六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

迂回貨物 最終日の粋な光景

2018-10-16 |  出撃 at 中国地方
 山陽本線山口県内の再びの土砂流入により不通となったため、運行終了後間もないことから、再び山陰本線に迂回貨物列車が走ることとなり、10/5~10/11(当初は10/13までの予定だったらしい)で運行されたのですが、その最終日である10/11のことですが、浜田駅で粋な光景を見ることができました。


 駅を出て北側の階段を下りて、益田方向、つまり機関車がある方向を見ると、ホーム上に何やら人が集まっています。それも鉄道関係者とおぼしき人ばかりで、何をやっているのだろう?


 よく見てみると、記念撮影をしておられました。
 今日で本当の最終運行となるので、おそらく浜田で乗務員が交代なのか、最後を受け持つ機関士のかたでしょうか、がんばろう岡山・広島のHMを持って記念撮影です。
 これがJR貨物の乗務員だけの内輪なものではなく、JR西日本の駅員さんも出ていることから、会社の枠を超えた粋な配慮といいますか、同じ鉄道人同士での気持ちが通じ合う風景を見た気がします。

 それにしてもちゃんとHMは車両に積んでいたのですね。鉄ヲタ忌避のために、機関車には掲げませんでしたが。
 
 出撃模様については次の記事に掲載します。
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美しい山陰の海と迂回貨物撮影

2018-10-02 |  出撃 at 中国地方
 .災い転じて福じて福となす
 7月に主に中四国地方を襲った豪雨でJR西日本・四国の多くの路線が被害に遭い、とりわけ影響が大きかったのが、山陽本線の三原-海田市間の被害で、当初は復旧まで数ヶ月と言われて、人の移動はもとより、物流への影響が非常に大きく、企業の生産活動にまで悪影響を及ぼしかねない状況でした。トラックや船への積み替えで苦労する中、もう1つの本線があるじゃないか! という話になりました。それが山陰本線です。
 しかしこの山陰本線、とっくの昔に貨物輸送をやめており、民営化後は旅客輸送に特化するため、線路設備も縮小されているので、山陽本線で走っているような20両編成の貨物列車など走れるような代物ではありません。
 オマケに牽引する機関車が風前の灯火で、愛知機関区に僅かに残っているDD51をやりくりするのですが、両数が足りずに重連できないことから、貨車も7両まで、1日1本だけという、本当に微弱なものとなってしましましたが、それでも山陰本線を経由して貨物列車を運転して東西の物流を担おうという心意気は間隙の知らせでした。
 7年前の東日本大震災の時は、東北本線の代わりに奥羽本線を使って北海道と、磐越西線を使って郡山とそれぞれ迂回の貨物列車を走らせ、私も福島県まで国鉄色DD51重連の貨物列車を撮りに行きました。
 当ブログも連日山陰トワイライトを撮影した記事にアクセスがあり、結構皆さん撮影地の参考になる物はないかと検索されているようです。


 .迂回運転スタートしたものの
 8月10日の伯備線の復旧を以って、JR西日本の機関車を借りての乗務員の訓練を行い、いよいよ同29日から現地を貨物列車が走るようになり、これは11月に山陽本線が復旧するまでに、出撃しておこうと思っていましたが、9月に入って中々天候に恵まれず、10月になれば少しは天気も安定するだろうと思い、10月に2週連続で有給休暇を申請していました。そんな矢先に悲報が・・・
 山陽本線は9月30日に全線復旧します。
 いや本来は朗報なんですが、これは大変な事になりました。一眼レフ撮影主体の頃と違って、雨の中撮りに行く気はあまりないし、岡見貨物や国鉄時代に三保三隅で混載貨物も撮ってるし・・・
 でもおそらく山陰本線で、それもDD51自体が牽く貨物列車はもう二度と見ることはないだろうということで、9/27・28の2日間で現地に行きました。当初は9/21・22にしようかと思ったのですが、21日が雨予報になり、22日だけの1発勝負になるのもしんどいので、最後の週休日となる27・28日にしました。

 .いよいよ出撃 1日目
 肝心の天気ですが、中々安定せず、秋雨前線の上下次第で変わるので、天気予報も振り回される状態。強気の天気JPとクレームを恐れてなのか弱気予想なウェザーニューズのどちらを取るかで悩みますが、もうこれ以上先延ばしできないので、天気JPを信じて出撃することに。
 あしは地元発での全行程レンタカーで、2月以来の2度目の大型三脚と、そして今年初めての脚立持ち出しというフル装備です。もう一眼レフでの撮影も今年は6回目(もしかすると今年最後かも)と大幅減少してる最中の撮影行です。
 晴れていれば、出来るだけ美しい山陰の海が見える非電化区間を中心に撮影すべく、最悪電化区間やEF64牽引区間は割愛でもよいつもりでプランニング。27日の方が天気が良いと見て、1日目は上り列車から撮影することにしました。
 それぞれのカメラの個性が分かるように、並べて掲載してみました。

 (1) 折居-三保三隅

 (↑ 左:ビデオカメラ  右:コンデジ)
 1発目は30年ぶり位に訪れた折居-三保三隅のカーブ。今は完全な撮影名所となっていて、昔とはまるっきり変わっていました。景色は家が建ってしまった以外はほぼ変わりませんが。
 朝4時半に到着して三脚をセット、置きゲバとして、先へ行く事もできますが、もう車を停める場所がこの時点でほとんどないため、追っかけで来ても車を停めれずにアウトになるケースもあるので、ここから撮影を始める事にしました。案の定パトカーが来て、駐禁取ってました。
 三脚を2本持っているので、左右少し離れた2ヶ所に立てて撮ることにしました。そして来ました

 (↑ 左:ビデオカメラ 中:一眼レフ 右:コンデジ)
 美しい山陰の海をバックに走るDD51牽引貨物、最高です。国鉄色ならなお良いのですが、そこまで贅沢は言えません。

 (2) 五十猛-仁万

 ここも定番撮影地で、寝台特急出雲の頃と10年ほど前にも行った事があり、勝手は知っている場所ですが、到着時点で凄い人。
 一番上の場所に上がって、静岡・東京から来た人の後ろから抜かせてもらう形にしてスタンバイ。その後も2人ほど上がってきて、もうキャパ飽和状態。まだ上り列車が来てない1時間前でこの状態でした。

 (↑ 一眼レフ)
 まずは普通列車で画角の確認をします。よしよし。これで下り列車が来る12:45まで山腹にヘバリ付いて待ちます。

 (↑ 左:一眼レフ  右:ビデオカメラ)
 11:55 上り貨物がやってきました。山の反対側にもたくさんの撮影者がいるのですが、正面から撮れるのものの、逆光になってしまうので、もうこの場所からでいいやと。50分後の本番を待ちます。

 (↑ 左:一眼レフ  右:ビデオカメラ)
 12:47 いよいよ下り列車をバリ順でゲット。こんなに天気がよいのですが、電化区間のある米子付近は雲ってたそうで、西側メインにして正解でした。

 (3) 岡見-鎌手
 こんなに天気が良いので、次に狙う場所はぜひあそこでと思っていたので、岡見-鎌手間の青浦鉄橋の海側からの撮影で、鉄橋脇から上り列車の撮影は岡見貨物が走っている時代に撮ったのですが、この場所はまだ訪れてなく、初めての訪問です。

 (↑ 左:一眼レフ  中:ビデオカメラ  右:コンデジ)
 15:46 凄い強風で時より波が岩に当たってしぶきを上げる中、夕陽を浴びて一瞬顔を出す姿を捉えることができました。
 感動もそこそこに次の撮影地へ移動しましたが、山の影が落ちてしまい。そこでは特撮のみ行い、一般のカメラでは撮影してませんので掲載はありません。

 (4) 大歳駅
 途中で列車が遅れたため、日没真っ暗になってしまい、日原ー青野山では撮影できず、どこかでバルブ撮影でもしようと徳佐駅へ行きましたが、島式ホームでかつ真っ暗なのでやめて、山口市内の大歳駅へ来ました。
 ホームが若干オフセットでずれているのですが、それでも停目がホームから外れているので、動画メインとして、停車中の姿を静止画でショット。

 徳佐や篠目に比べれば街の中なのですが、それでも暗いのでこんなものです。
 これで1日目の撮影は終了。

 .2日目も非電化区間で撮影
 2日目は朝に山口線内で撮影してから山陰本線へ出ることにしました。しかしこの時季で日の出時刻も遅くなっているので、長門峡あたりでは暗いため撮影は難しいです。

 (5) 徳佐-船平山
 最初は地福駅東側の直線で撮ろうとしたのですが、南側の山が意外と高くて日が当たらない可能性があるので、徳佐で撮影することにしましたが、かなり冷え込んで8℃まで下がったため、モヤが掛かってしまいました。
 徳佐と言えば、SL撮影で有名なSカーブ外側で狙おうという人達が既に構えていましたが、そこは完全に逆光になるので、何とかの一つ覚えの如く待ち構えています。私は順光で撮れる東側の踏切手前でセット。無風好条件なので特撮機材も準備完了、一眼レフは無し。地元の爺さんも加わって2人で待ちます。
 その後上りの交換列車が通過して晴れて来ました、その状況を見て、モヤが晴れないSカーブ地点にいた人達が大慌てで私のいた場所に走ってきて、一気に10人位になりました。間に合わなかった人もいた模様。

