林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

春画はスゴイか

2013-12-04 | あらら!

11月号の特集は、ほのぼのとスヌーピーだった。
12月号の特集は、がらりと変わって、大英博物館が選んだ、わがニッポンの「春画」である。

芸術新潮によると、’大英博物館の「春画」展がスゴイ!’んだそうだ。
ほんとにスゴイかどうか、どこがスゴイのか、何はともあれ読んでみた、というか見てみましたよ。

......... ふ~ん、なるほどね、う~む。

まぁ、どうってことなかったです。確かにスゴイ。スゴクでかい。でも、それだけ。
ここだけの話ですが、近頃、ちっとやそっとのことではビクともしませんな。

悲しいことに、芸術への感性は加齢と共に大分衰えたようであります。

ただ、こういう展覧会を企画し、実行した大英博物館はスゴイ。
こういうアカラサマを、芸術の域にまで高めた江戸時代のご先祖さまもスゴイ。
「日本に持ってくか」という話はあるが、それは現場レベルでのこと。上に持ち上げる内に全て立ち消えになるとか。

確かに石破茂センセイから、「春画はわが国の公序良俗に対するテロ行為である」と、恫喝される恐れがある。
それにこの手のモノは普通、特定秘密として保護し、楽しむからスゴイのであり、白日のもとにドーンと晒しちゃぁね。

     

     毎月観察していると、芸術新潮はそれほど売れる雑誌ではない。
     だけど普段は平積みにされてるのに、12月号は棚に3冊しか残ってなかった。
     編集部は「してやったり」と喜んでるにちがいない。

     それ行け、ご同輩。

      131204



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (志帆)
2013-12-05 18:26:20
森生さまのご見解、なるほどと了解いたしました。
わたしもちっとやそっとでは驚かなくなりました。歳を取った証拠ですね。
返信する
剥がれ落ちて (森生)
2013-12-06 11:59:51
志帆さま
全くそのとおりです
恥も外聞も 遠慮も気配りも 熟慮反省も いっとき身にまとった余計なものは さっぱりと剥がれ落ち 丸はだかになりました
怖いものもなくなり 滅法気が強くなりました
赤ちゃんに 戻ったのかもしれませんね
返信する

コメントを投稿