林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

ひらけ!! 築地本願寺

2017-11-22 | 重箱の隅

地本願寺がゴツイ新聞広告を出した。何事か?とよく読むと、

  ①お墓=合同墓販売
  ②カフェ=和風カフェ開業
  ③学び=仏教関連の講座・書店・図書館など
  ④くらし=相談受付電話サービス開始

等のお知らせである。
そして④では不安・気がかりの相談や、葬儀・仏事・お墓・相続などの相談も受け付ける由。
なぁんだ、④は①を補完するのが目的じゃないか、と邪推できる。

築地本願寺は都心の一等地に、印度様式の壮麗な伽藍を擁している。
今年で創建400年にもなるそうだ。ま、いうならば仏教界の老舗大企業ですね。
その大寺院が、合同墓を売り出したのだ。

  テラ to PROJECT

だなんて恰好付けちゃって、笑わせます。
お寺だって経営が大切だから、お墓大売り出しの広告を出してもいい。
しかし老舗大寺院なら、もう少し④の不安・気がかり相談を強調すべきだった。

神奈川県座間市で、9人もの自殺志望者が、殺害された。
全国では、われわれ老人がなかなか死なず、高齢化の諸問題が起きている。
これら
は、SNSなどの隆盛を無視し、葬式と観光業に終始するお寺の怠慢が遠因、とじじぃは見ております。

  

   なお、「寺と」プロジェクトについては、ありがたい説明文が載っております。
   バチが当たるといけないので転記しておきます▼ 期待しましょう。

     「寺とブロジェクト」
     それはお寺が、みなさまの人生に、くらしに、寄り添う取り組み。
     お寺本来の役割を、いまの時代に合ったカタチに。より多くの人へ。新しい築地本願寺に、どうぞご期待ください。

   写真は「墳丘からの眺め」さまからお借りしました。重要文化財・築地本願寺の詳細が分かります。

   171122


車椅子まかり通る

2017-10-30 | 重箱の隅

飯能市郊外にある駿河台大学へ行くスクールバスは、大学祭が開催中のため混んでいた。
先に出たバスに間に合ったのだが、学生に席を譲られそうだ。それが癪で次のバスを待つことにした。

誘ってくれた唸りクンと、行列の先頭で次のバスを待った。
20分後、バスが来る直前、車椅子の母親と息子がやってきた。何の挨拶もせず、二人のじじぃの前に割り込んできた。
少しムッとしたけれど、紳士としては場所を譲るのは当然のこと。まぁいいやと思った。

  

バスが停車し、乗車口の扉が開いた。
運転手とバス停にいた整理員のおじさんが、乗車口の床から鉄板を引き出し、車椅子が登れる坂道を用意した。
あの仕掛けを初めて見たけど、見事なものです。

運転手が車椅子を押し、母と息子は車内に入った。
続いて乗車しようとしたら、おじさんに慇懃に制止された。そりゃそうだよね。

母親を座席に着席させ、安全ベルトで身体を確保し、車椅子を座席に固定する作業が残っていたのだ。
二人のじぃさんは、なるほど安全のためにそこまでやるんだなぁ、と感心した。

ただ同時に驚いた。息子は一連の作業には知らん顔。運転席隣の先頭座席に着席し、スマホを弄っていたのだ。
普通こういう場合、作業に手を貸すか立ち合い、母親の隣の座席に座るのではないか、と思った。
呆れたね。そしてだんだんハラが立って来た。

  

講演会の後、唸りクンと共に、飯能駅行きスクールバスの行列に並んだ。列の途中に車椅子に乗ったお婆さんがいた。
10分ほど待つとバスがやって来たが、朝遇った二人がまた先頭に割り込んできた。

係員が二人、列の途中にいた車いすのお婆さんを、二人の次に案内し、朝と同じ作業をした。
息子は朝と同様何もせず、朝と同じ席に座り、またスマホだ。

この間、われわれは10分少し、本降りの雨の中で待たされた。
車椅子のお婆さんは周りに会釈をしたが、後から来て先頭になった母親とバカ息子は朝と同様に、当然の権利顔だった。

飯能駅前に到着し、じじぃは降車する時、バカの前を通った。
へなちょこ野郎だったので、ヤツの足を踏んづけてやろうとしたけど、あの席、床から高く、足が上がらなかった。
2台の車椅子より先に降りたので、後がどうなったのかは知らない。

