素直に山野草の花が移らない、
野の花に、人が世代の垣根を越え、互いに見つめ、眺めながら思いにふけり、歌を詠む、
こんな時間なんてありゃしない今、ギスギスした隙間、思いやりのない人間関係、
奈落の底で喘ぐいろんな世代の苦悩、勝ち組負け組みの格差、金が全てではないけれど、この経済を動かし、支配する金、この金なくして生きられないと言う事実、
いつもその金に支配され、その力に押し潰されながら生きている現実 . . . 本文を読む
表情は夏
余り草に分け入っても濡れることなかったけれど、
久しぶりに歩くと冷たさを感じた夏草、
露か・・・
少し秋の気配を感じた今日の朝。
濡れ、
ようやくここに来て、朝の目覚めの遅さと陽の落ちが早くなって来たこの頃、
思い切り夏が匂う夏草の間に分け入ると、冷たい感触が素足に纏わりついてくる。
この感触、濡れ、露の感触、
ようやく露が素肌に感じるようになって来た今朝の朝、陽が昇ればその露が一筋の煙 . . . 本文を読む
8月も後数日でとで閉じるかな、
七草のひとつ葛が花咲く季節、
ついつい見過ごしてしまう一花
七草の葛、
陽射しは暑く、未だに私の自由と情熱を遮蔽するように立ち塞がる夏の面影、
セミは・・・改めて問うまでもなく、耳に飛び込んでくる鳴き声、爆音。
この前から時折混じるツクツク法師の鳴き声も、未だに他のセミの鳴き声にかき消され、主流となって聞こえない。
夏、カップの底に残る飲み残りの溜まり、まだまだ夏 . . . 本文を読む
僅かながら秋を感じる朝夕、
日中のは夏模様、
秋、微量たりとも感じない
気配、
お盆が過ぎて秋の気配を感じてもいい頃なのに日中は暑く夏模様が続く、
陽の落ちが早くなって、私が帰る頃には辺り一面は闇に覆われ、タッチして来る風はまだ生ぬるく、人肌の暖かさが残り、あの冷めたひんやり感はなく、温い風が私を抱擁しながら駆け抜けていく夜の風、
この風に誘われるように鳴く虫の声、今度は虫が、秋を求める我心が少 . . . 本文を読む
いつまでも残る夏の名残
思考、想い、体力、行動など・・・
容赦なく奪う夏
いつまで続くのかな?そんな思いで空をみる毎日。
尾根、
この時期、尾根からピークに向うアプローチは低山でもかなりきつい。
高山だと森林限界までは森だし、低山だとピークまで森のなか、陽射しが和らぐぶん、うれしい反面蒸し暑く、拭っても・・全身から吹き出る汗でぐしゃぐしゃに濡れ、その蒸発できない汗が体に纏わりついて、重く、老体を . . . 本文を読む