林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

カマキリ夫人

2008-10-13 | うわごと

 

ひなたぼっこをしていたら、隣でカマキリもしてやがる。
朝晩はメッキリ寒くなったからね。

乾してあるタオルケットに乗っかってるけど、まさか森男と同衾するつもりじゃないよな。
カマキリはそれの後、相手の♂をアタマから食べちゃう、とか。
もうそれはしないから、春まで同棲かぇ?

カマキリ夫人は、ご面相が太郎クンに似ていて、ヤ。
ワタシは逃げません、なんて強がりは止せ。アッチへいってくれ。

太郎クン

こっちを見るな。

この前はカメムシに添い寝されて、往生した。
鼻、曲がってしまった。もう少し上等のフレグランスを付けて貰いたいものだ。

一郎クン

そばへ寄るな。

五月みどりさんは、何故2週休んだのだろう?
悠里さんがイジメたのだろうか?

昨夜は木枯らし一番だった。
よく眠れなかった。


鉄道博物館

2008-10-11 | 風に吹かれて

「鉄道博物館」に小さい子を連れた若いパパママが多いのは予想していたが、なにしろお爺さんが多いのだ。
どこにもうじゃうじゃいるおばさんやお婆さんが、あまりいない。


小さな子どもたちが興奮して右往左往しているのを見るのは楽しい。
お爺さんが平静を装いながら浮き浮きしているのも可笑しい。
森男もお爺さんになったみたいに、せかせか歩き回り、気が付いたらグッタリ草臥れて、恥ずかしいけどお爺さんになっていた。


おおよそ全ては見た。大体分ったつもりだ。
次は身体と心を鍛えて、子どもは押しのけ、ジックリとシュミレーターを操縦してやろう。
駅弁を列車食堂で食ってやろう。



筆跡

2008-10-09 | 風に吹かれて

 

富岡八幡宮」の奥に「横綱力士碑」がある。
ここでモンダイにしたいことは大麻や八百長ではなく、筆跡なのだ。

碑の文字は「大宰府富小路文康書」とあるので、多分大宰府天満宮宮司の富小路氏が書いたのだろう。恐らく堂上華族だろうが、まさに横綱級の雄渾な筆跡である。

何故富岡八幡宮司が書かなかったのか?
多分、当時の富岡宮司は、字が下手、だと自覚していたのだろう。謙虚で偉いね。

モンダイはあの大勲位である。
碑が足りなくなって、大勲位が総理大臣をやっている時に、新しい碑を追加した。
そこまではいいが、大勲位の筆跡があまりにもナサケナイのである。
3基ある碑の中で一番ヘタなのだ。嗚呼.......。

 

近頃大勲位のご発言は鉋屑の軽さは既に無く、将来を見据えて風格すらある。
だが、この筆跡は言い放しのTVとは異なり、ウッカリするとあと数百年は残るだろう。
若気の至りとはいえ、恥ずかしいね。

省庁再編や昇格で、夫々正面玄関の表札を付け替えた。
新聞やTVで時々見える省庁の表札の筆跡がお粗末だ。

貧相な財務省、壊れそうな国交省、負けそうな防衛省、(弱そうな厚労省)..........。
確か当時のダイジンが揮毫したはずだ。確かダイジンの一人は、もっと毛筆を練習しときゃよかった、と言っていた。

碑や表札の担当者はゴマスリは止めて、字の上手い人に頼み給へ。
そして昭和平成のダイジンたちよ。チミたちは恥を知り給へ。

境内にある伊能忠敬銅像もイマイチな出来です。
佐川急便が寄進した日本最大の神輿はハデデカイだけで品格がね。
すいません、厚労省は推測です。


督促状

2008-10-09 | 林住期

督促状が届いた。父のところへはしょっちゅう来ていたので、ちっとも驚かないや。
来た理由は国民健康保険税の2期分を払い忘れていたからだ。

去年までは一括払いだったが、母の僅かな遺産を相続したため、莫大な保険税額となってしまった。1期ずつ払い込むようにしたら、案の定忘れた。
病気にならなきゃソンのような気がする反面、納付額を見るたびに怒りがこみ上げて、かえって元気になったような気がする。

今まで一括してきちんと払っていたのに感謝状も寄越さず、割引もせず、たった1ヶ月遅れただけで「督促状」とは不届きだぞ。
今後は「お支払懇願状」とせよ。

物件を売り尽くしたので、高嶺者団地の不動産屋系列スーパーが逃亡した。
後釜はまだ決まらず、ショッピングセンターはカッコーが鳴いている。市は固定資産税や都市計画税額引き下げなくてはいけない。