 (↑ 左:ビデオカメラ  右:コンデジ)
 6:57 意外とスピードを出して上り貨物がやってきました。
 ばっちり朝陽を浴びて走ってきます。この場所は線路脇の草がありますが、かろうじて先頭の部分は無いので助かりました。Sカーブの内側なら草がなかったのですが、光線の良さの方を優先しました。

 (6) 周布-折居
 2発目は山陰本線の西側区間で狙いますが、まだ撮影していない撮影場所でということで折居駅の東側で撮ることにしました。

 貨物通過の1時間前に到着したのですが、誰も居ませんでした。その要因は、おそらく日が当たらないのではということで、敬遠されたようですが、一か八かでここで待つことに。待っている間に私の姿を見つけて数人の人が上がってきてキャパ満杯に。

 (↑ 左:一眼レフ  中:ビデオカメラ  右:コンデジ)
 9:11 長めの汽笛を鳴らして上り貨物がやってきました。
 一眼は手持ちで、残りの動画用カメラは三脚セットで撮影します。列車の側面はあまり写りませんが、青く美しい海をメインに入れる構図にしました。キャパが狭いので、どれも同じ場所からの撮影ですが。

 (7) 小田-田儀
 非電化区間の東側地域で最も有名なのがこの小田-田儀で、手軽に俯瞰撮影が出来ることから大人気の撮影場所になっているのですが、マナーが悪く、住民ともトラブルになっている他、狭い国道余地に無理矢理駐車して交通の妨げになるような不届き者がいて、交通安全週間の折、交通課にとっては切符切り放題で入れ食いなのかも。

 いい感じで撮れていたのですが、心配していた事態が起こりました。誰も止めていなかったバス停に平然と停める京都ナンバーのオッサンと、大声で話すその連れの男。
 こういう不届き者がいたので天罰が下ることに。そう雲配給です。
 列車の通過時刻が近付いてきた11時50分頃から雲ってきて、直前の特急列車の通過の時は完全に影状態。晴れろーという思いの中、通過時刻が迫ってきました。

 12:13 手持ちの一眼レフで何とか後ろの2両をカットして撮影しましたが、これだとトリミングしないと見れたもんじゃないですね。

 (↑ 左:一眼レフ  中:ビデオカメラ  右:コンデジ)
 しかし三脚で固定していた位置だとこの通り、完全に雲落ち状態です。大声で話してたオッサンが『最低ヤー』とこぼしてましたが、三脚で望遠固定アングルにしてるとそりゃそうなるわなという所です。
 こうして見ると、意外とコンデジが健闘しているようです。

 (8) 浅利-江津
 さて昨日同様に下り列車を追っかけるので車を西へ走らせるのですが、大田市で交換する上り列車の撮影は光線が良いので、田儀-波根での撮影は割愛して、更に西へ進みます。

 (↑ 左:ビデオカメラ  右:コンデジ)
 ここは左手に海を見ながらトンネルを出てカーブしてくる列車を道路橋から俯瞰できる場所なのですが、すぐ右側が国道なので、カットして撮るとなると、どうしても列車を右端に置くアングルになるので、昨日はここでの撮影をやめたのですが、時間に余裕があるので、今日はここで撮影しました。
 金網が高くて手持ちか三脚かの選択になるので、一眼レフはやめて、動画2台撮影にします。凄い強風で雲が次々やって来る状態でしたが、列車通過時には何とか晴れてくれました。

 (9) 石見津田-益田
 今回の最後の撮影となるのがこの場所で、昨日撮った人の話では、ここで撮っても山口線へ行くのは間に合わないとの事で、ここを最終地点としました。明日は仕事なので、あまり深追いするのも翌日の仕事に影響するので早く切り上げないといけません。

 遠田のカーブとして有名な場所なのですが、電柱が邪魔になるので、実際にアングルに納める事が出来る人数は限られています。
 私は列車主体で狙えるのと、電柱が写るものの左側に海を入れて写せるという、両条件を兼ねた場所でスタンバイします。

 16:10 まず交換の上り特急が通過します。この時でもまだ撮影者が立てる場所がないかと線路脇から入ろうとしてたので、少々危険な状態でした。
 そして

  (↑ 左:一眼レフ  中:ビデオカメラ  右:コンデジ)
 16:16 長い汽笛を鳴らして下り貨物がやってきました。夕陽を浴びて赤味を帯びた光線の中、美しく反射して通過してゆく貨物列車の姿は美しくさえあります。
 隣に居た青年は激Vやったぜ! と感動していました。

 これで2泊3日の山陰貨物の撮影は終了しました。心配された天気もほとんど影響されることがなくて、非常に良い結果に終わりました。この日のためではないですが、直前に新しいビデオカメラも買って正解でしたかな。
 迂回貨物万歳!山陰最高!
 関係者の方々の努力に感謝して、この撮影を締めくくります。

  オ  マ  ケ
 行程の途中に三江線の線路に沿って走る国道&県道経由で三次-江津間を抜けました。去年6月と9月に三江線沿線に繰り出していたので、このルートはよく知っています。そこで石見川本駅がどうなってるか現状を見てみました。

 ちょうど夕方に訪れたので、学生たちの帰宅のための輸送用にバスが3台集結していました。ここから各方面へのバスが出て、帰宅する生徒を送り届けることになっています。

 駅舎もそのまま活用され、待合室もそのまま利用できるようになっていました。これから来る冬場にはここでバスを待つ事になると思います。

 美しい山陰の景色と貨物列車を撮りに大勢の人が集まり、豪雨被害の影響で山陰DCの集客に影響が出ていた中、思わぬ形でJR貨物も山陰への集客に貢献した形になったのは不幸中の幸いかも知れません。
 
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サンタマで瑞風を撮るも・・・

2017-12-27 |  出撃 at 中国地方
 昨晩のクリスマスイヴの夜行便で新門司港に着いて九州に上陸したのですが、今日25日はトワイライト瑞風の山陰上りコースが運転されるので、せっかく上陸した九州ですが、すぐに関門トンネルを抜けて本州側へ戻ることにします。

 昨夜の雨も早々に上がり、天気予報も午前2時ごろから晴れマークが出ているので、山陰の海をバックに客車時代のトワイライト以来となる2年ぶりに山陰本線山口県内で撮影とします。

 連絡バスを門司駅前で降りて、青春18きっぷを買って下関行きの普通電車に乗りこみます。
 九州へ入ったのに山陽本線の電車(車両はもちろんJR九州ですが)に乗るのも何か変な感じです。

 下関からは同じく山陽本線の岩国行きに乗り継いで厚狭で下車し、ここから美祢線に乗り換えます。
 厚狭7:34発の長門市行きはそのまま山陰本線上りの東萩行きになるので、そのまま乗っていられます。

 美祢線のキハ120の車内にぶら下げてあった利用証明書。
 これは裏面が沿線施設の割引き券のようになっていて、提携施設が1枚につき1名有効となっていますが、今日は使う場面はなさそうです。

 美祢駅で時間調整のために数分間停車。
 このキハ120の最大の欠陥はドアがバスのような折戸になっていて、停車中は乗客の乗り降りがなくても開けっ放しになるので、駅に着くたびに寒風が吹きこんできます。冬場は最悪の車両の1つです、
 長時間停車の際は、半自動扱いにして、ドアを手動で開け閉めするのですが、これが結構重くて女性や老人にとっては辛い代物です。
 列車は長門市から山陰本線に入り、東萩方面へ向かいます。さてどこで降りようかな?

 9:39 玉江に到着、ここで降ります。
 そう、有名撮影地の玉江-三見間、通称:サンタマです。
 冬場で人も少なく、距離的にも30分程度歩けばよいので、今回初めてこの場所で歩き鉄することにしますが、全然天気が良くありません。いつの間にか天気予報も10時まで雲りに訂正されています。

 10:58 いきなり踏切が鳴ったので、慌ててカメラを構えます。先程乗ってきた列車が東萩からの折り返し回送です。11:40頃に臨時快速のスジはあるのですが、この列車は定期の回送のようです。前回来た時は臨時快速が入っていたので気にしてませんでした。
 早く晴れろ~ 私以外に誰もいないので、気兼ねなく叫べますw

 11:22 そうしたら遂に日差しが差し込んでしました。
 しかし日本の東海上で発達する低気圧に向かって日本海側から凄い強風と、それに乗って次々と雲が流されてきます。
 列車の通過時刻が近づいてきて、撮影者が2名上がって来て、計3名でスタンバイ。

 11:30 残念ながら曇天の中を行く瑞風となってしまいました。あーあ。
 この瑞風が通過した1分後にまた日差しが出てくるという、何とも意地の悪い天気です。

 さてこのサンタマの撮影地ですが、何を作るのか知らないけれど、西側の俯瞰場所の山肌が削られて造成工事が進められています。
 また狭い道路も一部この場所だけ拡幅されて舗装もし直し、真新しい柵まで整備されています。
 山を完全に切通のように削られて道路を作ってるようですが、よく見ると、俯瞰場所へ上がれるようにコンクリートの階段が作られているように見えます。
 只見線の何やら第1鉄橋みたいに、もしかしたら、撮影名所を売りに出して鉄っちゃんを呼び寄せようというのでしょうか?
 それであればいいですが、眺望レストランとかが立って、食事しないと敷地に入れないみたいな事にならなければよいのですが・・・

