蝉
残暑のなかで聞く法師蝉夏が居座る居座るせんそう悔い匂いわずかな匂い朝の空気のなかで感じたかすかな秋の匂い、冷気、ごく微量の香り微量の風のなかに秋を感じる、立秋から数えて今日は二日目......
声
いつも目覚ましとなって鳴いていた蝉が今朝は聞こえず静かな朝となっている、
その鳴き声の代わりに暑い日差しが窓から射し込み「今日も暑くなるぞ」そう空が声を上げる。
朝から空には積雲が至る所で浮かぶ、その空はまだ・・夏模様の顏をみせている。
いつの間にか
そう言えば
あれほど激しく鳴いていた蝉が
今日は大人しく
いつものように声が聞こえない
あれ
いつからかな・・・
自然に住む民は不思議なもので
時期が来れば姿を表し
去りを察知し消えていく彼等。
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