四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

秋の訪れ。

2008-08-08 | Weblog
小さい秋。

立秋が過ぎて秋が始まっている。

でもね、まだまだ暑い、
蝉、まだ五月蠅いよね、
虫、澄んだ声で鳴いているのが明確になってきたね。

陽が昇る朝早く、秋どこかで感じられないかな・・・そう思ってぶらぶら、
あるある意外なところで、
縁石に腰を下ろして耳を澄ますと聞える・・、
昼は五月蠅い蝉たちに邪魔される虫の声が、はっきりと聞えるから聞いてごらん。

もう忘れた、嫌、日頃から無関心の大人に分からない声が、
優しく、心地よい、澄んだ虫の声が、
囁くように、語りかけるように鳴いているから。

知らないでしょう。
まだ深い眠りの中にいる貴方には、
これはね、早起きで見つけることの出来る小さい秋だよ。

昼には熱くて火傷しそうな道が、
冷えていてさ、もう名残も残っていないから・・・

森のなかに沈んでいる泉に、
そっと素足を入れる感じで素足を道に浸けてごらん、
冷とした感じが、
貴女の唇に初めて触れたときの感触が、
静かに伝わってくるから。

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