四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

2013-08-02 | Weblog
余波

台風がかすめるように来ているそろそろ飽きて恋しいけれど一雨ならよいがは来て欲しくない余波、東の地平から押し寄せるどす黒い、人の醜さを感じさせる雲の塊、いまうねりとなって流...

余波、
8月に入り定期的に訪れてもいいはずの台風は今のところその気配はなく、
温い南風でもいいから吹いてくれれば若干この暑さも和らいで、過ごしやすくなると思うけれど、その風も吹かない暑さの中、いま、疲弊がピークに達したとき、梅雨前線が南下して齎された雨・・、雷雨。
翌朝陽が昇るにつれ、何所からとなく吹いて来る風、余波にしては微弱で物足りないが、風に触れるとこの暑さが少しだけ和らいで、ホット一息つける感じがうれしくなる梅雨前線通過後の朝の余波。
余波

朝の木の葉をゆらす風
梅雨前線南下の余波かな
そう想う軟な風

陽が昇り
暑さに風は阻まれて弱く
たどたどしい言葉で伝わる
団扇風

この風朝の内だけか
陽射しに勢いがつくと蹴散らされ
消滅かな・・・
その想いで風に触れ
人肌の温もりを風に感じ

少し和む。

最近余波となる台風の到来もなく、そのせいか四六時中この不順な天気に悩まされる。
自然は人と違い自らの傷や病をこの天候によって治癒するのか、その破壊力には敬服してしまう。
何も病んでいるのは人間ばかりじゃない、この星も病んでいて四季を問わず荒治療を仕掛ける自然の驚異をこの余波の中に感じる。
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