鎌倉の若宮大路にある豊島屋の「鳩サブレー」が好物である。
ちょっと高いので、缶入りでなく紙袋入りのものをよく買う。
旨くて、軽くて、嵩張って、手土産には最適である。
母が元気な頃、月に1度豊島屋本店でやるキズものの売り出しに、朝早く出かけて沢山買い、みんなに分けてくれたものだ。
キズものといっても、ただ割れているだけで、不二家と異なり中身は全く問題が無い。
水を使わず牛乳だけで材料の粉をつなげるから、割れやすいのだそうだ。
鳩サブレーを食べる時、サブレーをセロハンの袋の中で細かく砕いてから、かけらを一つずつ取り出して食べるのがいい。細かいかけらをその辺に撒き散らさないで済む。
セロハン袋に残ったかけらは散薬のように飲めば、無駄がない。(情けないね)
姉が送ってくれた「鳩ずくし」を食べ終わってしまった。
池袋に出たら、東武百貨店で買おうと思っている。
バレンタインチョコ? あんなもの、フン、だ。
おまけ。
小さな貝殻の形の落雁の「和賀江島」もなかなかのもの。
画像は「鳩ずくし」の缶にはいっていた那須良輔の絵。豊島屋HPに多数掲載中。
もう一つ。
鎌倉市内のビルは低層で揃えている。八幡宮の石段の一番上に合わせたと言われるが、実は40年も前に、鎌倉商工会議所会長だった豊島屋社長の提案で、豊島屋ビルの高さに合わせた由。お蔭で、若宮大路の景観は、しっとりと落ち着いて麗しい。
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