林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

低医療費高血圧

2009-10-14 | 病院巡り

来月からは町内の病院で診察を受ける手筈になっていた。
命の恩人先生の診察は今日が最後だった。
この大病院はそういう方針らしく、同室の同輩氏も、住んでいる町の病院に紹介されて既にここには来なくなっている。

最後だからあれこれ詳しく尋ねた。打撲傷の自宅療法や、転び方まで教えて頂いた。
しかし、このところ血圧が高い。血圧計の電池を替えたことはカンケイ無いそうだ。
病院の本式な血圧計で測ると、ナースはあいにくいなかったけれど、何回頑張っても140台をウロウロ。頑張っちゃいけないそうだ。

で結局、薬の処方を変えてあと一ヶ月、経過を診るために転院は延期。

転院先の病院には三ツ星れすとらんがあるが、なんせ小さい。
ここならうら若いナースさんが大勢いるけれど、あっちは裏返した茄子ばっかり。いくら便利でも、景色はより良いほうがヨイ。

転院延期はいい話なので喜んで承知した。
至れり尽くせりのご回答だったのに、医療費が僅か140円だった。
院外薬局でドッサリ貰った28日分の薬は、ジェネリックにしたので僅かに2660円。
前回の半額近くになった。

戻ってきてスタバでお茶。
下のエントランスホールでは自動ピアノがジ・エンタテイメントを飽きずに弾いている。
ローソンでスナック菓子やキャンディを沢山買ってきた。
これがメタボと高血圧の原因だな。


ムダなダム

2009-10-13 | 床屋放談

八ッ場ダム建設中止が問題になっている。
マスコミでは、中止反対を叫ぶ住民の声が前原大臣の声を上回っているようだ。
住民の大声を聞いていると、前原はトンデモ大臣、に見えてくる。

しかし、本当に現地は中止反対一色なのだろうか。
中川氏の朦朧会見をあんなにクソミソにやっつけたニュースキャスター氏等が、葬儀となると、惜しい人、素晴らしい政治家を亡くした、とホロリ顔。

住民が感情的になるのは致し方が無く、余所者が非難は出来ない今後の生活を国が保証するのは当然である。
だが、マスコミが感情的に扇情的な報道をすることには呆れるほかはない。

ここまできてしまったダム建設が、ムダかどうか、科学的にも、投資効果と今後費用の点からも、反対賛成両派の言い分や計算を徹底的に検証して、判断を示して欲しい。
また絶対反対が絶対賛成に変わった経緯も是非書いて欲しい。

素人の感想だが、ダムの治水効果は疑わしい。
ダムは流れ込む土石により、やがて埋まってしまうはずだ。
上流の森林の保全による治水も考える時代ではないか。


しばし賑わう

2009-10-12 | 高麗便り


物件を売り尽くし住民を買物難民にして閉鎖した東急ストアの後釜がまだ決まらない。
ご町内選出の市議先生は、既に市内にあるスーパー各社に当っているらしいが、出店するはずがない。

ここの前庭で「福祉ねっと」と自治会共催のフリマが開催された。
寂びれショッピングセンターに人がほんのいっとき戻った。

福祉ねっとの行動は素早くて素晴しい。
月一の稚拙(失礼)なちらしの内容は盛り沢山で、結構読みでがあり愛読している。
今回のフリマは、坂道を歩くのが大変な人に送迎車を用意してくれた。


野菜売場には行列ができ、売り子の自治会長氏も大忙しである。
八王子から来た日配食品行商車にも人気があった。
僅かに残った常設店舗も、知らん顔せず一緒に頑張ればいいのに........。

周辺地域には専業農家もある。スーパーにお客を取られた商店も多い。
工夫すれば、新しい商売が生まれるのではないだろうか。


ちんどん屋さんが会場を盛り上げてくれ、みんなウキウキしている。
ついつい釣られて古本を買った。
僅か50円だけれど、フリマを企画した「福祉ねっと」に福音あれ。

  98年発売、正価1600円、
                                 「爆笑・感涙の最新エッセイ」だそうで。

091012


無為の日々

2009-10-10 | 林住期

 

丘の上公園の自然観察会は、雨が降ってきそうなので止めたのに........。
日が射して来て、今頃は盛り上がってるんだろうなぁ。

 

おもしろきこともなき世をおもしろく
住みなすものはブログなりけり

もう一首.......

数ならぬ心に身をば任せねど 身にしたがふはブログなりけり

それで日に3本も投稿している次第


不参加のわけ

2009-10-10 | 林住期

早起きしたら、夜中に雨が降ったようだ。
朝飯を食い、用を済ませたら、雨が降ってきそうになった。

2週間前に転んだときの傷がまだ疼く。青痣紫痣はゾットするほどだ。
このうえ、濡れた山道で転んだら大変なことになる。

それで、公園の自然観察会へは行かないことにしたんですからね。

なに? 別に来ても来なくてもカンケイないです、と?

ふんっ、どうせそうでしょうよ。


にきび

2009-10-10 | 拍手

 

「尋常性痤瘡(じゅんじょうせいざぞう)」とは「にきび」のこと。
「噴嚏(ふんてい)」は「くしゃみ」、「耵聹(ていねい)」は「耳くそ」、「齲歯(うし)」は「虫歯」のことだった。

明治になり、西洋から新しい医学知識が流れ込んだ時、日本の医学者は難しい漢字を総動員し、これまであった病気や生理的現象にしかつめらしい名前を付けた。
植物学者たちが、それまで民間で知られていた名前を植物名に入れようとした努力とは、対照的である。

元来日本人は、病気や整理現象や肉体に疎い民族だったので、それらに関わる日本語の数は乏しく、いい加減な使い方をしていた。
反対に肉食や牧畜生活を続けた民族は、身体の部位について詳しい言語体系を持っている。

以上は金田一春彦著「日本語は京の秋空」に載っている知識です。
愉快でほのぼのとした語り口で、日本語ほど変化の早い言語は無い。丁度京都の秋空のようころころ変わる、と先生は楽しみながら肯定的に書いています。

そういえば付け文は死語となり、恋文に変わり、更にラブレターに代わり、この頃はラブメールではないだろうか。三枝師匠に聞けば、それすら無し、かもしれませんが。

 

各項の終わりに「ちょっと一服」というごく短い随筆がある。
「恋文」での一服には、春彦先生がにきびの頃、美少女だった安西愛子歌のおばさんに付け文をし、愛子嬢の父親から厳しく諭された、という告白もあります。

本の腰巻には、

  「難しいことを分り易く面白く」
  日本語のご意見番が日常の何気な言葉について語り、
  明日誰かに話したくなる、目からウロコのエッセイです。

と宣伝していますが、全くそのとおりでした。