CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

イアンの個性が強すぎたかな

2022年03月18日 | Bowie, T.Rex, Hoople and Glam.

アイランド・レーベル時代から数えて通算7枚目にあたるモット・ザ・フープルのスタジオ・アルバム、The Hoopleが1974年に登場。

このアルバムはシングル・ヒットしたAll The Way From Memphisを収録した前年のアルバム、Mottと対になっているみたいで作風は同じ方向を向いている。

ちなみにバッド・カンパニーに移籍したギターのミック・ラルフスの代わりにエリアル・ベンダーが加入、サポート・メンバーだったキーボードのモーガン・フィッシャーが正式メンバーに昇格し5人組で再スタートを切った。

イアン・ハンターのボーカルはディランがハードなパンク・ロックをガチで歌うが如く、そのインパクトは強烈。

豪快な歌いっぷりが魅力のロックンロール黄金時代!

残念ながらこの後メンバーが脱退しミック・ロンソンらが加入するも、結局イアンがミックを連れてバンドから脱退しソロ活動へ。

残りのメンバーがさらなるメンバーの補充をおこない、さらにバンド名をMottと改名して活動を続け2枚のアルバムを出したものの解散。

メンバーの出入りの激しいバンドだったが、やっぱりイアンなしではモット・ザ・フープルは成り立たない。

せめてもう一枚このメンバーでアルバム作って欲しかった。


デモのボートラの出来が半端ない

2022年03月18日 | ELTON JOHN

本日は1970年のエルトン・ジョンのセカンド・アルバム。

と言っても、今回は2008年に20曲が収録されたボーナス・ディスクのついた2枚組の再発CDの話。

特に1曲目から9曲目のピアノ・デモが秀逸。

エルトンのピアノとボーカルだけのシンプルな構成だが、多分一発どりで収録されたそれぞれの曲は臨場感に溢れ本編に引けを取らない歌いっぷりだ。

ピアノの伴奏だけでこれだけ歌えるシンガーって当時それほどいなかったのじゃないかと改めて感心した次第で…