   

大学祭(駿輝祭)へ行ったのは、国際弁護士と言われる八代秀輝さんの講演を聴くためだった。
広い講堂はじじばばでほぼ満席。あの車椅子の母子もどこかに紛れ込んだのだろう。

八代弁護士の1時間の講演は「知っていると得する法律の豆知識」だった。
八代さんの準備は万端だったが出来はイマイチで、じじいは眠りに落ち、何も覚えていない。

しかし、講演後30分間の質疑応答は、ざっくばらんで愉快だった。

偉ぶらない剽軽なお人柄はTBS-TV「ひるおび」で見るとおりだった。
もっと場数を踏み、講演技術を高めて欲しいところだが、そうすると肝心の弁護士の仕事はどうなるんだろう。
余計なお世話かもしれないが、唸りクンと仕事のやり繰りを議論した。

  あ、それから、車椅子利用者をヒハンする記事になりましたが、じじぃは謝りませんからね。
  障碍者だって、じじばばだって、周囲への感謝と気配りは必要だ、と思ってます。

   171030


おにぎりよりおむすび

2017-10-27 | 重箱の隅

3大コンビニのおにぎりです。海苔が湿らないように、セロハン紙に入っている。
あれ、すごい発明だと思う。

でもね、じじぃはパリパリした海苔が嫌いなの。
海苔はご飯に、シッカリとへばり付いていて欲しいんだ。

それに「おにぎり」という呼び方は、ナマナマしく、ロボットによる大量生産品を連想する。実際、そうなんだろ?
やはりおにぎりは、心が篭もった「おむすび」と呼びたい。縁を結ぶ、とも言うからね。

中の具はマヨネーズやツナやシ-チキなどは邪道で、梅干しかおかか、塩辛い昆布の佃煮がいい。
あ、それから、沢庵を忘れずにね。

  

  今朝のTVによると、おにぎりにはラップ派とアルミホイル派がいるとか。
  見た目はラップが勝るけど、味や衛生上はアルミホイルがいいらしい。

  おにぎりの写真は、3大コンビニの味較べをした「しらべぇ」さまと、おにぎりとおむすびの違いを探求した「雑学com」さまから。
  たくあんは山形県東根市の「寿屋寿香蔵」さまから拝借しました。

  171027


お訴え

2017-10-18 | 重箱の隅



国営放送は候補者の政見放送に占領されている。
受信料を返せ。

政見放送はウソツキがウソをつく有害無益な放送なので、直ぐチャンネルを変える。
ニュースは見た方がいいかと思うので見ていると、ウソツキたちに共通する言い回しに気付いた。

  お訴えさせていただきます

である。「お訴え」は党派に関係なく、すべてのウソツキに共通した言い回しだ。
お訴えされる度に、じじぃは急に居心地が悪くなり、背中が痒くなり、肛門がムズムズする。

  

今朝もまた、新聞に候補者一覧広告が載っている。
国難なのにみんな笑っていて、お笑いタレント一覧のようだ。実際、お笑い草のセンセイが多いからね。

こちらも党派に関係なく、全員が名前に平仮名を使っている。
物集とか東海林とか五百旗頭のように難しい名前や、流行りのキラキラネームならやむを得ない。

だが、東西南北のように、誰もが読み書きできる名前を平仮名にするのは、有権者をバカにしている証拠だ。

事実、センセイたちのウソを直ぐ忘れるバカが多いから、しょうがないけどね。

171018


ノーベル文学賞

2017-10-10 | 重箱の隅

日系イギリス人小説家、カズオ・イシグロは以前から知っていた。名前だけだけどね。
ノーベル文学賞を受賞したことで、東京では号外が出たようだ。ロンドンではどうなんだろうか。

荒涼たる風景、石造りの大邸宅、英国貴族、英語を話す老執事など、イシグロは別世界のこと。関心は全くなかった。
だが報道でイシグロを少し知った。綬賞に驚き、素直に喜ぶ姿を見ているうちに、イシグロが好きになってきた。

