選挙という嵐が終わって。

荒れ。
荒れととるか流れととるか、長い政治の空白の幕が閉じられた。
私の生まれたところは保守の地盤である、ある意味で義理と人情が篤いのかも知れない、
極端な言い方をすれば汚職をしても先生は先生である。
それが好いか悪いかは別にして、
今回の結果を見ればすべて保守が抑えている、つまり風が吹かないのである。
やっぱり・・・おらが県そう思うのである。

新しい血が注がれ、新しい風が吹くのはいい、
しかし、
いったい彼らにどれだけの政治の知識があるのだろうか？
危惧するのは組織に巻き込まれ、個人の考え、思考、能力がすべて党の組織の下に、
埋没され、封印されて党の組織の中に組み込まれ、
賛成多数の一人になってしまうのであろうか・・・
国の政治はなあ・・まあ・・時に蓋をして、立てたり数で押し切ったり、夢を与えたり、
実行力のないピジョンの構築をゴリ押し、多数決でいけるとしても、
これが国際社会の外交で果たして利害を調整して、自国の利益を確保してバランスをとっていけるのか疑問である。
なぜなら日本の二大政党は主義と利害と権利の上に立っている派閥を構成しているのである。
つまりなんら官僚と変わらないと思うし、闇の組織と似たようなものである。
つまり、組織には服従であり、個人の自由は許されないのである、
そのなかで、新しい彼らがいかに組織に埋没しないで、果たしてどれだけの政策、知識が、能力が実につくか疑問である。

彼らは組織の数の一員であり戦闘員である、
つまり一兵卒は組織の将校に指示され動かされる一つの駒である。

人民が解放され真の自由と平等を与えられるかみものであり、
武器が金とバラマキで武装されないことを祈りたい。