
ようやく温もりを含むようになった

暖かい・・・
そう感じた雨の一日

まだ遠い春、
少し寒さが和らいで、固まった土が内部から壊れ始めた2月の終わり、
春先の水仙がそろそろ蕾みを膨らませながら咲きはじめている。
これから降る微温湯の雨、この固い寒さ、壊してくれるかな、そう思いながら空を見上げると昨日までの青が濁って来ている。
また週の半ば雨かな・・・
そろそろ三寒四温が訪れてもいいはずなのに、雨だけは未だに無性に冷たく、
私を鼻であしらう。
春
・・・
沈黙
まだ寒いな・・・
春
遠いな・・・
そう感じる日々
暦の季では春が訪れ
数日が過ぎているけれど
見た目の春は未だに遠く
その香り気配
感じることもない
日々のページがめくられる
ページ
いつも白紙に近く
時折滲みが現れるけれど
その滲み
翌日に消滅して
いつもの白紙に戻る
春
未だ遠い。
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