林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

下り坂

2017-12-15 | 風に吹かれて

寒かったので、買い出しは徒歩で、山の向こうのスーパーに出かけた。

買物難民が住む団地内は上り坂が続き、山道は下り坂である。

西武鉄道が周囲の山を削り車両基地を造成した。その残土で谷を埋め、狭い山道を明るく広い道にしてくれた。

しばらくぶりに歩いてみると、木立は勢いをぶり増し辺りを暗くしていた。

猪が道を荒し、雨水が道を穿ち、石ころがごろごろしていて歩きにくい。

地面は乾かず滑りやすい。下り坂の方が危なっかしく、のんきに歩けない。

買い出しを済ませ、落葉を踏みしめ坂の上の団地に帰る買物難民に遇った。

山道は国道299号線に合流する。そこにはスーパーもドラッグストアも、猪が突っ込んだ百均もあるのだ。

暗く寒い山道を下りきると、西武の車両基地を跨ぐ陸橋があり、視野が広くなる。

日没が近い。帰り道はもと来た道でなく、物凄く遠回りになるけれど安全な道を飯能駅に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飯能駅からは、バスで帰ってきました。大旅行でした。

写真は12月3に撮りました。

171215 



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