川越市立美術館は空いていた。
時々いい特別展を開く、小さいけれど寛げる美術館だ。
駅から遠いのが欠点だが、環境は抜群。途中の長い道中も小江戸川越だけに道草を楽しめる。
今回は「トリック・アートの世界-だまされる楽しさ-」だ。
上の画像は高麗公民館に吊るしてあったちらし(だから左上に穴が開いている-細かいね)だが、油絵ではなく、彫刻ではなく、置物ではなく、要するに3次元オブジェ、とでもいうのだろうか、机の上に鎮座していた。
........のっけから騙されていたのであるな、これに。
展示作品は2次元のもの、つまり絵が多い。
夫々異様に細密で、作家、画家かな、の健康が心配になるほどだ。
作品の傍にある意図・技法等説明書をよく読まないと、アホラシ、ということになるが、とっくり読んで、トックリ観れば、アー、と納得するトリックアートな展覧会だった。
平面に迫真の水滴を散らした誰かの絵は、近寄ると立ち上がる監視役のご婦人がいなければ、触って確かめるところだった。説明書を読んでも、?、だった。
この特別展の企画趣旨や内容などを報告することは、森男の手に負えない。ちらしの裏側を貼り付けます▼。
●注文がある●
美術館自前のHPが無いのだ。
川越市のHPにぶら下がっている美術館の記事はおざなりで、やる気が無い。
折角の美術館に折角の特別展だ。
誇り高き川越市民有志は、美術館独自のHPを作成するために、
力を貸して上げて頂きたいものだ。
それに、川越出身の相原求一朗の常設展示室を無料にして下さい。
いい作品が並んでいたが、入口から覗いて、済ませました。
早く着いたので高尾の街なかを撮り歩きしていたら
トリックアート館の看板を見つけました。
入りたかったのですが時間が無くて入れませんでした。
「カニ送りつけ商法」には騙されませんが「トリックアート」には
騙されてみたいもんです。
観ていて、アカチバラチ!、でした。
6月15日(日)迄です。
月曜休館です。
隣の市立博物館と近くの川越城本丸御殿もお勧めです。
予めHPで確認して下さいね。