本日はグラハム・ナッシュの1973年のソロ・アルバム、Wild Talesでも。
イギリスのビート・バンド、ホリーズから脱退し渡米後、ステファン・スティルス、デビッド・クロスビーらとスーパー・グループ、CS&Nを結成し並行してソロ活動も行う事になる。
ただ彼の場合、ソロとして注目を集めたのはこのアルバムと1971年に出たファースト・アルバム、Songs For Bigineersぐらいで、それ以外ではクロスビーと組んだクロスビー・アンド・ナッシュのデュオ・ユニットの方が有名で、また数多くのアーティストのアルバムにデュオとしてバック・コーラスに参加しているのがよく目につく。
ホリーズのシングル・ヒットを狙うポップ路線に嫌気がさしたなどと言われているが、それでもCS&Nの中では彼の作品が一番ポップなメロディー・ラインを持っているのではないか。
特にこのアルバムではニール・ヤングのバンド、ストレイ・ゲーターズからスティール・ギターのベン・キースとベースのティム・ドラモントが参加しているので、ニールをポップ化したような作品が並ぶ。
ひどい話って色々あるものさ。
でも大丈夫、なるようになるものさ。
きっと君ならやっていけるよ。
って歌ってるのかな....