 撮影後は東萩を13時台に出る普通列車で元来たルートを戻ります。
 ようやく晴れ間の時間が長くなってきましたが、まだまだ雲の流れが速く、少し晴れては曇りという状況です。

 厚狭から山陽本線下りの下関行きに乗ったのですが、途中の新下関で下車して、駅の東側にあるカーブで撮影としたのですが、ことごとく雲落ちして、4打数ノーヒットと散々な結果でした。
 本当に天気予報に振り回されたクリスマスの日が終わります。
 明日12/26は、おれんじ鉄道方面へ行きます。
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サロンカーあさかぜ 撮影2日目ほか

2017-12-07 |  出撃 at 中国地方
 下関運転所でほぼ1日寝た14系サロンカーは、翌12/3日の昼頃に下関を出発して大阪へ向かうので、その上り列車も撮ることにします。新幹線+駅からタクシーを使って追いかければ2発ぐらい撮れなくもないですが、順光で撮れるわけでもないので、そこまで無理はせず1発狙いで終えることとしました。

 .順光で撮れそうな所で1発勝負
 下関を11:57に出発して東に向かうため、どうしても正面は影になってしまいます。
 その条件下で、少しでも順光になりそうな所といえば、もうあそこしかありません。
 勿論日の長い夏場なら広島県内で2ヶ所ぐらいありそうですが。

 ということで、やってきたのが、埴生-小月間の直線区間。
 既に1ヶ所目の踏切には限界一杯の撮影者で余地がなく、奥の踏切に行きましたが、ここは元々キャパが2名しかなく、3人目の私は草が生い茂る築堤に阻まれるため、一旦線路脇を通って斜面に三脚をセット。
 今回は特撮もできる条件下だったので、三脚には4Kコンデジをセットして回しっぱにして、特撮機材を置いている少し離れたベースで待機。

 12:18 踏切が鳴って普通電車よりは心持ち遅い速度でやってきたPF牽引のなにわ。(16:9画像から3:2サイズにトリミングしています)
 白い〔あさかぜ〕マークを見たのは何年ぶりでしょうか? 昔東京から下関まで乗り納めをして以来の12年ぶりかも知れません。

 あっさり撮影が終わってしまい、ほとんどの撮影者はクモの子を散らすように帰っていきました。そこで最初に満員だった1つ目の踏切み戻ってきました。ここであさかぜを撮っていた人は全員退散して居なくなっており、別の場所で撮影してたという人と私の2人だけで40分ほど待機。前の踏切で撮影してた人から、今日は8090レが1時間遅れ時変で動くと聞いていたからです。

 13:07 定刻よりほぼ1時間遅れで8090レがやってきました。
 昨日に続いて日鐵チキですが、今日は21両のフル編成!さすがに長いですね。
 撮影後はもう1人の撮影者の方が、親切に小月駅まで車で送ってくれました。

 .またまた暇つぶしデンチャ
 日鐵チキのフル編成まで撮れて、3ヶ月ぶりに一眼レフを持ってきた甲斐が実はそれほどなくて、掲載しているのもコンデジ動画からの切り出し画像ばかりですし、本番の上り〔あさかぜ〕は一眼レフはお休みしてましたので、ガチで撮り鉄したほどでもありません。本当にガチで撮り鉄するのなら大型三脚と脚立持参が鉄則ですもんね。でもそういう一眼レフでがっつりなスタイルでの撮り方はせずに特撮機材で録る方が今の理想ですので。
 さて昨日に続いて今日も下関に戻ってきたのが昼過ぎ、昨日よりさらに1時間遅く戻ってきたので、日はもう傾きはじめています。しかも今晩のフェリーに乗るためには遠くまでは行けません。
 そこで結局昨日同様にデンチャを撮って時間潰しをすることにしました。

 やってきたのは東水巻-中間間の踏切近く。
 西日を浴びて下ってゆくデンチャを1本撮って終了。日が短いので時間的にこれ1本が限界でした。小倉へ戻ります。

 .帰路も快適なフェリーで
 10月の西鉄撮影の時は1日年休だったので、その日のうちに帰宅したのですが、今回は1日+4時間年休を取っているので、神戸に朝帰りすることにしました。

 今日は団体もなく、2等船室は右舷を全て施錠され、自由席で開放されていたのは左舷の4室だけでした。日曜の晩だから、関西方面へ帰る人がもう少しいるのかと思ったのですが、ガラガラでした。
 船は定刻より2分早く出港。往路もそうでしたが、どうやら別に珍しいことでもないのかも知れません。

 今夜はセーラームーンの日ということで、月が凄く大きくてとても明るかったです。
 月に代わってお仕置きよ! ・・・なわけないですね。三日月じゃないですから。



 明日は仕事なのと、往路で寒かったことから、帰りは2,060円プラスしてシングル個室を取りました。1区画に10室ありますが、女性を含めて6名ほどしか利用がなかったようです。

 今日は団体も乗っておらず、食堂も空いていたので、出港後はすぐに食堂へ。
 来た時よりも1品増えて、バランスもちゃんと考えてます。

 往路は修学旅行生で溢れかえっていたので入浴は敬遠したのですが、帰路は撮影の疲れも癒して入浴することに。
 最近は外国人も入るのか、こんな注意書きまで掲げられるようになったんですね。
 入浴後はベットで横になっていたら、すぐに爆睡してしまいました。

 朝、船内放送で起きたら既に明石海峡大橋を通過していました。
 しまった! という感も特になく、まぁいいやなまったり感。

 神戸の街を見ながらの朝食タイム。
 船を下りて阪神御影に着く頃には朝のラッシュはほぼ終わっているだろうからと今日だけは余裕の帰路になりました。

 これにて4泊5日のスペースワールド+サロンカーあさかぜ+でんちゃ撮影の北九州&山口出撃が終わりました。年内にもう1回九州へふらっと行ければなぁというところです。
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サロンカーあさかぜ 撮影1日目

2017-12-05 |  出撃 at 中国地方
 さて11月末から4泊5日に渡って訪れていた北九州・山口の2大目的の1つである、サロンカーあさかぜの撮影についてが今回の一連の記事のトリを飾ります。

 サロンカーあさかぜは12/1に大阪を出発し夜行で走り、12/2朝9:05に下関に到着。返しは12/3の昼11:57に下関を出発して大阪に21:46に到着するという、実質〔ひるかぜ〕というべきダイヤです。
 特急のスピードと、光線環境の悪さから、新幹線を使った追っかけ撮影は意味がなく、実質は山口県内での1発狙いとなります。
 しかも日の出が遅いこの時期ですから、撮れる場所は限られており、そんな中での撮影場所の厳選となりました。この時期の太陽角とにらめっこすると必然的に新山口~埴生のどこかになります。その上で動画用特撮機材も動かせそうな田んぼが広がる場所となるとさらに条件は厳しく、3ヶ所程度しかありません。
 前置きはこのくらいにして本文に入ります。

  メインのあさかぜ撮影
 下りの撮影場所で光線が良いのは、嘉川・本由良と厚東の3ヶ所だけです。前2ヶ所では駅に近いこともあって、電車移動の撮影者が多いと判断し、それらをなるべく排除すべく、駅から遠い厚東-宇部を選びました。勿論車で来る人には全く関係ありませんが。

 前夜は宇部市内に滞泊。宇部新川を6:51の2番電車に乗ります。
 宇部市内で前夜に見かけた裸大型三脚のいかにもな1名は乗ってなかったので、多分1番電車で移動したと思われます。
 宇部駅から撮影場所までは徒歩で30分程度、バスが1時間に1本走っているのですが、次のバスが来るまで30分以上あるので、このまま歩いて行きます。
 県道215号を歩いていると、左手に大きな犬小屋?が。近付いていくと私の気配を感じたのか、小屋の中から主が出てきました。

 あらまー、こんな所に大きな犬が。どうりで犬小屋も大きかったわけです。(ここで笑わないともう笑う所ありませんよ~)
 それにしても、こんな柵でよく飛び越えないでいるものです。
 道草食ってるうちに、いや草を食べるのはこの白いやつで、バスに抜かれてこれはやばい。

 撮影場所の大馬場踏切に到着、既に20人近くの人が待機して盛況。機材の関係で踏切から100mほど離れた三叉路の角に来ましたが、特撮機材を以っての撮影条件が厳しいため、一眼レフでの撮影に切替ることにしました。今回は重たい中、万一の事態に備えて一眼レフも持ってきていたのです。
 その間にも続々と人が集まり、最終的には撮影者は40人程になりました。
 そろそろあさかぜの通過時刻が近付いてきました。

 8:22 踏切が鳴って、PF牽引のサロンカーあさかぜがやってきました。
 こちらは踏切から40m程の位置に置きっぱにしていた4K動画のものです。

 そしてこちらが、線路から20m位の位置から撮った一眼レフの写真。
 線路に近付き過ぎると、線路西側の建物が入ってしまい、超望遠での圧縮撮影にするのも嫌なので、編成を綺麗に撮るならこれ位離れた方がいいでしょう。

 通り過ぎるともちろんケツ射ち。
 高速道路の高架橋下にも20人程が待機していました。

 8:52 撮影後は1kmほど北へ歩いて河原踏切まで来ました。
 最初は川の堤防道路から7059レを撮影、中望遠での小俯瞰撮影。

 9:06 続いて日鐵チキの8091レの通過を撮ります。
 運用表上ではEF210が引くのですが、やって来たのはEF66-120でした。いずれにしても日鐵チキを撮るのは初めてでした。また最初の大馬場踏切に戻ります。

