CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

発見!

2022年03月15日 | BRITISH ROCK

1979年、2年前の大作、Out Of The Blueに続いて出たのが8枚目のオリジナル・アルバム、Discovery。

曲作りの方向性は前作とほぼ同じではあるが、当時流行りのディスコ・サウンドなども取り入れ初期の頃のプログレ度は皆無でポップ度全開!

このアルバムの一番の変化と言えば、どの様な経緯があったのかは定かではないが、3名のストリング・セクションを解雇し、レコーディングにおいて必要とあらばフルのオーケストレーションを外注、そうでなければシンセを活用てなことに。

70年代初頭のアナログ・シンセと違って、技術の進歩によるデジタル・シンセの登場でコンパクトでかつ色々な音色を作れ使い勝手が良くなったので、わざわざストリング・セクションを自前で擁する必要性がなくなったって事だったのかも…

後特筆すべき事といえば、2001年の再発CDにその当時録音されたデル・シャノンのMy Little Town Flirtのカバーがボートラで収録されていた事かな?

かってトラベリング・ウィルベリーズ時代にメンバーだったロイ・オービソンが急死し、その後釜としてジェフ・リンが敬愛したデル・シャノンを迎えようと段取りしていたものの、残念ながらその彼も不慮の死を遂げウィルベリーズは2枚のアルバムを残して活動停止。

My Little Town Flirtのカバーを聴いて、なるほどジェフはウィルベリーズで彼の大ヒット曲のRunawayに出てくる裏声がかったI Wah-wah-wah-wah wonder~ ♪的なものをやりたかったんだなと今更ながらDiscovery! 聴いてみたかったね。

こっ、こっ、これは魔法の円盤。お宝ゲット〜!

ちょっと待ちな! 勝手に持っていったら泥棒〜だよ。首跳ねちゃうぞ。

てな会話があったかは定かでは無い。