曇りから雨
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秋めいてくるかと思っているけれど・・・
暑い
中流、
あの激しい急流が平野部に入ってゆったり流れる9月の2週目、
少し角が取れ丸くなって、少しだけ暑さが和らいでいる朝夕、夏を謳歌したセミが秋を告げるホウシに変わり、そのホウシも街中では余り聞かれず、それに代わって虫の声が心地よく感じるいま、セミはそろそろ眠りについたか・・・そう思いながら近くの小高い丘陵地の森のなかに分け入ると、爆音となって襲いかかる夏セミ、
秋を告げるホウシの鳴き声もこの族の勢いに押されている感じがする。
暑い日差しは木洩れ日となって注がれ、森のなかは茹だるような暑さが支配している、
これじゃ秋を感じるのはもう少し先になりそう。
秋
自然とは不思議なもので
病んでも
痛みを感じても
一言の文句を言わず
時間のなかを往きつづける
芽吹いて
誕生から眠るまで
人の一生に似ている四季の過程
生きる過程においての
過酷寂しさ
弊害を受けながら
黙って
一言の愚痴も言わず
入れ替わりながら歩む四季
秋
眠りに就く前の最後の舞台
いま
染まり
舞
散り
花魁が空に舞う。


秋めいてくるかと思っているけれど・・・
暑い

中流、
あの激しい急流が平野部に入ってゆったり流れる9月の2週目、
少し角が取れ丸くなって、少しだけ暑さが和らいでいる朝夕、夏を謳歌したセミが秋を告げるホウシに変わり、そのホウシも街中では余り聞かれず、それに代わって虫の声が心地よく感じるいま、セミはそろそろ眠りについたか・・・そう思いながら近くの小高い丘陵地の森のなかに分け入ると、爆音となって襲いかかる夏セミ、
秋を告げるホウシの鳴き声もこの族の勢いに押されている感じがする。
暑い日差しは木洩れ日となって注がれ、森のなかは茹だるような暑さが支配している、
これじゃ秋を感じるのはもう少し先になりそう。
秋
自然とは不思議なもので
病んでも
痛みを感じても
一言の文句を言わず
時間のなかを往きつづける
芽吹いて
誕生から眠るまで
人の一生に似ている四季の過程
生きる過程においての
過酷寂しさ
弊害を受けながら
黙って
一言の愚痴も言わず
入れ替わりながら歩む四季
秋
眠りに就く前の最後の舞台
いま
染まり
舞
散り
花魁が空に舞う。
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