 9:26 大馬場踏切に戻ってきて最初に来たのが、PF牽引のキハ120の回送列車。
 その前にキハ120単行の自力回送列車もあったのですが、徒歩移動中に通過していました。

 9:32 そしてこの場所での最後の撮影となる57レ
 福通コンテナがずらりと並んだこの列車も始めて撮りました。
 これで今日の撮影予定は終了、バスは50分先までないので、宇部駅へまた歩いて戻ります。

  午後の時間潰しでデンチャ撮影
 宇部駅に戻ってきて、今日は何もする予定がないので、取りあえず下関方向へ戻ることにします。
 すでにお昼を回っていて、日が短い冬の昼下がり、どうしようかという所です。

 下関を出て関門トンネルに向かう電車は右側の席に座ります。
 もちろん下関運転所に止まっているなにわを確認するためですが、かなり奥の方に止まっていました。
 写真を大きい画面で見るとなんとか分かるレベルです。翌朝見たんですが、同じ場所に停まっていました。
 小倉で遅い昼食にした後、そうだ、デンチャを撮ろう!ということに。
 819系デンチャは3月に撮りにきたんですが、天気が悪かったので、せっかくの快晴の天気なので、この機会に筑豊本線へ行くことにします。

 15:32 鞍手駅を出発した819系を撮影。
 午後の下りだと順光で撮れるイメージがあったのですが、線路がやや南南東に向いているため、15時台に正面が影になってしまいます。4K動画+特撮を敢行。

 一旦鞍手駅に戻ったのですが、まだ時間があるので駅の北側へも行くことに。
 昔、カーブの区間で50系客車を撮ったのですが、太陽光発電所が出来ているのでどう環境が変わったのか確認に。

 16:10 続けてやってきた819系。直前に雲配給で薄日の中を行く感じです。
 背景にある金網のフェンスが太陽光発電所で、金網という物理的な物よりも、線路間に伸び放題の草の影響も大きそうです。

 これにて1日目の撮影は終了。まだ時間があるので、大都市近郊区間大回り乗車で鞍手→桂川→原田→小倉と時間稼ぎで普通列車ばかりを乗り継いで21時ごろ小倉に到着。今夜は小倉で滞泊し、明日に備えます。

 撮影2日目につづく
 
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幡生食肉センターで12系客車が・・・

2017-10-16 |  出撃 at 中国地方
 西鉄8000形のお別れ乗車&撮影からの帰り道は、朝から二日市を出発して延々と鹿児島本線~山陽本線を上っていく鈍行旅程になります。
 鈍行での車窓の楽しみはといえばきれいな景色を楽しむことですが、鉄道ファンであれば、気になるのが沿線の車両区があります。
 そして更に気になるのが、幡生と下松です。
 幡生はこれから解体される車両がいるか、下松ではこれから産まれてくる車両がいるか。同一本線上で、しかも同一県内で産まれるのと死ぬのが見られる基調な路線が山陽本線なのであります。
 そのため、下関から乗るときは、当然右側(大体乗るときは右車窓が見られるように座りますが)に座ります。
 下関を出て、次の幡生駅を発車したら、なんと

  ん? 何かいるぞ。

  いや、これまさか?

  うわぁぁぁぁぁ

 12系客車、茶色いレトロ客車と青い一般車両が、ユンボの近くに置かれて、その時を待っています。
 いままでSLやまぐち号として親しまれてきた、この客車も遂にこの時がくるのか・・・
 青い車体は新山口で予備電源車用に置かれていたスハフ12 36の可能性。もう外板がサビでボロボロです。

 いやぁ、あまり見たくない光景を見てしまいました。
 12系客車は小学校の修学旅行の時に乗って以来、北海道から九州まで至るところで乗りましたので、思い出もひとしおの車両です。

 こちらは先月営業運転で走り始めたばかりのSLやまぐち用の新?レトロ(似非レトロ)客車。こっちは当分安泰ですな。
 ということで、葬式鉄じゃないので、わざわざ電車を降りてまで狙うことはしませんでしたが、車内からガラス越しに見たまま報告でした。ちなみに下松では白い覆いが被さっていて、何を造っているのか不明でした。
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三江線撮影

2017-06-13 |  出撃 at 中国地方
 梅雨入り前の最後の晴天の日に三江線の撮影へ行ってきました。昨年9月に三江線を乗り鉄した時に、往復乗車して左右の車窓から予め景色の良さそうな場所をピックっプしておいたので、今回はその場所へ狙って出撃。
 車で行くので今回も一眼レフ持参でしたが、実際あまり4K動画と変わりませんでした。
 コマ数が多く、時系列でダラダラ書いていくか、それとも駅間ごとに並び替えて書くべきか悩みます。
 また、夏休み中あたりにもう1度行って、更に収穫した写真も含めて、場所ごとに解説しようかなとも思うので、今回はコンタクト写真1枚のみアップします。

 写真を並べるフリーソフトを利用して、50コマを一気に並べてみました。
 黒縁で横に長になっているのが4K動画からの切り出し写真、アスペクト比がおかしい。
 白縁で写ってるのが、スチル写真。こちらは縦横比正確になってるようです。
 縁なし全面の写真のものはスマホ写真のもの。これも横に伸びてます。
 ぜひ夏にもう1度再訪したいところです。 
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ベールを脱いだ瑞風 山陰を走る

2017-03-23 |  出撃 at 中国地方
 サロンカーだいせんを撮影した3/19(日)は、もう一つの目玉列車が山陰本線を下って来る情報が入り、通過時間帯も日中なので、これは押さえておきたいところ。
 その列車は先月末に黒いベールを脱いでお披露目を済ませたばかりのトワイライト・エキスプレス「瑞風」で、黒ラッピング時代は残念ながら撮影に行けなかったのですが、本来の姿になって、ようやく撮ることができそうです、しかも非電化区間でフル編成。

 (a) 福部-鳥取
 夜明け前に宮原を出発し京都経由で早朝の山陰本線を下る。霧の中撮影したとかいう写真が次々とSNSにアップされる中、下り時刻との兼ね合いでもあって撮影地を選びます。
 1発目は以前寝台特急出雲が現役の時に撮りに来たことがある、福部のカーブ築堤。当時は後ろの山に登って撮れたのですが、今は木が完全に伸びきってしまい、全く余地なし。
 山の手前の道路から狙っている人もいましたが、3両目辺りにくる電柱が少々邪魔なのと、特撮を行なう場所の確保のため、道路東側にベースを置いて待機。
 そこへ悲報、数人の撮影者たちがいた線路脇で保線作業?が日曜日なのに始まり、スタンバっていた撮影者らは退去を余儀なくされていました。私の居た場所は全く影響なかったのでひと安心。可哀想なのは歩き鉄で来てた人。慌てて別の場所へ歩いて行ったようですが、果たしてどこで撮れたのでしょうか?

 お昼も近付いてきたので、光線確認がてらにタラコ気動車を撮ります。
 電柱が画面に入ることを妥協すればフル編成ぎりぎりで撮れそうですが、この場所からだとせいぜい8両分しか入りませんが、動画撮影優先なのでその辺は構いません。

 12:05 予想より5分ほど早くエンジンの音が聞こえてきたので、慌てて録画開始&撮影体勢。
 トワイライト・グリーンと金帯の格式高い色合いと質感は流石。JR東日本のオモチャの電車とは隔絶の感があります。
 しかしこの車体、かなりの露出泣かせのようです。ピーカン・バリ順ですが、+補正すると景色が飛んでしまいそうなので、補正なしで撮りましたが、やはり車体が暗く写ります。+0.3だけでも上げた方が良かったか?
 鳥取から先の時間は知らないのですが、取り敢えず西へ走ります。

 (b) 淀江-伯耆大山
 結局やって来たのは、定番撮影地の淀江-伯耆大山間。既に5本ほど置きゲバがありました。朝ここの撮影地で下りのサロンカー〔だいせん〕を撮った撮影地で、再び戻ってきた形になるのですが、定番の陸橋上にいた撮影者と情報交換すると、どうやら陸橋から写したのでは側面が影ってしまうと結論に至り、私を含めて3人ほどが退散、私は結局今朝来たストレート築堤の位置へ戻って来ました。

 朝と同じ南側の位置だと側面は影になるので、電柱が邪魔になるのを覚悟で北側に回ります。
 ちょうどバックに雪を頂いた大山が入るので、この角度でセッティング。川の西側からだと更に3両分ほどスッキリ撮れるのですが、ここでも特撮をする関係上、この場所にベースを置くことにしました。バックの大山が霞んでいるので、露出が更に難しい。直前の気動車は失敗。

 17:10 長いジョイント音が聞こえてきたので、録画開始。同時に複数の機材のコントロールを始めます。
 特撮優先でしたが、ここでも撮影者が他にいないので、余裕で一眼含めた4台で撮影できました。写真はまぁこんなもんです。もう少し車体が電柱の邪魔になってないカットもありますが、大山が隠れます。
 春霞みで大山はハッキリ見えていませんが、取り敢えず「大山バックに順光で瑞風」い~ただきました。

 今日はこれにて全撮影終了。
 瑞風はこの後、編成を2分割して後藤へ入場したとのこと。整備の研修のためとかいう噂。
 明日は朝から上りのサロンカー〔出雲〕を追っかけます。(この模様は1つ前の記事にまとめて記載しています)
 ※記事タイトルを分かりやすくしました。
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サロンカーだいせん&出雲 撮影