残った美容理容室は新手の集客手段を開発した。出張・送迎サービスである。
坂ばかりの町に住む顧客に対応したサービスで、流石に民業だ。

マスゾエは、猟官運動として後期高齢者医療保険を改める、と言ったが、厚労相に再任されて安心したのか、またワケ分からなくしてしまった。
年金天引制度を止めて、持参か天引きかを選べるようにする、とか言っていたようだ。

バカ云っちゃいけないよ。
定年後も保険税を徴収するのが間違いで、獲るなら投機筋や六本木蛭族から獲れ。カネが余ってるヤツなら天引きが親切だ。
貧しく善良な一般は全部タダにするのが「国家国民のタメ」じゃないかぇ。

どうしても払えと言うなら、厚労省の役人にノルマを課し、集金サービスをやらせろ。
一軒ずつ不始末を詫びながら集金しろ。
この美容院を見習え。


経済学

2008-10-08 | うわごと

       

 ・対象性の自発的破れの仕組みの発見
 ・CP対象性の破れ現象発生理由の説明

ったって、何のことやらサッパリ分らん珍だ。

 ・日々の暮らしには縁遠いが、人々の世界観を豊かにする。

ったって、朝日社説の筆者はホントに分ってるのかぇ?
森男は朝から何度も読み直しているけれど、眠くなるばかりだ。
世界観は相変わらず、だ。

80年前にゴチャゴチャやった量子力学が半導体を発達させ、ブログが出来たそうだけど、「林住記」はな~んも役に立ってないもんね。
素粒子なんか、夕刊で嫌味なごたくを並べてるだけだ。

そんなことより、賞金約1億4千万円の半分を南部センセに、残りを小林・益川センセが半分こ、というのが分らない。
共通して破れてるのが、その理由かな。
南部センセが1億4千万、小林益川両先生が約7千万円ずつなんじゃないのかい?
スウェーデンのケチ。

当分ユーロで貯金しておいて、円安になったら引き出せばトクなのでは?
宝籤の賞金は無税だそうだが、ノーベル賞は?

イグ・ノーベル賞は賞金が無いそうだ。
また受賞式出席の顎足は受賞者負担だそうだが、ノーベル賞は?

など、さもしい経済学の方が気になるのだった。
そして、益川センセが好き。

 


愛玉子!

2008-10-08 | 風に吹かれて

 

深川不動尊の参道で珍味を発見した。
「愛玉子(オーギョ-チー)」だ。店の名前は「お招き屋」である。

愛玉子は台湾の薬膳水菓子で、まぁゼリーのようなものである。
初体験は上野の谷中だった。それがこんなとこにもあるとは嬉しいね。
気のせいか谷中より風味がある。清熱・便通・腎臓の妙薬ながら500円とは安い。食後にお試しあれ。

深川不動尊は深川不動産屋だ。
狭い境内にあれもこれもを詰め込んで、有り難味は無い。
お経を拡声器で流すのは如何なものか。

だが、短い参道にある近為とぶぶ漬け屋、お土産屋、露天の履物屋など、覗いたり冷やかしたりするのは結構面白い。




宮月堂」の元祖あげまん▲、「華」のきんつばもお奨めです。


SONGS

2008-10-08 | 歌の翼に

 

国営放送で、還暦を迎える沢田研二が歌っていた。
水曜の夜11時からの「SONGS」である。2週目の放送だった。

             

なかなか良かった。
若い頃は凄い美形で尖がっていたけれど、歳相応に頬はたるみ、言動は丸くなった。華やかさはまだまだ変わらず、いい年を重ねた実りの秋である。
近頃の歌手は普段着で出演する。手抜き仕事であり、芸能人としての自覚が足りない。
そこへゆくと沢田は相変わらず派手な衣装をまとい、薄化粧もしていてなかなか偉い。

見終わって、そうだ、沢田は「君をのせて」を歌っていたはずだ、と調べたら、初回で歌っていた。初回は見逃していた。

「君をのせて」は子供向け音楽番組「夕方クインテット」で、クラリネットのフラットさんが歌っていた。そして感動した歌である。
歌詞を調べていたら、沢田が歌っていたことを知り、カレじゃぁね、と記事にしたら、それはチガウ、というコメントを頂き、気になっていた歌である。

昼間の再々放送で初回分を見た。
初回分もなかなか良かった。沢田の「君をのせて」はフラットさんに匹敵していた。
お詫びし、カレじゃぁね、は取り消します。

             

以前は7+1TVの「ミュージック・フェア」を贔屓にしていたが、近年は舌足らずなお子さまタレントのお騒がせ音楽番組になってしまった。
SONGS」はオトナの番組で、国営放送にしては、珍しく画面が垢抜けている。
沢田の前には放送時間を長くして、滅多にTVに出ない実力派歌手高橋真梨子をやってくれた。これも良かった。

ただし、国営放送は矢鱈に古い映像や、思い出や、出演者の家族を話題にする。
また、担当アナの美文調・解説調の語りがヤボで煩い。

この番組くらいは、歌と映像の魅力だけ見せて欲しいものだ。
それから「SONGS」じゃなく、「歌」でいいだろ?

