CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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ピンク・フロイドのライブ盤

2022年03月03日 | PROG ROCK

1987年ロジャー・ウォーター脱退後、デビッド・ギルモアとニック・メーソンが中心となり著名なミュージシャンのサポート受け完成したのが新生ピンク・フロイドのアルバム、A Momentary Lapse Of Reasonだった。

そしてこのニュー・アルバムを引っ提げて世界ツアーを敢行し、翌年にツアーの模様を収録したライブ・アルバム、Delecate Sound Of Thunderを発表した。

このコンサートを体験した人はステージ上のライティングのド派手な演出には度肝を抜かれた人も多かったのでは。

出だしのShine On You Crazy Diamond以外の前半はニュー・アルバムからの新曲中心の構成で、やっぱりファンとしては後半のフロイズ・グレーテスト・ヒット・パレードとも言える選曲がスンバラスィ~

新生フロイドはフロイドにあらずなんて頑固なファンもいるだろうが、今回のツアーではThe Wallの後バンドから脱退したキーボードのリチャード・ライトを含む数多くのサポート・ミュージシャンに3名の女性コーラスが帯同し、そのサウンドは分厚く非常に聴き応えがありコンサートの映像なしでも十分楽しめる。

当時オフィシャルのライブ音源としては1969年のUmmagumma以来だったから、One Of These Day’sとかThe Dark Side Of The Moonからの選曲は感涙ものだった。

今から思えば、もしロジャーがバンドから脱退せずにバンドが四人組のままだったら、果たしてここまで大量にサポート・メンバーを入れてツアーを行っただろうか?

正式メンバーが二人になった故、思い切ったことが出来たのかもね。

デビッド

ニック

非常勤のリチャード