

若い時の名残「山行き」
なぜ、山に行くの?
そんなにしんどい思いをして山に行くの、いつもそう聞かれる。
私の場合、山岳の登攀ばかりが山登りだとは思っていないし、自分では区別していない。
高、中、低と、山には個性がありその美しさがあると思っている。
私にとって、山は愛する一人の女性かも知れない。
優しい自然、母を思わせる厳しさ、温かい懐、その出会いは、一人の女性を求める恋心。
愛することによって満たされる感受の世界、それが山に登る訳かも知れない。
(府民の森)
低い山である
標高300mの山塊で構成されている
奈良と県境をなしている府民の森
森はそんなに深くはないし
沢に滝もない
確かに低山と言っても
侮れない部分はあるけれど
行く手を阻むものは少ない
ルートを外すと
かなり難渋する部分もあるけれど
高山みたいな事はない
そこは低い山
難儀すれば直ぐに麓に戻れる
ピークのある尾根に落葉主体の森
沢には沢蟹が住み
秋にはアケビが実り森には茸が生える
毎回訪れる度に表情を変える
ここが私の好きな里山
府民の森。
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