ついでに言うと......
火曜の夜の「国営歌謡コンサート」の男アナ。ゴマスリ、オモネリ、大声は止せ。
あんたは喋り過ぎだ。
そして、朝の「クインテット」はミニじゃなく、通しで放送してね。

「君をのせて」の歌詞は07・11・14「助け舟」を、
フラットさんのことは07・11・12「君をのせて」をご覧下さい。
沢田研二さんの若い頃の歌唱はこちらをどうぞ→

高橋真梨子さんは「桃色吐息」で。


海抜ゼロの広い空

2008-10-07 | 風に吹かれて

木場公園は空が広く、好きな場所だ。
あの威圧的な都立現代美術館の隣で、のどかに広がっている。

が、津波や高潮が堤防を越えたらここも水底になる、と思うと油断は出来ない。


木場では川波たちの角乗りが行われていたそうだ。
この川波青年がいかにもサマになっていたので、新聞から切り抜いたものだ。
木場は移転してしまい、地名だけが残っている。
イナセな角乗りを一度見物したい。

    


深川リアリズム

2008-10-06 | 風に吹かれて


江戸深川資料館」を作った担当者は楽しかったろうな。羨ましいね。
あまり広くない吹き抜けに、江戸の深川を見事に再現したのだ。
照明で昼、夕方、夜、雨を演出する。

町内には、三味線師匠おしの、木挽き職人大吉、棒手振り清助などが棲む長屋。
八百屋、油屋、精米屋など大店とその土蔵。
よしずで囲った茶屋、移動式天麩羅屋。船宿と舟溜まりには猪牙舟。
屋外の共同便所に稲荷社まである。


それぞれに備え付けの小道具が凝っている。
船宿の船頭松次郎宅には越中褌が乾してあるし、三味線おしの宅は月見の団子だ。
その物凄いリアリズム!



ただ、残念ながら住人が居ない。もぬけの殻の死んだ町である。
船宿の宴会騒ぎ、三味線の爪弾き、精米屋の杵の音など町の騒音を流したらどうだろうか。
半鐘の音でもいい。

犬猫雀がいる。他に鼠や蟹も住まわせ、そいつ等の鳴声を入れれば賑やかになる。
なに蟹? 当然ブツブツでしょうが......。

ボランティアの方々は説明がある。
当時の扮装で土産物や深川めしなどを商ってたら、面白くて何度も来るよ。
江戸深川風景木版画を絵葉書にしたら買ってあげる。
等々もっと面白く、売上げ増も出来るはずだ。



おしず長屋のデブ猫は屋根でうずくまっている。
突然起き上がりニャ~オン、と吠える。(鳴くのではない)。
このデジカメは、シャッター他が間に合わない。
待ち構えると蹲ったままだ。

下の写真は待ちに待った1枚です。(大したことないな)。
憎い怪猫め。


アラ探しですが、動きの激しい船頭に、越中褌はマズイんじゃないだろうか?
松次郎氏の場合は六尺褌が正解だ。

お知らせ
10・11・12月に新内流しがあるようで。
詳しくはHPでご確認を。


後片付け

2008-10-05 | お節介


森林公園の作業は、雑木林に混じっている非榊や檜の伐採だった。
平坦な場所なので伐採は順調過ぎるくらいに捗った。
樹木の伐採は、爽快で楽しいから人気がある。

作業の前に純情可憐な職員さんが声を張り上げ、年長さんたちに教えてくれたので、今日は伐採後の大量の葉っぱの処理は上手くいった。

問題は、丸太にした幹や太い枝の積み上げ方だ。
適当に投げ積みする人がいるので、乱雑な山積みになってしまう。散策路から見ると、ゴミの山に見えて見苦しい。
長さをおおよそ揃え、箸箱の箸のように並べて積み上げて欲しい。

終了直前に指示があり、全員で積み替え、最終的には上手く出来た。
職員嬢も気付いているので、だんだん改善されるだろう。

どこのボランティア会でも、本格的な伐採方法は教えてくれる。
しかし、後片付には無関心だ。
別に林業を始めるわけじゃない。素人がやり易く、雑木林がきれいな風景になるような作業をしたいものです。

今日は隣の団地の公園の作業日と重なってしまった。
先週、お騒がせだったので、行かないわけには行かなかったのです。

団地の公園の伐採作業の良いところは、後片付けにも気を配っていることだ。
丘の上公園方式を森林公園に根付かせようと、密かにガンバッテルから、サボったこと、赦してね。

