四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

冬の森にみる色

2024-12-05 | Weblog
きょうの詩は冬の森のなかで燃え散りその後に萌える彩明かりに思う冬の紅町の森の中で冬になると探すのが紅の散った後にともる明かりいまは森の中は紅色が燻り燃え落ちた木の葉から紅がうせ朽ちて色落ちていく森その最後の深紅が消え冬の顔に返る時寂しい森の須弥壇に無垢のともりがともる。  . . . 本文を読む
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季節のわかれ

2024-12-03 | Weblog
きょうの詩は初冬のなかで訪れる季との別れを紅葉にみる色との別れ秋になって人には描けない彩を彼女が見せる紅葉は晩秋の別れの色となって落とされ素顔に返り眠るその化粧の落としは彼女のドラマであり舞台の終演その余韻に第九の合唱となって歌声の中で散る。  . . . 本文を読む
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きょうの散歩道

2024-11-30 | Weblog
きょうの詩は私が四季折々歩く町のなかにある森の散歩道の想いマイロード町の一角に残るお寺の森を南北に貫く参道が私の好きな散歩道。長くはないが四季ごとに寂しさが漂い動きを消し。夏彩から秋彩になって色を消す。そのプロセスに見とれる初冬の道が、別れの顔となって私の心の隙間を埋める散策路。  . . . 本文を読む
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冬の花

2024-11-29 | Weblog
きょうの詩は冬の始まりに咲く山茶花の花に思う小雪に咲く花冬の始まりを察し咲いて彩る紅葉に花は埋没し消されて人知れず凛と咲く彩の山茶花花の色により花言葉をつけ戯れる人のわがままいま小雪の思いを受けそのひたむきなほほ笑みが美しい。  . . . 本文を読む
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北風

2024-11-27 | Weblog
きょうの詩は冬の訪れが遅いなかでようやく吹いた北風で思う冬の訪れ木枯らし冬か・・私に感情を付ける風は立冬に生まれ木枯らし一番となり吹いて冬の始まりを告げしばらく小春日和で私を弄び安堵(あんど)させ遊びは終わり素顔に返り私に抱きついて唇の温もりを奪う嫌な人。  . . . 本文を読む
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