2017-03-21 |  出撃 at 中国地方
 日本旅行の企画列車でサロンカーなにわが3月は山陰線へ、4月は紀勢線へ運転されるのですが、この3月の運転日はちょうど週休日に当たって出撃できるので、3週間ぶりに出掛けることにしました。
 ちょうど青春18きっぷの期間内なのですが、今回の運転ダイヤからすると列車移動だと上下1回ずつしか撮れない割には、宿泊費やおそらく1日目はタクシー代が掛かるかも知らず、レンタカーで行ってもあまり変わらないことから今回は全行程車移動としました。

 .下りの〔だいせん〕を撮る(3/19)
 下りのだいせんは、米子に6:48到着予定、この時期まだ日の出時刻が遅い西日本なので、日が当たるかは微妙、もちろん撮れる場所も大山口以西に限られてしまいます。行くのはやはり定番スポットの淀江-伯耆大山間にある陸橋からの俯瞰場所へ。
 ほぼ夜通し走ってきて、現地に4:30に到着。仮眠しようとしたところ、赤い閃光が
 「すいません、県警ですが、近所の家から通報があり、撮影者の方は朝までここに駐車しないで下さい。」
 どうやらエンジン音がうるさいようで朝になるまで別の場所で待機してほしいとのこと。20台位いた車は全て移動を命じられました。
 そこで、撮影場所も陸橋俯瞰から西側にある直線に変えて、畑の中の道に車を停めて夜明けまで1時間程度仮眠。放射冷却で気温が0度近くまで冷え込んでいるので、エンジンを切ると寒くて凍えるのでエンジンは掛けたまま待ちます。

 ようやく夜明けになり、6時過ぎにスタンバイ開始。ここでは特撮+4K動画+FHD動画の3台体勢。

 6:38 少し遅れて汽笛を鳴らしてやってきました。ここでトラブル発生。4K動画用カメラがまたまた寒さで撮影途中にダウン。画像はFHD動画からの切り出しです。動画なのでシャッタースピードは1/100位と思われます。
 何とか太陽が顔を出したのですが、鈍い光なので車体にやんわりとしか当たっていません。伯耆大山-東山公園間の鉄橋で撮影された人の写真を見ると、太陽が上がって逆光になっていたので、こちらで正解ではありますが。
 これで1日目の大サロの撮影は終了。
 この日は山陰線を下ってくる  Twilight Express 瑞風  の撮影のため、一旦鳥取方面へ走ります。
 なお、午後の撮影の模様は次の記事に掲載しています。


 .上りの〔出雲〕を撮る(3/20)
 2日目は米子を朝出発して日中に上って行くので、車で追いかけながら撮影をします。
 今日は3ヶ所で一眼レフ主体で撮り、いずれも初めての場所へ行くのと、全て非電化区間で撮影し、福知山線までは追いかけずに終える予定です。

 (a) 下市-中山口

 6:56 まず来たのが、中山口駅西側にある畑の緩いカーブの所。ここでは特撮は行なわないので、久しぶりの線路脇アングル。
 春分となり太陽がやや線路の北側から差しているため、南側側面は影になっていました。15分後ぐらいに来るだろう本番の列車通過までに少しでも南側に日が回るか微妙なところです。

 7:06 予想より数分早く踏切が鳴ってDDのエンジン音が聞こえてきました。気動車の位置より望遠にして奥のカーブを曲がる所で切れば若干光線状態は何とか当たった感じでしょうか?
 直ぐに車を出します。3連休最終日とあってか、移動する鉄ちゃんだらけなのか、国道9号の京都方面行は長蛇の車列、遅い軽やトラックもいてイライラ感爆発しかかってましたが、宝木を過ぎた辺りで、線路脇に撮影者が立っていたので、どうやらここで既に追い抜いている模様、少し気持ちが楽になりました。
 列車通過まで40分程と、時間に余裕が出てきたので、浜坂まで行かずに東浜の俯瞰場所へトライ。

 (b) 東浜-居組

 天気は下り坂で、湿気が増えてきたようで、海面がモヤがかっているようです。南九州では既に雨が降っているのですが、午前中何とか晴れてくれそうです。

 その間も続々と追っかけ組、列車移動組が山へ登ってきて、山肌は人で埋め尽くされ、異様な風景。下界の家の人も珍風景に驚いているようで、子供らはこちらに手を振っていました。
 この写真では道路上はさほど車は停まっていませんが、この後、最終追っかけ組が来た時にはまさかの3重駐車、国道178号の本線上にも駐車する輩まで出てきて、大型車の通行にも支障が出る有様。もう今から登れないからロクな写真撮れないのに、それでも必死で登ろうとしている人がいる中、定刻に列車がきました。

 9:34 東浜駅を少し速度を落としてやってきました。フル編成でないのが、逆に小じんまり纏まっていい感じです。

 (c) 佐津-竹野
 3ヶ所目は国府付近を予定していましたが、非電化区間で何とか撮れそうな所を佐津-竹野間で見つけました。最初は15人近くが集まっていたトンネル上の道路からの俯瞰場所へ行きましたが、逆光でDD先頭も影になるため、ここでの撮影はやめて、俯瞰場所から見下ろした位置にある線路で、特撮+4K動画メインに切り替え、一眼レフは無しで待機。

 12:22 トンネルの轟音がした後、力行しながら走るDD音と共にやってきました。こちらは予めベース位置にセットしたままで回しっぱにしていた4K動画からの切り出し画像。
 動画で見たときはあまり感じなかったのですが、静止画として見ると、客車の1両目に掛かる電柱がけっこう邪魔に見えます。

 これにて全撮影が終了。大サロと共に実は1日目には瑞風もやって来ていたので、併せて撮れて充実した撮影行となりました。瑞風については次の記事で書きます。
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可部線で113系を撮る

2017-01-13 |  出撃 at 中国地方
 前回の記事で正月明けは新潟へ再度訪問・・・と書いていましたが、結局雨天の予報だったので、北はやめて東か西へ行くこととし、2週連続関東へ行くのもなんなのと、関東方面及び信州方面のバスがほぼ全て満席だった事もあり、今週は西へ行くことにしました。
 青春18きっぷの最後の2日分があるので、有効活用すべく、夜行のドリーム号で広島へ向かいます。正月明けと這え、4日なのでまだまだ満席の便が多い中、何故か大阪-広島便だけはガラガラの状態で、乗車前日段階で窓側席が10席も空いている状況。

 大阪駅はTDLなどに行く家族連れで1番~3番乗り場が混んでいましたが、さすがに23時を回ると閑散としてきました。当日に切符を買う人も少なかったようです。

 23:30 定刻に発車。出発からわずか6分で高速道路に乗って、伊丹空港の横を過ぎたら消灯です。

 翌朝6時過ぎに広島駅に着きましたが、バス乗り場が工事中で真っ暗なので写真は撮らずに駅の中へ。

 可部線の113系を撮る
 実は可部線は昨年10月にも撮りに来たのですが、他の撮影地で撮影してから来たので、113系の写真は撮れずに115系のみの撮影となっていました。
 今回はその113系を撮ろうというもので、場所は上八木-中島間の太田川に掛かる鉄橋で撮ります。
 ここは前回も来たのですが、今回は4K動画を撮るために再訪、本当は光線が良い中島から歩いた方がよいのですが撮影条件の問題があり上八木側で撮ります。

 7:57 まず1本目の749MはP-05編成で来ました。西日本の夜明けは遅く、8時前でもエロ光気味になりました。

 8:18 続いて2本目の753Mがカフェオレ色のP-08編成で来ました。関西地区・岡山地区ともにカフェオレ色は絶滅しているので、この広島が最後の砦です。
 113系が2本連打で下って来るということは、そう、可部駅で113系2本が並ぶということです。駅撮りデブブの皆さんは、可部駅で狙うのもいいかも知れませんね。但し延伸のため1・2番線が改札口が分離されているので注意です。

 8:31 折り返しの1本目が760Mになります。

 8:50 続いて折り返しの2本目が764Mになり、これで113系の撮影は終了です。
 この日は次の撮影地へ行くため、次にやって来る黄色い115系乗って帰りましたが、去年10月に来た時はR-02編成が入ったので、その時の写真を上げます。

 こちらが昨年10月に撮った白カフェ色115系R-02編成で、やはり光線はさすがに高いですね。
 西側からだと午後順光になるので、春以降にも運用が残っていたら再訪してみたい場所であります。
 なお可部線内の113系の運用は途中の緑井で折り返す運用もあるので、景色重点でなければもう少し本数を稼げると思います。
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C56160最後の山口線 出撃

2016-12-28 |  出撃 at 中国地方
 SL C56160号機の引退が近付く中、夏休みのC57との重連運転に続いて今度は毎年クリスマスと正月三が日に恒例のC56単独でのSLクリスマス&稲成号を走らせて来ましたが、いよいよこの冬がラスト・シーズンとあり、最後の活躍を見収めたいところ、この土日はうまく休日に当たったので、翌26日に1日休みを加えた3連休として往復18きっぷで出掛けることにしました。