    

森林公園の花水木はもう紅葉が始まっている。ルビーのような実が付いた。
欅の木は黄葉が始まりかけている。
いよいよ秋たけなわだ。


坪庭の産廃

2008-10-05 | 風に吹かれて



都立現代美術館」はいささか威圧的な巨大美術館である。
観客数が少なくて都は困っている。
館長を民間から起用したが、相変わらずが~らがら。平日の昼過ぎのためか、お客は3人、職員が3人、計6人でまるで海底のようだ。

本館前に広い坪庭があり、産業廃棄物の山がある、と思ったら作品だった。
眩しくて落ち着かない。
展示最終日のため取り壊しを始めている。やがて美術廃棄物になるはずだ。製作費は誰が負担してるのだろうか?
ま、とにかくムダが多い巨大施設ではある。

    

前に来た時は、本館正面外壁に過去の高潮の潮位が書いてあった。坪庭には寒水石が敷かれて、意外に綺麗だった。
普通こういう付け足しは汚くなるが、そこは現代美術館。街中を汚す看板屋に、見学してもらいたいほど格好よかった。
でも高潮とは恐ろしいね。あんまりここに長居したくない。

交通不便に、威圧感。現代美術はワケわからんの緊張感。さらに高潮や産廃じゃあね。誰が館長になっても集客は大変だ。
だが諦めて閉鎖するのは勿体無い。いっそのこと常連出開帳のスタジオジプリに少し場所貸ししたら如何なものか?

ごっつい柱やだだっ広い壁面の要所に極彩色を塗りたくれば、も少し優しい美術館になるはずだ。高潮潮位をガラスに書いた人に頼めば現代美術作品になる、と思う。





美術館がある木場は、昔は水の街だった(はずだ)。
今は近くの仙台堀川しかないが、巨大施設の中には水があり、ホッとする。
前庭の巨大水槽でおじさんが白い粉を撒いていた。
魚の餌ではなく、藻の発生を防ぐ農薬の由。危ない危ない。



 

追加資料

記事始めの写真の作品名は「東京ゼロメートル2007年」。
作家は磯部行久(35年~・東京芸大卒)、画家で出発。現在は環境計画に携わる。
環境を主題にランドアート作家としても活躍中。

その下は「Aluminum Landscape2008年」。
作家は岡田公彦(71~明大建築科卒)、店舗共同住宅等の設計事務所経営。
活躍歴は全部英語(?)で、意味ワカリマセン。


アラサッと

2008-10-04 | 高麗便り

公園で幼稚園の運動会だ。
大分前から町中に響く大音声で、おばさんセンセが号令をかけていた成果を見せる日ではあるが........。

子供たちよりアラサーママたちが元気である。
各々が鳴り物を持って、アラサッ、コラサッ、と地面を揺さぶる。ぽ~にょぽにょぽにょオンナの子、とカラダをくねらす。
子供たちはア然とし、パパは怯えてる。

でもいいじゃないか。
アラサー世代がこんなにいたんだもの。この町はあと20年は大丈夫。
ママが元気なら、ニッポンは大丈夫。
町の大掃除にも、その勢いで参加してね。

自治会の運動会は年々低調なんだとか。体協なんかが出てくるからいけないのだ。
ママ主導にすれば、こんなに盛大になるのだ。



ぶっかけ

2008-10-04 | 風に吹かれて

 

たまにはゼイタクしよう。
で、深川めしである。店は江戸深川資料館前の「深川宿」だ。

噛まずに食える「ぶっかけ」にした。ま、浅利入り味噌汁おじやですね。
江戸前漁師の舟上のファーストフードだった。元は料理以前の簡単料理である。

美味かった。いい味だった。満足した。
そりゃそうさ、普段の昼飯の3倍強の1980円だもの。不味けりゃ引っくり返してやる。
吸物、野菜の煮物、漬物、甘味が付いて豪華だ。東京湾クル-ズのディナーにしても遜色はない。分量も丁度いい。

  甘味(白玉胡麻餡かけ)が隠れてます。

ぶっかけ本番が出る前に佃煮2種類、摘まみ菓子が3種類、ちまちまと配られた。これが結構いける。佃煮2種類をお土産にした。明日から暫くは耐乏生活だ。

平日、しかも高額なのにお客は引きも切らず、繁昌している。
店内は3年前と同じ。暖簾は色褪せてきた。これじゃ相当儲かってるんじゃないかな。
その証拠に、3年前より親方のハラは大分膨らんできたぞ▼。
おっ母さんも厨房で働いてる。拡張しないと。
結構結構っ。