締まらないと全体がだらけてくる。
狸も穴に籠っていることだし、そろそろ「真冬はウォームビズ」と提案する先生が現れてもいいと思う。

過去記事「神も仏もあるものか」をもう一度見て下さい。
富岡八幡宮の社前に立つ警察官は、きっちりとネクタイを締め、凛々しく、頼もしく、たいへんよろしい。
固い職業に携わる人、議員・役人・学者は、こうありたいものだ。

そこで特に、受信料をとり高給を食む国営放送のアナ諸君に意見したい。

  諸君はだね、芸能人じゃぁないんだよ。派手な衣装でチャラチャラすんな。
  率先してネクタイを締め、ウォームビズを実践せよ。

ここ数日、酷く寒く、ここ高麗の里も完全に冬景色になった。
じじぃは日がな一日、TVのアラを探していおりますです。

    

  小言幸兵衛を話す三遊亭円生の絵は、山藤章二画伯が描きました。
  
ネクタイ選びはこちらからどうぞ。写真は少しケバイですな。

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重大インシデント

2017-12-19 | 重箱の隅

最高時速300kmで疾走する新幹線が、異臭異音がしていたのに、3時間も営業運転していた。
台車に亀裂が見つかり、国の運輸安全委員会が「重大インシデント」に認定。調査を開始。

ふ~ん、インシデントねぇ、アクシデントじゃないんだ、とじじぃは思いましたね。

で、早速新しい電子辞書の英語カタカナ辞典で検索。

インデントでは受け付けない。インスィデントでなければダメダ、という回答だった。
じじぃはこのスィの入力の仕方が分からない。結局、国語辞典が答えてくれた。

  インデント①【incident】
    出来事。事件。異変。  (この①って何だろう?)

なるほど、この場合「異変」でありましょう。
でも事故は事故。やっぱりアクシデントだよね。

ついでに国語辞典で検索。

  アクシデント【accident】
    事故。災難。不慮の出来事。

でありました。
う~む、微妙で何が何だか分からなくなってきた。

このほか国営放送では、電車の遅れ・故障・事故などを纏めてトラブルという。
で、また検索。

  トラブル【trouble】
    ①いざこざ。紛争。悶着。「が起きる」
    ②故障。「エンジンにが発生する」

故永六輔が、外国語が片仮名になったら日本語であり、発音はどうでもよろし。
と言っていたと記憶している。

インシデントが日本語だったとは知らなかった。

........それで。
今日の記事は何を書きたかったのか、よく分からなくなった。

まぁ要するに、片仮名をあまり使ってもらいたくない、ということです。
首切り・人員整理・馘首・解雇などをリストラに言い換えたら、反対する人がいなくなった。
交通機関にはインシデントもアクシデントもトラブルも、要らないこと。

それから、電子辞書の英語片仮名検索は、正確な発音を求めないで欲しい。

   
      朝日新聞12月16日朝刊、重大インシデントについての説明です▲

       171219


岸井さんの帽子

2017-12-14 | 重箱の隅

TBSテレビ、日曜朝の「サンデーモーニング」に出る岸井成格▲さんを贔屓にしている。
分かり易く、鋭く、政権に批判的。
岸井さんこそホンモノの政治記者だと思っている。

しかし最近の岸田さんはヘンだ。
発言内容が、ではなく帽子が全く似合わないのだ。
紳士があういう場所に、ああいう帽子を冠ったまま出てくるのは良くない。
もちろんネット世界ではボロクソ。

そこで調べたら、岸井さん、癌を治療していたんですね。
しばらく見なかったのは、干されていたのではなかった。たいへん失礼しました。


ゲッソリ痩せているのはその所為だとか。
おつむの外皮(外側ですよ)に副作用が現れたので、隠すために帽子を冠った由。

初めて帽子出演をした折りに、番組冒頭で司会の関口宏さんが説明したそうだ。
事情説明を聞いてないじじぃが、誤解したのは仕方がないでしょ。

ただ岸井さんに、あの中折帽は似合わない。
帽子に気付いてから、この番組を何度も視聴しているけれど、未だに似合わない。

TBSにも衣装担当がいるはずだ。岸井さんに似合う帽子を探してあげてね。

 