 .夏同様のオール歩き鉄プラン
 山口線のSLは車で出撃しても往路で2ヶ所、復路は1ヶ所でしか撮れません。ロクなアングルでなくてもよければ、もう1ヶ所ずつ位は撮れそうなものの、写真しか撮らない人はそれでも良いでしょうが、特撮+動画撮影がメインとなるので、セッティング・撤収に各々10分ずつ掛かる私の場合は、もう山口線では余程のネタでもない限り車で追っ掛ける必要性は元々有りません。
 今回は2日間とも往復計4本狙うため、土日は山口県内のみ移動で普通乗車券で、金曜と月曜に長距離移動で18きっぷは2回分のみの使用です。

 前日の金曜日はいつもの午後からの出発ですが、午前中での仕事が長引いたため、岡山発下関行きに間に合わず、岡山を17:18発の広島行→徳山行→最終の厚狭止まりに乗って乗り継ぎ、防府で滞泊することにします。

       
 .涙雨のクリスマス・イヴ
 週間予報では24日は1日晴れ、25日は「晴れ後曇で夜遅くに雨」という事だったので、24日土曜日に確実に押さえておこうと心積もりだったのですが、前線が通過したにも関わらず、天候回復の兆しなし。ウェザーニューズの1時間予報では、「曇で昼頃に一時的に晴れ間あり」とあるので期待して出掛けます。

 防府駅から山口駅までは中国JRバスに乗ります。山口駅まで40分 860円。
 実際のところ、新山口経由で鉄道利用なら580円と、バスで行くより280円ほど安く行けるのですが、趣向を変えたい気分的な問題です。

 バスが動き出すと程なくワイパーを動かし始め、窓にも雨粒がはっきり掛かり始めました。マジかよ!と暗雲モード。

 山口駅に着きましたが、小雨がパラパラ、止む気配がありません。
 雨雲レーダーを見ると11時~12時にかけて山口線沿線を狙い撃ち、どんだけ~という位、逃げ場はありません。
 天気が悪いので、駅から近めの長門峡で撮ることとし、特撮は諦めて、一眼レフ+コンデジ動画撮影のみとします。

 長門峡で下車。降りる人は僅かの数名だけでした。夏に来たときはぞろぞろ20人近くが降りたものですが、既に撮影地で待機していた人もたったの十人程度と、やはり一般の人が知らないシーズンだとこんなものかも知れません。

 パラパラ程度だった雨は11時頃には本降りとなり、傘を指してますがコートは半分ずぶ濡れです。リュツクや機材を入れたバッグは合羽で覆いましたが、それでもリュツクは地面から返しの雨が染み込んできます。

 11時台の下り臨時列車を見送ります。
 これだと動画撮影もレンズに雨粒が吹き込みそうで撮影になるか心配です。 徐々に追っ掛け組も到着し、総勢40人程でSLが来るのを待っていたら、11:50 遂に雨がほぼ止み、上空に雲の切れ間が見えてきました。そして

 12:01 ボ~~の汽笛に続いてポ~の汽笛。あ、DDが後補機で付いてんのね。
 DDは単に非常時のための補機かなという位にSLが力強く煙を吐いて爆進します。
 
 (左側が一眼レフ写真、右側がコンデジ4K動画からの切り出し画像)
 しかしある程度加速し鉄橋の半ばまで差し掛かると、黒煙から白煙に変わってしまいましたが、冬場ならではの映像です。C57との重連に比べれば煙は全然少ないですが、これがC56のちっちゃい釜らしくて良いです。

 撮影後12:40の三谷駅前行きのバスで先へ行く人もいましたが、どうせ下りはもう撮れないので、14時台の普通列車まで待ちます。

 列車まで2時間あるので道の駅で暖房に当たれば濡れた荷物や服を乾かせるかもと寄ります。

 いつもは素通りの道の駅ですが、「阿東牛すきやき」の文字が目に飛び込んで来ました。ここはちょっくら食ってみるか・・・

 頼んでしまいました。昼食に1,600円もするメニューなど普段まず食べることは無いですからね。寂しく一人すき焼きっす。

 昼食代奮発したんだし、雨止んでくれと思いましたが、再び本降りの雨に。本当に天気予報の外れっぷりは馬鹿になりません。
 また傘を指して長門峡駅へ戻ります。

 上り列車は何処で撮ろうかと考えながら、結局津和野まで来てしまい、駅前にタクシーも居なかったので全速で歩いてカーブの築堤ヘ登ります。雨粒がスマホに落ちる度に地図の位置が狂って使い物になりませんでした。
 
 (左側が一眼レフ写真、右側がコンデジ4K動画からの切り出し画像)
 築堤上に上がる前からやかましい関西弁のオッサンらの会話が周辺の住宅まで響いていて心配でしたが、動画撮影者もいたので、汽笛がなると一斉に静かになって撮影完了。

 津和野駅に戻ってくると、また上空に雲の切れ間が見えてきて、本当に今日は踏んだり蹴ったり、でもSLが通過する時だけは雨は止んでいたのが奇妙です。次からは車で来いと言わんばかりの天候でした。

 山口駅まで戻ってきて、今夜は山口市内のファミレスでお一人様ディナー、クリスマスイヴなのか土曜の夜なのにガラガラでした。バスがなくなったので最終列車の新山口経由で防府へ戻ります。

       
 .お別れのクリスマス
 撮影2日目の25日は、天気予報も訂正して「晴れ、夕方から曇」となっていたので、今日こそはモノにしたいですが、果たして。

 朝方すごいモヤが掛かってましたが、9時頃にはだいたい晴れてきて、山口駅も上空曇一つない快晴に恵まれています。

 山口 9:46発のいつもの単行気動車で下ります。今日は天気が良いことだし、いつもは徳佐のSカーブへ行くのですが、まだ撮った事の無い場所で撮ることにして、地福・鍋倉どちらでも同じ運賃なので鍋倉までの乗車券を買いましたが、途中下車不可の切符なので、地福で回収されます。

 下車した地福駅でちょうど上り列車と交換します。ここの津和野側に田んぼの中のストレートがあり、爆煙で加速する姿が期待できます。

 撮影地点は駅から徒歩数分の農道なので、SL列車から降りて停車時間の間に急いで歩いてくれば間に合う距離なので、直前割り込みが心配な場所でもあります。

 絶好の快晴・微風ということで、特撮+4K動画撮影に専念し一眼レフは取り出しませんでした。

 撮影後は昼食にするため一旦徳佐の町まで行きます。

 撮影地近くの国道に地福用路というバス停があり、そこを13:04に津和野方面へ行くバスが来るので、これに乗ります。
 バスの車内は撮り鉄で大盛況。普段は空気を運んでる田舎のバスも今日は臨時収入です。醜いので車内の様子は撮ってませんが、直ぐに想像できると思います。

 徳佐で昼食のあと、ここから普通乗車券を買うのですが、明日予定していた広島方面が朝から雨の予報が出ているので、何故か午前中は天気が持つらしい九州方面へ行き先を変更して、小倉まで乗ることにします。

 撮影場所は今夏にも来た鍋倉、徳佐から1駅だけ乗って直ぐに途中下車です。

 いい感じで晴れていたのですが、列車の通過が16時を回るため、夕方の雲の餌食になります。消えそうな日差しの中、かすかな反射光を出してSLが通過していきます。線路際に3人程かの国からの撮影者が居ましたが、2台のカメラとも広角でゴミ程度の大きさなので目を瞑って撮影を続けます。

 これで2日間に渡ったSL撮影は全て終了。
 C56は正月3が日にも走りますが、休みがあるのは元日だけのため、無理して撮影に出掛けるのもなぁということで、このクリスマスでC56とは最後のお別れとなりそうです。

 25日は夜20時台に小倉に到着しかの国入り。翌26日は若松線の気動車を乗り&撮り収めします。
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鯉しか乗れない電車

2016-10-25 |  出撃 at 中国地方
 秋の乗り放題パスで広島近辺で115系電車を撮りに行ったのですが、その中でL-08編成(カープ電車)は下関へ入区しており、見られませんでしたが、ひろでんでもカープ電車が走ってるとの事で、行ってみることに。
 朝から可部線で115系を撮影して広島駅に戻ってきたので、駅前に出てみたら、

 おうおう、いきなりカープ電車発見! なんというツキでしょうか。
 折り返しのために5分ほど停車していましたが、みるみる人垣ができていました。平日の午前中なのに。
 このカープ坊やの服装が、ひろでんの制服・制帽になってるのがイケてます。

 後ろには女性車掌が手を振って市民や観光客に応えていました。
 動画を撮っていると、DeNAの服を着た焼き豚女2匹が私と電車の間に割り込んできて自撮り、車体まで数センチという危険な行為、タメ口で何やら運転士に話しかけてて、関東訛りだったので、あぁやっぱりかというところです。
 動画後半が後続の電車に被られたので、これはもうきれいに撮れる場所へ行くしかありません。
 まさかこんな所で撮り鉄魂に火が点いてしまいました。
 しかし、このカープ電車、追っかけるにも運行時刻が分かりません。目撃ツイートを頼りに市街中心部へ移動します。

 最初は広島港(宇品)へ行ったと思ったのですが、ツイート写真に土橋の物があったので、江波か己斐方面へ行ったようです。江波か己斐なら1時間程度で戻ってくるだろうと目論見、原爆ドーム前で待つことにしました。

 まだか、まだかと待っていると、今度はカープタクシーが現れました。
 こちらも停車中は手を振る市民に応えて、運転手さんも手を振っていました。

 さて肝心のカープ電車が、待てども待てども全く来ません。もう2時間近く待っています。

 ようやくやってきました。これだけの時間が掛かったということは、宮島まで行って帰ってきたんでしょう。(実は江波で1時間昼休みを取っていました。後で調べたらどうやら固定運用のようです。)
 乗務員も2人とも交代していて、車掌はおっちゃんでした。

