
秋の七草のひとつ芒、
街では土の残る土手などでパラ・・居座る感じで風にゆれている。
街行く人はいつも何かにせかされ、時間に追われ、いち・・街の様子などのんびり眺めることなどしないから、一握りの私の存在なんか無視して、今更目に留めない。
単なる雑草の類としか見ていない。
例え一握りであろうと私は殺風景な街に、
季節の移り変わりを知らせる一枚の恋文になっている。
芒

消える秋の七草
最後まで抵抗をみせるのは芒
一花は穂
美とか香りとか無縁
綺麗・・・
そう言って摘まれることもなければ
摘んで活けられることも少ない
野の芒
石ころ
町では単なる雑草
表情は素敵なのに
今ではわかる世代になって
芒と戯れる。

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