ついでに書いておきます。
古民家風の部屋の窓際に、黒松の小品盆栽が置いてある。

その盆栽の枝振りが盆栽界の約束を守らず、あまりにも不格好で品格がない。
仮にハリボテにしても、盆栽の基本を押さえておいて欲しい。
これは小道具担当への注文です。

なお、この部屋、同局日曜朝の「時事放談」でも使っている。
机は変えてあるが、小品盆栽は同じもの。
交換したほうがいいと思うよ。

時事放談は朝早い番組なので、最近は見ておらず、じじぃの勘違いならお赦しあれ
写真の小品盆栽は12年もの。小品盆栽用の苗で充分です

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ややこしい計算

2017-12-13 | 重箱の隅

やっと年賀葉書を買う気になり、郵便局へ。

1束50枚を先ず購入。
去年1年間、会わなかったのに「旧年中は大変お世話になりました」なんて嘘を書く人には、今年は出さないつもり。
全面、印刷だけで、添書きのない横着な人にも出さないつもり。
そうしていると、くれなくなった人にも出さないつもり。

人生の店じまい期、付き合いは先細り。

   
へぇ~、年賀葉書って値上げしてないんだ!!! 今年も52円のままだなんて、知ってましたか?

で、残りは、これまでの失敗作や余ったものなどと、手数料を払い交換するつもりだった。
ところがだ。古い年賀葉書を新しい年賀葉書には交換できない。知らなかった。
切手か普通葉書となら、手数料を払えば交換できる。

で、賢そうな窓口夫人の言われるままに、支払いをした。
その結果がこの「領収書」▼

 

あなた、これ分かります?
じじぃには分からない。頭がくらくらする。
結局108円払ったようだが、釣銭はシッカリ貰っただろうか。

この1年で、こういう計算がややこしくなった。
もともとややこしかったのかも。

    

   年賀状作りは、まだまだやる気になりませぬ。毎年同じだね。

   現在、葉書62円・年賀葉書52円(17年12月15日~18年1月7日限り)・定型封書82円です。

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銀行劣化にご用心

2017-12-12 | 重箱の隅

土曜日の夕方、メガ銀行駅前支店へ記帳しに行った。
ATM機は釦が多いので、記帳兼自動通帳繰越専用機に通帳を挿入。

しばらくして出て来た通帳は、インクが足りなかったのか、印字が酷く薄く、老眼鏡でも読めない。
わっ!!!タイヘンだぁ、命より大切な残高が消えている!!!

慌てて2台のATM機に入れると「新しい取引はありません」。
機械はごく薄い印字でも読み取るのだ。

早速、居合わせた老警備員に抗議。

  警・・あのぅ、私は2階でやってるセミナーの受付係でして、ここの行員じゃありません。
     そこにあるインタホンで連絡したらどうでしょうか。

  森・・むかっ。

そこでATM機に備え付けてある受話器で厳重抗議。
インタフォンに出た係員は沈着冷静に曰く。

  係・・あぁすいませんね、今日と明日は休業日です。
     明後日の月曜日9時から3時の間に、窓口に申し出て下さい。何とかするでしょう。

激怒しましたね、じじぃは。

  森・・あんたふざけんじゃないよ。この寒いのにわざわざ交通費使ってやって来たんだぜ。
     月曜日は日当と交通費を出してくれるのかっ。
     だいたいだなぁ、休業日前にインクをの残量を確認しておくのが銀行の仕事じゃないのか。
     それが出来ねえんだったら、ATMコーナーも閉めとけよ。
     あんたは裏にいて、舌でも出してんだろ。隠れてねぇで、こっちへ出てこいっ。

  係・・あのう、私、大阪のATMセンターにいるんですけど......。

じじぃは絶句。
でも、そこは亀の甲より歳の効。ああいえばこういう。

  森・・新幹線は動いてんだろ。直ぐ飛び乗ればいいじゃないかっ。大阪にいるのはあんたの勝手だっ。
     それにあんたは落ち着き払って、こんな事故はしょっちゅうあって慣れっ子なのかっ。
     行員ならメガ銀行を代表してハッキリ答えろ。
  
  
係・・私はATMセンターの職員でして、行員じゃありません。
     だから、営業日のご都合のいい時に窓口に行って頂ければと........。
     ご都合が悪ければ、これから私が言うとおりに釦を押してください。通帳はATM機がお預かりします。

  森・・なんだって? 振り込め詐欺みたいなことを言うじゃないか。
     誰がこんな機械に、大切な通帳を預けられるってんだ、このドアホ。

じじぃはATM機を蹴飛ばしたくなりましたね。
でもそれをやると、きっと監視カメラに撮影され、器物損壊犯になる。
交通費日当の要求は、恐喝罪かもしれない。

今の世の中、全てそうなってるので、ぐっとこらえて傍らの警備員氏に、

  森・・ねっ、これじゃあ老眼鏡をかけたって、読めないでしょ?

