箱根山大涌谷の小規模噴火。
気象庁は「ごく小規模な噴火」としているが、怪しいと思いませんか?
確か29日、駐車場の車に「僅かに降り積もったモノを発見」と発表し「水蒸気が吹きあげた周囲の泥土など」と説明した。
その後、神奈川県西部(箱根山の西)を震源とする震度3の地震があったはずだ。
そして30日の「ごく小規模な」噴火である。
矢鱈に「ごく小規模な」を強調し、自信がなさそうな気象庁の課長は、何かを隠している。
いや、先のことは殆ど何も分からないのかも。
(以上の推移は森生の記憶なので、違っているかもしれません)
29日から火山性地震が増えているそうだ。
マグマの上昇は確認されておらず「今後も水蒸気爆発の可能性が高い」由。
溶岩が噴出さない水蒸気爆発でも、御嶽山では大きな被害になった。
磐梯山は、明治時代に山が半分吹っ飛び、檜原湖・五色沼他の湖沼群が生まれた。溶岩噴火はなくても油断は禁物である。
観光業者には気の毒だが、「ごく小規模な水蒸気爆発」などと遠慮している場合ではない。
同じ火山帯に連なる富士山はどうか。
じじぃが気にしても仕方ないけれど、大いに心配だ。
いま住んでいる団地は、噴火や浸水の恐れはない。
だが、造成地の中の埋立地である。猛烈な雨による地滑り、大地震による液状化を否定できない。
実際、わが猫額亭のあちこちに現れている隙間や歪みは、安普請の所為だけではあるまい。
大雨により、床上浸水や土砂崩壊が全国各地で多発している。
被害に遭われた高齢者は如何に対処し、どう生活を再建されるのか。
これまでは幸運にも自然災害には遭遇していない。
長生きも考えものですなぁ。
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絵は中川一政「箱根駒ヶ岳」。大涌谷は画面左外、神山の裏側にあります。
下は、小倉遊亀「晴巒」です。
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