 すっかり太陽が南中を過ぎていたので、後追いで順光&鯉の正面側から撮影成功。
 欲が出てきて、歩道を走って紙屋町方向へ電車を追っかけることにしましたが、これが追いつけない。
 何せ、後続の電車の邪魔にならないよう、停留所はスルー、道路信号以外では止まらないから早い早い。
 結局紙屋町まで追いつけませんでした。

 その先の本通で道路信号に引っ掛かってる所でようやく追いつき、真横から撮影。
 帰りの電車の時刻が迫ってきたので、深追いはせず、広島駅へ戻りました。
 側面に「がんばれCS突破」と書かれていますが、日本シリーズ期間中は「めざせ日本一」、その後は「おめでとう日本一」と書き換わると思います。


 ちなみに本来のカープ電車は3月から走っているこちらの5100形のことで、こちらはもちろん乗客として乗れますw
 鯉専用の貨50形はカープ花電車と呼び分けるといいでしょう。
 ひろでんのHPに運行時刻が載っているので、撮りたい人は予め下調べしてから行きましょう。私のように行き当たりばったりでフラっと気まぐれで立ち寄ると、原爆ドームの電停で2時間も立って待ってるという馬鹿な羽目を見ることになりますので・・・。
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30年ぶりに三江線に乗り鉄(後編)

2016-09-18 |  出撃 at 中国地方
 昨日9/7は朝明石を出て、智頭急行・鳥取・米子経由で江津から三江線の下り列車に乗って、最終的には広島(五日市)へ到着というぐるっと回ってきました。
 2日目は台風や雨の状況によってどうするか流動的でしたが、広島県内の大雨も日付が変わる頃にはほぼ収まり、運転見合わせの心配もなさそうなので、今日も三江線の乗ることとしました。
 昨日はクロスシートの通路側だった事や、途中から夜になって、景色が見えなかったので、改めて乗って景色を楽しもうというわけです。
 しかし泊っているのが広島を通り過ぎた五日市。さて今日中に乗って帰れるのか? 答はノー。でも大丈夫。明日は勤務は午後からなので、昼までに帰れば問題ありません。

 .上りの2番列車で乗り継ぐ
 三江線の上り列車は朝5時台と9時台の2本があり、それ以降は夕方までありませんから、午前中のどちらかの列車に乗る必要があります。
 しかし朝5時台の列車の場合は、三次市内でホテルに泊まっていても結構厳しい条件なので、結局広島市内あたりで泊って9時台の2本目に乗っても、結局帰ってくるのは同じ列車になります。

 五日市 6:16発の和気行きに乗ります。
 2016年版のカープ電車に乗るのは初めて、このまま和気まで長躯乗るのも悪くもないですが、目的を外れているので、もちろん広島で降ります。

 広島からは昨夜も乗った芸備線に乗り、三次へ向かいます。
 広島 6:57発の1850Dはおそらく芸備線の列車では最も長い6両編成で運転されます。但し5駅先の下深川で後ろの4両を切り離すので、そこから先はたった2両で運転されます。

 2時間近い40系の旅も終わり、三次に到着。この列車はまた広島へ折り返しとなります。
 三江線の列車は隣の3番線に入るようですが、2両編成?

 表示の間違いかと思いましたが、本当に2両編成でやって来ました。
 この列車は江津を朝6時に出た下り列車で、2両編成のまま 424Dとして折り返していきます。
 平日の昼間に2両編成とか、ガラガラな筈ですが、広島発の1本後の列車が到着すると、壮年18きっぱー達が大量に流れ込んできて、一気に2両とも座席は埋まりました。

 三次周辺は晴れていたのですが、天気予報では島根県は1日マークが出ていて心配。
 途中で雨も降ってきましたが、降ったり薄日が差したりと忙しい天候です。
 上の写真は昨日下車した石見都賀駅の南側の景色で、この川原をバックに今度は列車を撮影したいものです。

 12:09 石見川本到着。この424Dは途中の口羽や浜原などで反対列車との交換が一切ないので、バカ停することもなく、淡々と停車・発車を繰り返して2時間ちょっとで着きます。

 石見川本駅初下車。
 実は数年前に赤い青春18きっぷを買うために、山口線のSL&一畑のデハニ撮影の移動ついでに車で立ち寄ったことがありましたが、列車からの下車は初めてです。

 次の列車まで1時間半近くあるので、昼食を兼ねて街へ出て見ましたが、通行人などほとんどいません。
 多聞にもれず、過疎化が進む田舎町の昼下がり、目立ったのはリュック背負った18キッパーだけでした。

 再び駅へ戻り、昼休みを取った 424Dは 426Dと列車番号を変えて終点の江津へ向かいます。
 その間はエンジンも止めて、扉も締め切るので、ドアが開くまでホームで待たなければなりません。

 江津まではラストスパートと思いきや、この区間が最も30km/hの速度制限が多い区間で、本当にノロノロと走ります。
 また20年ほど前にSL撮影で来た時に比べて木々も大きく伸びていて、川原の景色が見えにくくなっており、乗客の多くが眠りにつく区間でもあります。

 ようやく晴れ間が見えてきました。
 こうやって見ていると、人家が全く視界からなくなる区間が続いたりして、ここは深名線か岩泉線か?と思うような光景が続く場所があります。木の向こう側には江の川があるのですが。

 そしていよいよ江津の町が見えてきました。
 象徴となる長い鉄橋を見ながら、江津本町に停車し、大きくカーブを曲がって江津に着きます。

 14:49 定刻に江津に到着。 1番線に出雲市行きの上り普通列車が待っていて、大勢の乗客が階段へ向かって歩いていきます。さてどうしようか?

 .再び下り列車に乗る
 江津からは山陰本線で上れば、出雲市で岡山行きの普通列車に乗り継ぎとなり、そのまま乗り換えなしで岡山まで行けます。乗り換え客が多かったのは多分その列車に乗るためと思われます。
 さて私はどうするかというと、再び三江線の下り列車に乗って三次へ折り返すこととしました。

 三次から乗ってきた2両編成の車両は引き上げ線に引き上げて、どうやら1本後の 431Dに入る模様で、429Dに充当する車両は浜田から回送列車で入線してきました。
 停目通りに止まってくれたので、ポールポジションで最も良い席を確保。

 山陰本線の下り列車は40~50分程度の遅れが出ており、本来なら快速〔アクアライナー〕から接続するはずですが、隣のホームに着いたのは〔スーパーまつかぜ5号〕でした。
 ドアが開くやいなや、10人程度がダッシュで乗り換えてきます。自分も昨日はそうでした。
 三次行きは遅れの快速列車からは接続を取らずに 15:17定時に出発、18キッパーは救済されたのでしょうか? 隣に特急から乗り換えた人が座りましたが、米子→三次の普通乗車券を持っていたので救済されたかどうかは分かりません。1本後の431Dに乗っても広島まで今日中に着けるので、救済しなかったかも知れません。
 1両編成の列車は昨日ほどの立ち客が出る程の混雑ではないものの、席はほぼ埋まる程度の乗客を乗せて、淡々とまた三次へ向かいます。
 浜原で1本前の浜原止まりの列車で降りて待っていた乗客を乗せて、更に乗客が増えます。

 途中の口羽で小休止、上り列車との交換待ちのため、8分ほど停車します。
 それってんで、列車を降りて駅の敷地外へ出ます。下車駅1つゲット。

 口羽駅の駅舎内、ただの待合所となっています。長椅子があり、これは駅寝するには最適の環境ですね。
 扉も閉まるので、虫の侵入も雨風も防げ、少々の寒さならしのげそうです。

 上り列車が到着しました、そろそろ発車します。

 浜原を過ぎると山合いの早い日暮れがやってきて、肉眼だともう少し明るいですが、写真だと空以外は真っ暗に映ってしまいます。
 秋冬場だと多分真っ暗です。

 18:47 定刻に三次に到着。
 2日がかりで1往復半した三江線の乗り鉄ミッションが終わりました。
 三次からは福塩線経由でも芸備線・広島経由でもいずれの場合も、山陽本線上りの最終の岡山行に接続となります。
 このため夕食の確保目的で広島経由で帰ることとしました。三江線については日が長くなった来春あたりに撮り鉄で訪問したいと思います。

 本日の旅程、青い色が三江線の部分
・9/8 五日市616~324M クハ115-2020~633広島657+4分~1850D キハ47 153~855三次957~424D キハ120 310~1209石見川本1343~426D キハ120 317~1449江津1517~429D キハ120 315~(口羽)~1847三次1857~1879D キハ47 1071~2049広島2100~2855M クモハ226-68~2104新白島2112~382M クハ115-2517~2313東福山
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30年ぶりに三江線に乗り鉄(前編)