  警・・あぁ、はいはい、そうですね。

じじぃは単なるクレーマーではないつもりだ。
その証拠に「こんなに巨額な残高があるのでアル」と自慢したいキモチが無いわけではなかった。
しかし残念ながら残高が消えているのだった。イノチより大切な残高が。

  

左団扇だった銀行業界は、超低金利で生き残りに必死らしい。
行員数を削り、業務を外部委託し、インク代を節約し、不採算支店は閉鎖する方針だ。
血税で蘇った銀行業界は、巨額の献金を復活したとも聞いている。

インク代くらい、経営者の高額な給料を少し減らせば捻り出せることだ。
自民党に献金している銀行業界は自民党を通じて、超低金利を続行する日銀に、圧力を掛ければ経営改善できるはず。
安倍の犬・黒田総裁による超低金利は、僅かな年金と退職金残高で生きている、じじばばの小旅行を奪った。

合理化・省力化は結構なことだが、現場の行員は泣いている。経営者にとってはお気楽な時代になった。
人件費や必要経費を削れば、生産性が上がると考えるのは、近視眼のバカである。

銀行はますます劣化して、とんでもない事件や事故を引き起こすだろう。
さぁ、利用者は泣き寝入りしてないで、どしどし注文を付けようね。
そして労働組合は立ち上がれ。

【追記】月曜日の午前中、預金課長から電話あり。

  課・・すみませんでした。読めなかった部分を印字して、郵送します。

  森・・なんですって、これは我が国の経済に関わる重大問題だ.....(以下、大袈裟なので省略します)

  結局、女子行員が来訪し問題の通帳を預かり、新しい通帳に交換することを行内で検討することになった。

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ボケる ボケない

2017-12-05 | 重箱の隅

         

通販の新聞広告に乗せられ、衝動買いしたCanon PowerShot-SX530HSは失敗だった。
この機種には致命的欠陥がある(と思う)。

液晶モニターは、被写体の代わりにじじぃの顏がバッチリ写るので、シャッターを当てずっぽうに押さなければならない。
イカニモな写真にするために、背景をボカしたいのにボケないし、自動なのにピントが合わせにくいのね。
不必要に多機能で、図体がデカく、安物のバカチョンの方がずっと使い易い。

おかげで外出の愉しみがなくなり、猫額亭に引き籠りがちで、体力気力が衰える、という副作用に見舞われている。
そして「林住記」は在庫写真か、画像検索で選んだ他人様の画像を借用する、というテイタラクです。

最近、Olympus OM-D E-M1MarkⅡのデカイ新聞広告を見て、クラクラっと眩暈がした。
見た目に恰好良く、失敗したCanon PSの時と同じように、惚れ惚れしますなぁ。

だが、じじぃは同じ失敗を繰り返さない。
そこでネットに相談。「オリンパスOM-D 欠点」で検索。

  価格.com カメラ

に辿り着きました。

ややっ!! 冒頭から「致命的欠陥」を指摘するおヒトがいる。
当然、じじぃはOM-Dは止そうと思いましたが...........。

先を読めば、これに猛然と反駁するおヒトたちもいる。いわゆる百家争鳴というやつ。
これが面白いのなんの、道を説くデブたちの揉め事に劣らぬ愉快さだ。

だが正直、無知なじじぃにはどっちが正しいのかサッパリ分からない。
ボケに憧れる素人じじぃは、どうしたらいいんでしょうか。

ご近所の電脳の神さまがカメラにも詳しい。
相談しようとも考えるが、神さまは素人に対してハッタリを噛ますのね。

ますます混乱させられる。

    

  もう一つの気になるカメラはCanon EOS-kiss9だ。
  いま不便ながら使っているカメラの前に使っていた、kiss2の後々々継機種であります。
  外観が見事に野暮ったいけれど、これなら多分、一通りは使えるだろう。

