春の想い、
暦の上では春は終盤、そうは言っても南北に細長いこの国では春とは言え表情は随分違うもので、未だに雪の残る所もあり、さくらも固い蕾に覆われ、春はまだ遠く、深い雪の中に埋もれている。
今日は初夏が近いと言うのに、再び舞い戻った寒の戻り、朝から寒く、暖かさに慣れた私には相当堪える。
花も散り、花に代わって一葉が目立ち始めたさくら、
この寒さに対して安堵する表情が見えるのは気のせいか、それにしても今日の空と風、
冬の香りがプン・・匂う。
想い
長いようで短い冬の中で
追い求めた春の香り
冬も2月の終わりになると
徐々に冬が崩れ
その中からこぼれるように咲き始めた春
3月
この月から始まる開花ラッシュに歓喜し酔った1ヶ月
主役のさくらが終わり
花もピークに達し
いま
花から新芽が膨らみ
芽吹き衣替えと向かう4月
一枚の花びらを散らすように花の一区切りが終わる
花の季節に一息ついて
季節は新緑の萌える初夏へと向かう
この想い
私に年に一度訪れるわくわく
花にときめき恋した春が終わる。
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