築地本願寺がゴツイ新聞広告を出した。何事か?とよく読むと、
①お墓=合同墓販売
②カフェ=和風カフェ開業
③学び=仏教関連の講座・書店・図書館など
④くらし=相談受付電話サービス開始
等のお知らせである。
そして④では不安・気がかりの相談や、葬儀・仏事・お墓・相続などの相談も受け付ける由。
なぁんだ、④は①を補完するのが目的じゃないか、と邪推できる。
築地本願寺は都心の一等地に、印度様式の壮麗な伽藍を擁している。
今年で創建400年にもなるそうだ。ま、いうならば仏教界の老舗大企業ですね。
その大寺院が、合同墓を売り出したのだ。
テラ to PROJECT
だなんて恰好付けちゃって、笑わせます。
お寺だって経営が大切だから、お墓大売り出しの広告を出してもいい。
しかし老舗大寺院なら、もう少し④の不安・気がかり相談を強調すべきだった。
神奈川県座間市で、9人もの自殺志望者が、殺害された。
全国では、われわれ老人がなかなか死なず、高齢化の諸問題が起きている。
これらは、SNSなどの隆盛を無視し、葬式と観光業に終始するお寺の怠慢が遠因、とじじぃは見ております。
なお、「寺と」プロジェクトについては、ありがたい説明文が載っております。
バチが当たるといけないので転記しておきます▼ 期待しましょう。
「寺とブロジェクト」
それはお寺が、みなさまの人生に、くらしに、寄り添う取り組み。
お寺本来の役割を、いまの時代に合ったカタチに。より多くの人へ。新しい築地本願寺に、どうぞご期待ください。
写真は「墳丘からの眺め」さまからお借りしました。重要文化財・築地本願寺の詳細が分かります。
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