  あなた、どっちがいいと思いますか?
  どなたさまか、既にボケてるじじぃにも分かる言葉で、教えて下さいませませ。

ここだけの話ですが、最近、臨時収入がありましたので。
その経緯はいずれまた。

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楽しく老いる極意

2017-11-30 | 重箱の隅

さて、池内紀著「すごいトシヨリBOOK」毎日新聞出版・税込1080円です。
新書版の腰巻には

  人生の楽しみは70歳からの「下り坂」にあり 
  
ドイツ文学者の楽しく老いる極意 
  リタイア後を豊かに老いるヒント

とあった。
この謳い文句。しかも高名な池内紀先生のくだけた本なので、迷わず購入しました。

   

しかし初版本を読み「なぁんだこの程度のモノか」とガッカリ。
ところがいま、売れてるらしいんですねぇ。

昨日の朝日新聞の広告では、8月発売後3ヶ月で既に6刷にもなっているとか。
そして嘘か創作か、読者の感想がある。

  ・これは「すごい」内容の本。余生の送り方をこの1冊から学びました(男性76歳)。
  ・池内さんの思いに共感したり参考にしたり。考えをまた一歩進めます(女性75歳)。
  ・軽いタッチなのに深く考えさせられます(男性69歳)。

この3人、70歳前後にもなって「アホか」と思いますね。
だって書いてあることは全て当たり前のこと。
80じじぃにとっては承知していることばかりだ。

  

  ・読書してはじめて声を出して笑いました(女性66歳)。

うん、これはそのとおり。何気ない高尚さが売りだった先生にはなかった弾けっぷりだ。
でも声を出して笑うほどのものではなく、頬が歪む程度ですかね。

  

  ・感銘深き書物。色々の感想浮かび、得るところ多し(男性93歳)。

まぁ、そういう文語体的な受け止め方をするご老人もいるだろう。
特に10章「老いと病と死」を読み、いろいろな感想が浮かんだにちがいない。
この章は要するに良寛和尚の、

  ・人は死ぬときには死ぬのがいい

の様々な言い換えであり、先生なりのご提言です。
特にこれから老人の面倒を見ることになる若い人たちに、読んでおいてほしい。

   

9章「老いの旅」は、これまで旅を書く際に、誰も触れなかった頻尿対策が示されている。
「誰もがシモの問題に悩んでる。解決策は尿漏れパンツを恥ずかしがらず穿くことだ」と。

TVではジャズの綾戸智恵さん。
女だてらに「さっ、次どこへ行きまひょ」と宣言しているんだからね。

また「老夫婦の旅は気まずくなりやすい。途中は別々に、宿だけ一緒に」などとも提言
している。
この章も未熟なじじばばにはためになる

  

だが4章「老いとお金」にはいささか腹が立ちました。
お金のことをいつも考えているのは貧しい」。それはそのとおり。
だけどもそうならないための、先生の対策が不愉快なのです。いい気なもんです。

  ・小銭入れとは別に、財布に3万円を入れておく。
  ・行き先と用途別の
三つのリュックザックに、お金を5万円ずつ入れておく。
  ・これらを毎朝点検しお金を補充し、小銭入れ+財布+リュックの3点セットを持ち歩く。

あなた、こんな贅沢できますか?  
年金だけでこんなことができるヒトとは、付き合いたくありませんな。
お金をふんだんに補充可能な、売れっ子随筆家の自慢話じゃないですか。バカにすんなっ。

  

あとがきを読んで呆れた。
やはりこの本は、池内紀先生が直接書いたものではなかった。
本の題名にある「すごいトシヨリ」も、何が凄いのか分からない、と告白している。

この本は先生の雑記帳を基に、週1度の編集者と先生の質疑応答を編集者がまとめたのだ。
養老孟司先生のベストセラー「バカの壁」に似た成り立ちだったのであります。

  

   全10章は以下のとおりです。

     1.老いに向き合う 2.老いの特性 3.老化早見表 4.老いとお金 5.老いと病
     6.自立のすすめ 7.老いの楽しみ 8.日常を再生する 9.老いの旅 10.老いと病と死

   挿絵の舟は池内先生が描きました。10章目の挿絵なので、多分、三途の川の渡し船でしょう。
   表紙や本文中の挿絵は先生が描いておりますが、すごくヘタです。

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