酔芙蓉
我が国で芙蓉が自生しているのは沖縄、九州、四国、関東以南は観賞用芙蓉が至る所でみられ、この季節花の美を楽しむことが出来る。
でもなぜかこの芙蓉、秋の紅葉前に繊細な美を魅せるが七草と同じように人々の関心は薄く寂しそうに花の美を一日で終える。
なぜかな・・・この芙蓉の花びら綺麗なピンクなのに意外とこの季節、芙蓉への関心は薄い。
酔芙蓉
何となくから心惹かれる人になって
繊細な笑みで私を誘う酔芙蓉
花びらは五枚の八重
朝咲いて夕方には萎む儚い宴花
お淑やかに恥らう
花の変色を追いながら思う
花の想い胸の内
・・・
晩夏から晩秋まで長期に亘り
毎日次々と開花する酔芙蓉に遊ぶ人はなく
短い一日を我瞳のなかで終える。
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