翻訳を意識して困難な表現を避ける、と言うイシグロの姿勢は、僭越ながら森生と同じでアル。
自分の小説には日本の「もののあわれ」の影響がある、との発言もイイネ。

イギリスで最も権威あるブッカー賞を受けた「日の名残り」は何頁になるのだろうか。
ジェーン・オースチンとフランツ・カフカを混ぜ、マルセル・プルーストを少し加えるとイシグロになる。
だなん言われると、じじぃはメマイがする。


でも、もちろん日本語訳で、活字が大きい文庫本で、250頁くらいなら読んでみてもいい。

村上春樹クンは、今年もまた受賞しなかった。
想定外の授賞に、村上本とイシグロ本を入れ替えるのに大童になった本屋は愉快だ。

集まって騒いでいたハルキストたちは、贔屓の引き倒し。
ウィンドウズの発売にそっくりな、新作の販売手法は如何なものか。
何かとキザな発言をし、国際派気取りのハルキよりカズオがいい。

風景写真はこちらから拝借しました。

171010 


元号と縦書き

2017-08-31 | 重箱の隅

明治・大正・昭和・平成。
次の元号は?

元号はややこしい。昭和から平成に替り、年齢や期間計算がごちゃごちゃし、敵わない。
役所への諸届は元号を使い、新聞は西暦優先のようだ。

実は森生だって西暦派です。

今上が退位されると新しい元号になることになっている。
これに反対し元号を廃止しようという一派もあるようだ。

でも森生は元号派です。

世の中、何もかもを合理化することには異議があります。
窮屈でしょうがない。だってニンゲンだもの。

だから役所を含め一般には西暦を使い、元号は花鳥風月業界やウォータービズ業界で使えばいいのではないか。
森生も西暦を使うつもりだが、時々、元号を使ってみたいのである。

縦書き横書き問題も同じです。
森生も横書きにするつもりだが、時には縦書きにしてみたい。

  ・降る雨や昭和は遠くなりにけり
                .............森生

170831


あさってな防災訓練

2017-08-25 | 重箱の隅

明後日、27日日曜日の朝、団地で大地震を想定した大掛かりな防災訓練が行われる。
大地震は午前8時に発生する。

14世帯を代表し班長にされている森生じじぃが、自治会から指示されている任務は以下のとおりです。

  あらかじめ配布されている「戸別安否確認票」を手に、戸別に安否確認を開始する。
  門前に立つことになっているその家の代表者に、家族の人数と安否を確認する。
  その結果を、近所の小公園に待機する自治本部役員席に報告する。

      自治会本部は各小公園が集計した結果を、1時間かけて集計分析し、市役所に報告するらしい。

末期高齢者に仕訳されたじじぃ班長にとって、これが簡単なようで難儀なんですな。何故なら、

  担当街区は他の平坦なハモニカ街区より遥かに広く、飛び地まである。
  しかも全戸を1周するには上り坂・上り坂・下り坂・下り坂、下り坂・上り坂を通過しなければならない。
  戸別に安否確認を済ませ、
小公園に馳せ参じるには、また同じ上り坂・上り坂、そして新たに緩い坂を経由する。

  小公園へは、猫額亭から直行するだけでも10分は必要だった。
  じじぃは心臓に問題がありあまり急げない。途中、心筋梗塞で死んだら、労災は適用されるのだろうか。

  そもそも班長を、各戸の代表者が待ってるわけがない。
  うちの班はね、
寄付金にも大掃除にも協力しないお宅ばっかりなのよ。涼しい家の中で、知らん顔してるはずだ。

本当に大地震が発生したらどうするのか。
こんなのんき
なことはやってられないはずだ。

じじぃ班長は、大破した猫額亭で腰を抜かしてるだろう。
自治会館は倒壊してるかもしれない。会館を開けているのは月水金。報告を受け付ける役員も被災し無人だろう。

わが班に怪我人がいたらどうするのか。安否確認の結果報告より、怪我人の救出と手当が優先だ。
それに避難所の運営体制の確立も急がなければなるまい。そもそも避難所は、公民館か小学校か中学校か、どこなんだ。
安否状況の集計分析は地震発生から数日後でいい。

防災訓練後、全班長は団地のてっぺんにある公民館に集合することになっている。
そこで、ジャッキアップ訓練や応急救護訓練が行われ、防災ビデオを見るんだとか。
これこそが防災訓練で、8時からのバタバタは「安否確認報告訓練」ですな。

