春の終演

春の訪れ

春春春の想い春を想う暖かい・・・素直にそう想った昨日、桜の表情も満開で、緩みぱなっしの一日。春、求め一筋、いや眠りからの目覚めかな、多年草は根を残して休養して、雑念を捨て、老廃物を......

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春の終演
春の訪れを書いたのが昨年の四月の終わり。
今日はその四月を閉じ五月の一日、晩春のページも後五枚めくれば立夏で子供の日と丁度重なる。
春の花は散りこれからは夏の花のシーズン、いま野山を歩くと至る所で夏の花芽が伸びる、新緑は太陽の陽射しを貪るように浴びながら日に日に増して濃くなり深い緑に変わる五月、
自然が一番美しくみえる季節、
その美しさに更なる色を満たす梅雨が後一月もすれば訪れる。

春の終わり

後数ページで春は終わり
濃い緑に覆われる夏が訪れる

いまはその間
春の花が終わり夏花が花芽を伸ばし
新緑を濃い緑に変える

春はそろそろ終わりか・・・
そう呟き
深みを増す樹木を眺め
春との逢瀬を懐かしむ晩春。