四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

私の好きな森に冬が訪れる

2010-11-24 | Weblog
森、
私がよくいく山の森は、俗に言う雑木林の森で在る。
つまり優等生が行儀よく並んでいるわけでなくバラ・・、出来の悪いやつ、へそ曲がりのやつ、どうしようもないひねくれ者たちの集合体で、
好き勝手な位置でふんぞり返っている。
クヌギ、楢、樫、杉、松等の弱い者から倒れ、後には新たな新芽が伸びて森を構成していく。
たしかに見た目は悪いが、芯はいいやつばかりで互いに助け合って生きている森、
いま、いい感じに染まっている。



小さな沢が水を集め
流れを作っている藪山の森
落葉樹等で構成される森は深く
至る所から木洩れ日がシャワーとなって降り注ぐ

陽光の差し込む森の中は明るく
落ち葉を踏みながら森を歩くと
倒木が行く手を塞ぎ
降り積もる枯れ葉が足を奪う

遊びと悪戯が混在する雑木の森
私の好きな藪山
いま
・・・
葉の落ちた落葉に常緑が絡み
風に肌を曝し
初冬の森がスッピンになって
私を迎える。
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