起こりうる事態に即した防災訓練と避難訓練は必要だと思う。出来る限り協力したい。
だが、こんな大して役に立たないままごと防災訓練はごめんだ。

猛暑の中、昼時まで付き合わされ、じじぃにはしんどい半日になると思う。
自治会なんか退会すべきだった。だれもが善意でやっている(はず)だけに、困ったものだ。 
明後日は局地的に激しい雨が降らないかななぁ、と念じるか。

  これ「なまずん防災袋」です。詳しくはこちらから。

                    170825B


ひまわり

2017-08-10 | 重箱の隅

朝、目覚めた時の関心事は、今日のお天気である。
国営放送の気象予報士は、毎朝暑さに明るく茹だっている酒井千佳子さんと、外れても余裕しゃくしゃくな平井信行君だ。

このふたり、どういうわけか雨は「パラパラ降る」んですな。
今朝だって、酒井さんは「しとしとと降る霧雨」なのに、やはり「霧雨がパラパラ降って」いた。

ま、それはいいとして。
今朝、酒井さんは埼玉県の某「ひまわり畑」に実況中継に出かけたのに、「菜の花畑」とご報告。
渋谷のスタジオにいる女子アナに指摘され、やっと「ひまわり畑」に訂正するお粗末。

ま、それもいいとして。
ひまわりを「向日葵」と書くことをご存じだろうか。
そして、漢字で書くとおり「ひまわりの花は太陽を追いかけ、ぐるぐると首を回す」という「常識」も。

ところがじじぃが観察するところ、この常識は間違いですね。
実態は、ひまわりの花は太陽に顔を背けている。写真をご覧になればお分かりと思う。

 

向日葵と決めた昔、ひまわりは向日葵だった。
しかし最近の厳しい暑さに目が回り、太陽が嫌いになったのかもしれないね。

170810B


夏のスヌーピーフェア

2017-07-27 | 重箱の隅

いま、駅のそばに開店したコンビニで「夏のスヌーピーフェア」をやっている。
フェアにはスヌーピーの絵皿2枚やトートバッグほかスヌーピー関連のいろんな景品があるらしい。
森生は、皿は売るほど持ってるのに、スヌーピーペアプレートが欲しくなった。

ペアプレートをゲットするには、指定商品に貼ってあるシールを、期限までに40枚集めなければならない。
これ、対象商品が限られているうえに、品切れが多く、なかなか困難なことだ。

だからスヌーピーペアプレートをゲットするために、このコンビニにはなるべく毎日通うことにした。
夏の運動不足解消にもなるしね。

しかし、奮闘努力の甲斐あって、あと5枚を集めればいいところまで漕ぎ着けた。
ペアプレートは全員にくれるので、いま、ラジオ体操に通っていた昨年の夏のように、ウキウキしている。

   

店に通っているうちに、スヌーピートートバッグも欲しくなった。

こちらはシール40枚のほかに、「スヌーピーシール5枚分補助券」が必要のようだ。
店頭に置いてある説明パンフを読んでみたけれど、仕組みが難解で、何回読んでもサッパリ分からない。
店員に質問しようにも忙しそうだ。それにまだ仕事に不慣れなようで、尋ねたって答えられまい。

  

そこで説明パンフを読むことは諦め、本部事務局に問合せをした。

事務局は0120だから、慎重に、耳の穴をかっぽじくって、教えてもらったが、それでも分からない。
ポンタカード提示が前提だとか、レシートにスタンプが必要だとか、月間10日以上の買い物か条件とか、敷居が高い。
短足じじぃには到底跨げない高さだ。

複雑極まる仕組みを理解し、対象商品の少なく、期限があり、しかも先着50人限りのようだ。
トートバッグはじじぃにとって高嶺の花になった。若い奴らはともかく、じじばばには越えられない壁だ。
このコンビニに、じじばば歓迎されていないな、と思った。

トートーバッグはもぅ諦めよう。そして、毎日行くなんてことは止めよう。
この頃、何かと諦めることが多いなぁ

  

   いちばん上のお皿は、去年のフェアの時のもののようで、今年のお皿は下の2枚です。
   欲しかったトー
トバッグは▲です。

   170727


スマートカジュアル

2017-07-20 | 重箱の隅

毎日、そうめんやワタミの宅食だけでは、生きてる甲斐がない。
たまには、夕食くらいシッカリしたものを食して見みたいので、新聞に折り込まれるチラシを、毎日、点検している。

