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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ランダムにレコード紹介、その18 ジャケもセットでよろしく〜

2018年11月24日 | AMERICAN ROCK/POPS
バッドフィンガー の曲が採用されたコメディー映画Magic Christian が封切られてから丁度10年。

ロックは様変わり。

1979年はアメリカン・バンド、ザ・カーズ が2枚目のアルバム、Candy-Oが出た年である。


(何とセクシーなジャケ)


(懐かしのアゲハ蝶時代のエレクトラ・レーベル)

大ヒットした前作のデビュー・アルバムと同じプロデューサーで、クイーンのプロデュースで有名だったロイ・トーマス・べイカーを起用。

ギター・ソロも全くなくはないが、 計算された無機質なサウンドの展開にお情け程度でチョロっと入り、70年代前半のかってのアメリカン・ロックの面影は全く無い。

デビュー・アルバムが6 xプラチナと大ヒットした後を受けたアルバムだけに、あまり冒険は出来なかったのか、サウンドはほぼ前作を継承した内容で少し暗めな感じかな?

まあそれでも、累計売上が4 xプラチナと大ヒットした。

このアルバムの最大の特徴は、ジャケのデザインじゃないだろうか…


(スタイリシュな裏ジャケのデザイン)


(バンド・メンバーもヴィジュアル系)

ジャケのデザイン・コンセプトを担当したメンバーの一人が、40−60年代に成人雑誌に美人イラストを描いていた、アルベルト・ヴァーガスの起用を提案。

御歳83歳の既にリタイヤした画伯が、カーズのファンだった姪の説得によって描き上げた。

実写よりもセクシーな絵柄がかなりのインパクトを放ち、アルバムの売り上げにも結構貢献したのではないかと思うのだが。