この頃体調が心筋梗塞を起こした頃に似ている。
何をするにも面倒くさく、家へ帰る坂道ではおばさんに追い越され、路上観察を装い2度も休憩しなければならない。
そういえば、あの大騒動からそろそろ5年目だ。
8月の検診で「正常」といわれたが、最近になって報告書を細かく点検すると、基準値を超えた項目がいくつもある。
血圧は日増しに上がり、喉はイガイガ、お叱呼は近く、肩は凝り、しょっちゅう眠いのに、食欲だけはある。
診断をした近所の病院の若井週一先生に報告書の中身を詳しく質問したら、結局あんにゃもんにゃでわけ分からん。
ヒポクラテスの誓いは何処へ行ったんだぃ? 医大では患者との会話術も教授してほしいものだ。
森生さんのように百近くになれば、検査値がこれくらいになるのは当たり前ですよ。
お医者さまでも草津の湯でも治りませんね。現実をあっさり受け容れて、毎日、楽しく暮らしましょ。
そうすれば、検査値は改善されるかもしれませんがね。
とでも言ってくれれば諦めもつくが、「それじゃ国際医療センターで詳しく検査しましょ」だと。売り言葉に買い言葉だ。
それでも二日がかりで大病院への紹介状を書いてくれた。
翌日、210翌円払って受け取った紹介状は、なにやら分厚く、シッカリ封がしてある。
多分、森生のことを、疑い深く、僻みっぽく、けちんぼで、せっかちで、ヤなじじぃ、とでも書いてあるのだろう。
封がしてあるから余計に覗きたくなるのだ。別に隠すことはないと思うよ。
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頼りないったらありません。この先どうなりますやら 神のみぞ知る、でしょうか。
森生さま、お大事になさってくださいませ。
もぐらたたきのように次々と
ではなく この頃は同時ですからね
ま 無駄な抵抗はせず 成り行き任せにしておりまする
毎日が 未知の領域で 楽しむほかはありませんよ