......と、あった!
裏も表も黒い紙面に、アラブ・地中海料理と称する、豪華な料理の写真がズラリと並んでいる。
店は隣まち飯能市の飯能河原に近く、全面ガラス張りの瀟洒な建物らしい。室内105席、藪蚊が多いテラス52席、と大きい。
店の名前はCAR〇〇〇〇。全部アルファベット。

ただ、じじぃには財布の都合があるので、いくらくらいかかるのか知りたいが、どこにも値段は載ってない。
しかも隅の方に小さく「◎ドレスコード:スマートカジュアル」とある。
入店する際に服装検査があり、服装はスマートカジュアルでなくてはならない、ということらしい。

カチンときたね。

冗談じゃないよ。この連日の酷い蒸し暑さにげんなりし、服装なんか構っていられるか、ってんだ。
だいたいスマートカジュアルっていう服装は、具体的にどんなものになるんだぇ?
その他「◎夜は子連れは遠慮せよ」だ。

日高や飯能で、お高くとまった飲食店を開店するなんて、勇敢にもほどがある。
値段を気にせず、服装にも気を配る、限られた客層への広告なら、新聞折り込みチラシでなく、戸別訪問で集客しろ、てんだ。

新しい飲食店は歓迎したい。
しかしこの店がこの営業方針のままで、1年もつかどうか興味がある。

170720


青森産・まっしぐら

2017-07-06 | 重箱の隅

日に一度はチラシを前にして、おばさんになる今日この頃。
今朝は一日限りの特売品が目についたけど、

  青森産 まっしぐら5kg 1,398円

ってなんなんだ?  ▼ねっ。

  

で、困った時はネット検索。........ 青森県産お米の銘柄だった。

生産者は「生真面目に、味と品質を追求した」と自慢してるけど、ほんとかなぁ。
それに「まっしぐら」だなんて、いかにも農協紳士の命名のようで、あまりにも古くさく、おじさんじみている。
ここはやっぱりイマ風に、カタカナ名前にしないと売れないと思うよ。

それにozamさんは「青森産おいしいおこめ」と書いてくださいね。
明治さんだって「おいしい牛乳」を売ってるんだ。

おばさんじじぃは、普段から、研がずに炊ける「無洗米・あきたこまち1kg」にしている。
特売値段は900円後半だけど、まっしぐらは5kgだぞ。う~む。

  

       写真は青森県の穀倉地帯、津軽平野です。行きたいなぁ。
       あらら、悩んでたらもう6日だ。

       まっしぐらのお求めはこちらをどうぞ。

       170706


ございます

2017-06-29 | 重箱の隅

国会の質疑で違和感を覚える発言がある。

  思ってございます  感じてございます

という言い回しだ。

語学者が国会議事録で調べたら、初出は47年衆院で役人が使った。
その後人事院幹部が使い、今世紀に入り激増したらしい。

ございますは永田町専門用語ではなく「過剰な丁寧化現象の一つ」と言語学者は言う。

疑惑を残したまま国会は閉じられた。
有権者の一人として、この国の政治のありように甚だしい違和感を覚えてございます。

以上は6月21日付け朝日新聞・天声人語のあらましです。

実は不肖森生もございます多用に違和感を覚え、林住記に書くつもりだった。
先を越され残念だが、言語学者と天声人語氏のご高説に賛成する。

ございますの多用に気付いたのは、原発事故後、毎日行われた記者会見だった。
あの時、東電広報担当部長は「ございます」を連発した。

森生は違和感を感じると共に「あ、この部長は嘘をついてるな」と思ったものである。
その疑念は、最近の国会での質疑応答にも感じられる。

だから天声人語に「そのほか嘘隠蔽現象の一つでもある」と書き加えたい。

  

  それからもう一つ、ございますを使う耳障りな言い回しは、

     そうでございます

  である。
  これはあのデヴィ・スカルノ夫人がもっと美しかった頃、多用したので気付いた。
  今でもセレブ気取りの人たちに、結構使われている。
  正しくは、

     さようでございます

  だと存じますが、いかがでございますか?

