
この季節、森は裸である。
ところどころにおしゃれな藪の常緑樹などが在りはするが森は裸体に変わりはない、
その早春の森に、春の陽射しが燦・・と降り注いでいる。
森を埋めたクヌギの朽ち葉の上に数個の藪椿の花が置かれたように落ちている。
これを、哀れ・・・そうとるか定めととるか、
いずれにしても人知れず咲いて、看取られことなく散るのも寂しいものである。
藪椿

森のなかに差し込む早春の日差し
ランタンの明かり
朽ち葉に埋もれた森のなかに活けられた一花
藪椿
人知れず
日向に隠れるように
忍ぶ様に咲いて
短い時を終える一花
藪椿
哀れ
悲しい
無念
・・・
どう想いどうとるか
それは人それぞれ
その心中その想い誰にも判らない
花のみぞ知る
一枝に咲く赤い一輪
表情変えることなく落ちる一花
留める赤の完さ
おしゃれ
花から朽ちるまでのプロセスこそ藪椿の美学
これぞ至上の愛らしさ。

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