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四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

愛するひとり

2017-12-30 | Weblog
私の好きな橡の森

橡の林橡橡楢の仲間今日は雪雲の飛来もなく、久しぶりに近くの神宮へ、もう迎春の準備が進んでいる落ち葉の12月、早いもので四季も最後の一枚を残すのみとなり、12月の半ばである。毎日が寒......

私の好きな橡の森
丘陵地から山地帯の下部で群れを構成する落葉高木の橡、その橡たちが晩秋から初冬にかけ表情豊かな美しい黄葉をみせる。
その橡の木の葉が落ち葉になって斜面に積もり、はしゃぎながら歩く私の足をとり滑らせ嘲笑うのが初冬の頃、その降り積もった落葉を集めて寝ころび時を忘れる小春日和、その出会いは短く別れが訪れ私の無邪気な心を打ち砕く寒波、
森のなかを吹きぬける風は冷たく哀しい音色を残しながら抜けていく冬の森、訪れる人は少なく私のその寂しい森に独り佇む、
慰めるのは冬の寒々とした森に時折雲間からこぼれる冬日和の陽射し。

クヌギ

私は美しい花を咲かせるでなく
そうかと言って
蔽う木の葉も素敵さにかけ
容姿も綺麗と言う事もない雑木林の一人

でも・・・

彼等が集団で描く里山の黄葉は美しく
他の人にない染めをみせ
初冬のなかで際立つ個性美は
落葉高木の私達にしか描けないArt。

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