冬の一コマ
冬の一コマ私の住む部屋は夏暑く冬は寒い、特にこの時期の寒さは寒さに慣れている私でも応え、さすがに暖房に縋りたくなるが私の部屋にはエアコンが無い。そのため特にこの大寒の時期はさ......
冬の一コマ
暦的に冬は終わりに近く1月の暦をめくれば立春は近い、そう言っても春はほど遠く雪国では冬の最中「春なんて夢のなか」そう思うこの頃。
朝夕は寒く昼中でも気温は上がらず、いまでも人肌程度での温もりでは寒く、炎となって燃える化石の暖かさでないと寒くて・・凍えそうな日々が続く、
空も雲も陽射しも春色には程遠く顔は冬、その違いは?そう思ってひとつ・・表情を拾いながら歩く1月の終わり、
雪のない町に住みながら陽射しの注ぐなかを歩くと土の緩みはじめたなかで小さな蓬の新芽が産声を出している。
蓬の新芽
雪のない町に住み
温もりを感じながら歩けば
凍える土が緩み
蓬の新芽が微笑んでいる
もう蓬が・・・
萌えている
小さな掌を少し広げて
ああ・・・眠い
その表情が愛くるしい蓬
その顔はまだ寒そう。
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