  猫の写真は、猫の気持が分かるブログさまからお借りしています。

  170629


2017-06-22 | 重箱の隅

支持率下落に慌てた安倍晋三が、反省とお詫びの記者会見を行った。
お坊ちゃまは、じっとガマンできないのである。

ぺらぺらと反省し、お詫びもしたが、安倍晋三の言葉に真逆の意味があるから、編まされないことだ。
金子勝先生が「安倍晋三は息を吐くように嘘をつく」と書いたそうだが、安倍晋三は嘘とは思っていないのだろう。
言葉の意味することをキチンと学んでいないので、いい加減に、言葉を発しているだけなのだ。

反省も謝罪も出まかせであり、結局、嘘になる。
そこんところは朝日新聞が詳しいので、熟読して下さい。

安倍内閣支持率が少し下がった。終わりの始まりなら良い報せだ。

170622A


アウフヘーベンとか

2017-06-14 | 重箱の隅

勝手にどんどん決めてしまう自民党が「決められない」とヒハンする小池百合子都知事。
またカタカナを使った。

  市場移転を判断するには、アウフヘーベンが必要です。

TVの解説では、アウフヘーベンとは、ドイツの哲学者ヘーゲルが言い出した言葉で、

  対立する二つのものを高いレベルにして解決する。

という意味だとか(TV朝日・羽鳥モーニングショー)。
あなた、これで分かりますか? じじぃには分からない。
そこでネット検索をしてみて、一番検索数の多いwikipediaです。

  止揚(以下なんたらかんたら)

これも分からないですね。
次に続く他の説明も、お手上げです。

小池百合子さんは、何かといえばカタカナ言葉を多用する。
例の「都民ファーストの会」もそうだ。
だがこちらは経過を
よ~く見ていれば「自分ファースト」だったことが分かってくる。

森生はカタカナを多用する人を信用しない。安倍晋三も同じだ。
バウムクーヘンや写真集に、騙されないようにしよう。

   

  小池さんが発した「クールビズ」は、男たちの身なりを、夏だけでなく1年中だらしなくした。
  都議選直前に出版した「小池百合子写真集は」をお求めの方は、勝手に探して下さい。

  170614


セレモニーホール見学

2017-05-26 | 重箱の隅

うなり君に誘われ、狭山市にあるセレモニーホールを見学した。
見学会はうなり君が加入している互助会が主催した「施設見学会並びに講演及び食事会」という大層なもの。
セレモニーホールとは葬儀会場のことで、互助会が直営している。

森生は葬式もお墓も要らないが、葬儀会場をじっくり見たことはないし、松花堂弁当が出ると聞いたので行くことにした。

  

施設見学は10人ずつ5班に分かれて、葬式コーディネーターが付き添い、詳しく説明してくれた。
式場・食堂・遺体安置室・遺体冷蔵保管室・定員10人の宿泊室など、すべてが明るく清潔で趣味がいい。
互助会会員なら、葬儀費用が大幅割引になるようだ。

講演は浄土真宗の本物の住職が、面白おかしく脱線に次ぐ脱線。
最後をお釈迦さまのお言葉「不平不満の原因は自分の心の持ちようにある」で締めくくったのは流石である。

   

最近、家族葬が多い。葬儀をせず直接火葬場に遺体を移送し火葬にする直葬もあるそうだ。
セレモニーホールとしては由々しき問題で、何とかしなくてはならない。

そこで対策として、別途、結婚式場ビジネスを始めたそうで、セレモニーホールの説明の合間に、結婚式場の説明が多かった。
だが参加者はすべてばばじじ。費用は親や祖父母が負担するとしても、式場選びは若いカップルのはず。
葬式場を見に来たじじばばに、結婚式場の宣伝は、マーケティングとして如何なものか。

それに松結婚式場の厨房で用意したという松花堂弁当は、視覚的には合格でも味が頂けない。
結婚式場の板長氏はもっと勉強しないと、逆効果になると思う。

  

設備は立派。職員は良く訓練されていて好感が持てる。見学会の運営は松花堂弁当を除き、完璧だった。
しかも解散する際、焼菓子や話題のエンディングノートなどのお土産を下さった。
これを機に、具体的に終活をはじめなくては、と思った。


このセレモニーホールについて、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

170526