四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

一花に枯れをみて

2012-07-24 | Weblog
いま私の好きな一花が終焉を迎えている
その枯れ姿見ると寂しいと思うのは私だけかな?

紫陽花の終焉、
紫陽花の咲きはじめから終わりまで眺めていると、なぜか人の一生に似ていて、思わず感傷に浸ってしまう。
新芽から芽吹いて、新緑、蕾、開花とみせる過程の美、その紫陽花が繰り広げる彩りの競演、この花にも彩りの幕引きが訪れ、ひとつ・・の額が枯れ始めている。
終焉、この言葉は誰にも訪れる、ある意味で最後の仕上げ、
この終焉、正面に向き合うか、そっぽを向くかはその人の人間性。
枯れ

枯れと言う名の朽ち
その朽ちがこの花にも訪れている

紫陽花
美を保つため
額の集合体がひとつになって
彩を競い
美しい花色を見せていた紫陽花

いま
その終わりがこの花に訪れ
枯れようとしている

花の終焉
花を見て哀れと思うか哀しいと見るか
それは花への想いで変わる。
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