残暑が厳しい朝、
そろそろ蝉も交代する頃かな・・・
骸を横目に法師の声を聞く
朝と夜の境目、いまは4時半ごろかな・・・闇と朝の柵が解れるのは。
夜明けがそろそろ遅くなって、夕暮れの訪れが早くなって来る秋、
朝の蝉の鳴き声の中で拾った法師の声に、早い!もう法師が・・・そう思った朝。
今年は蝉の鳴き声を聞くのが遅かったから、法師も遅いのでは?そう思っていたから、
やはり耳にするとうれしい反面驚く。
法師の声を聞くのはこれで2回目、
朝から暑い・・・そう思う傍らにアブラ蝉の骸が転がる。
骸
乾いた路面の小さな骸
無造作に見捨てられるように転がる
蝉の骸
これを蝉の哀れと取るか
定めと見るか
人の多様な想いで変わる
蝉
いつも今頃から
骸となって転がる
無造作に横たわる
ひとつの骸
終わり
生の消滅
蝉も旅発ちは一人か
人も同じ
無造作に転がる骸に我最期を見る。
そろそろ蝉も交代する頃かな・・・
骸を横目に法師の声を聞く
朝と夜の境目、いまは4時半ごろかな・・・闇と朝の柵が解れるのは。
夜明けがそろそろ遅くなって、夕暮れの訪れが早くなって来る秋、
朝の蝉の鳴き声の中で拾った法師の声に、早い!もう法師が・・・そう思った朝。
今年は蝉の鳴き声を聞くのが遅かったから、法師も遅いのでは?そう思っていたから、
やはり耳にするとうれしい反面驚く。
法師の声を聞くのはこれで2回目、
朝から暑い・・・そう思う傍らにアブラ蝉の骸が転がる。
骸
乾いた路面の小さな骸
無造作に見捨てられるように転がる
蝉の骸
これを蝉の哀れと取るか
定めと見るか
人の多様な想いで変わる
蝉
いつも今頃から
骸となって転がる
無造作に横たわる
ひとつの骸
終わり
生の消滅
蝉も旅発ちは一人か
人も同じ
無造作に転がる骸に我最期を見る。
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