閑話休題。
佐野洋子さんが亡くなられた。
「役に立たない日々」に余命2年、と書いていたので、いずれ、と思っていたが惜しい。
これまで、佐野さんには関心が無かった。
書評で、「役に立たない日々」は抱腹絶倒の面白い本、と紹介されたので、題名に惹かれて買った。
確かに面白かった。ぶっきら棒、投げやり、キツイご性格に見えて、実は繊細で優しい感性が立ち上がる本だった。
飾らず、物事の本質を見据えている人だ、と感じた。
本の感想などを口にしない姉に送ったら、大喜びをしてくれた。
姉も大笑いしたそうだが、本の内容は、実は苦い苦い笑いである。
自分のことを「もう役に立たない」と思っているご同輩には、是非読んで頂きたい本です。
周りのことに引き摺られて、漂っている若い方々にも、ね。
合掌。
101106B
残念です 淋しいです
今も 図書館に予約の本が届いています
明日取りに行ってきます
名言至言に溢れている と腰巻に書いてある「覚えていない」をまだ読み終えていません
しっかり読もうと思います
誰もが亡くなると褒められますが 佐野さんだけはホンモノと思います
残念です