2016-09-17 |  出撃 at 中国地方
 先日JR西日本から2018年春にも三江線を廃止するとの発表がありました。
 すでに前々から廃止の噂があったので、乗っておきたいと思っていましたが、撮影が忙しくて、なかなか乗る機会がなかったのですが、今回ちょうど天気も悪い予報が出ているのと、廃止の発表もあったので、どこかへ撮影には行かずに今回三江線に乗っておこうということにしました。
 会社の同僚が新婚旅行で台風の中北海道へ行くため、勤務日に変更が出たところに1日有給休暇を足して、9/7~9/8の平日に三江線へ乗りに行くことでプランを考えます。
 1日に実質3本しかないので、使える列車が限られるのと、既に9/7は江津・三次ともに3日前の時点でビジネスホテルは満室で、朝1番の列車には乗れないので、それ以外の列車を使ったプランとしました。
 前回乗ったのは1986年の夏だったので、ちょうど30年前(その後98年ごろに車でSL撮影のため来ています)、その時は江津発最終の浜原行きに乗り、浜原で駅寝をして朝1の三次行きで抜けましたが、この年になって駅寝はしんどい(一昨年福島で寝ましたが)ので、中間の駅では泊らないプランとします。

 .往路は山陰ルートで
 9/7は広島県側の方が天気予報が悪いため、下り列車の江津発15:17の列車に乗ることし、朝1番でどのように乗り継げば行けるか紐解いていったのですが、山陰本線ルートは福知山で泊りとなり×。伯備線経由だと、新見→米子間を2,500円特急を使うことになります。
 そんな中目を付けたのが、智頭急行ルートで、上郡→智頭間を1,720円で移動できるので、このルートとしました。いずれにしても六甲の実家に泊って朝4時にゴソゴソ出来ないので、明石で滞泊としました。

 神戸始発の1番電車に明石から乗り、次の西明石で、この駅始発の播州赤穂行きに乗り換えます。
 この電車は上郡から赤穂線に入ってしまうため、姫路駅で降りて、次の山陽本線の岡山行きに乗ります。

 7:07 上郡で岡山行きを降ります。ここで降りたのは2年前のサロンカーなにわを撮りに来て以来、今日は駅舎から外へは出ません。

 女子高生たちの後を追うように、ホーム上にある智頭急行の駅舎へ向かいます。
 この娘たちは 7:13発の普通列車に乗るために急いでいるのですが、この普通列車に乗ってしまうと途中駅で接続が切れてしまうので、その後の特急に乗ります。

 「青春18きっぷでは乗れません」と注意書きが書いており、乗り換え改札口でもしっかり見られます。
 今回はここから特急利用のため、乗り換え客が全て通り終えた後に、窓口に切符の購入を申し出ます。

 今日は平日ですが、青春18きっぷ期間は1日フリーきっぷが使えるので、智頭まで片道100円安く乗ることができます。
 切符は片道だけ乗って終わりにするのですが、片道の普通運賃より安いので十分ペイするのです。

 切符を買って、またJRのホームに戻ってきたところで、岡山からの〔スーパいなば1号〕が入線します。
 この列車で智頭まで乗車します。以前〔スーパーはくと〕には乗った事がありますが、この列車に乗るのは初めてです。まぁ187系には〔スーパーおき〕で何度も乗っていますが。

 車内は平日の朝の下りということで、乗車率も2割程度と、すこぶる空いていました。すれ違う上り列車が軒並み混んでいたのとは対照的でしたが、平日にあれほど混んでいては、週末などはどうしているか思いやられます。

 〔スーパーいなば号〕は智頭までで、ここから反対側ホームに入ってきた折り返し鳥取行きの普通列車に乗ります。キハ47-2000番台の3両編成サービスダウン仕様車です。

 発車まで20分近くあったので、朝食の調達のため駅を出たのですが、どこも店は開いておらず、駅へ戻る結果に。
 駅前の観光案内所前に1人乗りバッテリー自動車のレンタカーが置いてありました。一度乗ってみたいものですね。もちろんこの鉄道むすめのやつでw

 9:16 智頭から45分ほどで鳥取に到着しました。次の下り快速列車までは1時間あるので、ここで朝食とします。

 改札口前には名探偵コナンの砂の像もどきのオブジェが飾ってあり、写真を・・・周りは誰も撮ってませんでした。

 鳥取駅で下車するのも久しぶりです。前回は因美線から山陰線にすぐの乗り換えだったので改札を出なかったのですが、今回は時間に余裕があります。
 鳥取駅の駅舎は山陰地方では最も大きく威厳だけはあります。かつてはフル編成の寝台特急〔出雲〕がここを通っていたのですが、今はそんな長い列車などありませんね。

 駅前にあるのは、モスバ・ドトール・ミスドと(あれっ、スタバが無い?)、どこの地方とも変わり映えがしないので、駅中コンビニでサンドイッチでも買うことにしました。
 ここ鳥取駅は、JR西日本の多くの駅がセブン化されている中で、今でもハート・インの店舗を守っているのが嬉しいです。鳥取県東部にはセブンの店舗がないのかな? ちなみに米子駅はセブン化されています。

 セブン系でもローソン系・サンクス系でもない、どこのコーヒーメーカーか分からないマシンが置いてあったので、興味本位でホットコーヒーを注文しました。
 マシンの右下にFAEMAと書いてあります。調べてみるとイタリアの名門メーカーというのが分かりました。こういう発見もあるんですね。エスプレッソ・カプチーノ・カフェラテなど8種類設定でき、どこかの薄いコーヒー1種類しか出ないのとは違います。

 9:41 3番線に折り返しとなる鳥取止まりの列車がやってきました。
 下り快速列車の発車まで30分以上ありますが、早くも乗って待ちます。

 なかなか車内の様子を撮ることができないので、この機会に撮っておきます。
 キハ121の2連で、乗車したのはトップナンバー。茶色のモケットがいい感じ。

 座席はJR西日本の新造車両にしては珍しい固定クロスシート。
 生地はいい感じのモケット地ですが、座面が薄っぺらい板状のもので、長時間座るには尻が痛くなりそうな不安があります。

 快速〔とっとりライナー〕で米子まで来た後、さらに快速〔アクアライナー〕に乗り継いで西へ西へ進みます。
 こんどはキハ126-1 またトップナンバー車に当たりました。

 出雲市を過ぎて右手には晴れた日本海が広がります。
 天気予報は曇りのち雨でしたが、意外と持っている感じです。

 .いよいよ三江線に乗車

 快速〔アクアライナー〕は江津に15:14に到着し、乗り換えとなる三江線の列車には3分間の乗り換え時間です。
 同じホームでの乗り換えですが、3分しかないので、クロスシートに座れるかな?

 乗りこんでみると、ありゃりゃりゃ。混んでる!
 しかしかろうじてクロスシートの通路側が2席あいており、そこへ座れました。乗り換えに遅れた人の中には三次まで3時間半、立ちっぱなしの人もいたのかも。見た感じ50歳以上が8割方。老人18きっぱーばかり。

 列車は山間の線路を進んで、浜原から先の最後に開通した区間は揺れも少なく、トンネルと鉄橋を突き抜けながら進みます。
 
 .降りてみたかった宇都井駅で下車
 三江線で最も有名な駅の一つが、高い高架橋の上にある宇都井駅。
 このユニークな駅には1日4往復しか列車が来ないので、下車すると次の列車まで時間が開くので、なかなか降りる勇気がありませんが、今回乗った429Dの場合は、2時間弱の待ち時間で後続の三次行きがあり、それに乗っても広島まで帰れるので、宇都井で降りることにしました。

 いよいよ宇都井駅に着きます。ホーム上は誰もいない模様。誰か降りるかな?

 宇都井で下車。私以外に初老の多分18キッパーが1人降りました。
 列車が去ると、静寂に覆われます。

 ホームは予想外に狭く、3人以上で記念撮影するには少々辛いほどの幅しかありません。

 ホーム脇には仕切りの無い待合所があり、夏場であれば駅寝もできるかも?

 1日4本ずつしかない列車の時刻表。

 116段の階段を下りて、駅の外へ出ます。100mほど離れた場所まで行くと、だいたい全体が見えます。

 駅の真下から見上げたところ。まさに古い団地の階段みたいです。

 発車時刻が近付いてきたので、階段を登ります。
 90段登ったあたりで、ようやく駅のホームが見えてきます。

 宇津井で次の三次行を待つのではなく、口羽で交換してきた上りの浜原行きに乗り、次の石見都賀駅で下車。
 ここも降りたことが無かったので、一度降りることにしました。

 盛り土上のホームだけの駅で、階段を降りて出た所にプレハブの待合所があります。

 入ってみると、木の長椅子で駅寝もできそうですが、木材のニオイがすごいので、気にならない人なら寝れるかも。
 一応電灯も点くので、夜間でも安心です。虫が寄ってくるかも知れませんが。

 石見都賀で降りた列車が浜原で折り返して三次行きとしてやってきました。
 夏場ですが、天気が悪いので、19時過ぎですが真っ暗でした。

 この433Dは江津からの列車と接続しているので、いい場所に座れるかな?と思いきや、乗っていたのは1人だけ、私を入れると2人(次の宇都井で、先ほど降りたオッサンが乗って3人)だけでした。
 1本前の列車があれ程混んでいたので、拍子抜けです。

 途中の式敷駅で上下列車が交換&女学生の下車シーンが見られますが、真っ暗なので列車しか写りません。
 フラッシュは焚くなよ!

 20:28 終着駅の三次に到着。途中駅で何日着てるか分からないワイシャツを着た無精髭のビデオ鉄ともう1名アンガ田中みたいなのを乗せて、最終的に5名の鉄っちゃんが全ての乗客でした。

 その後広島まで出て、今夜の滞泊地の五日市まで行きます。今や数少ない広島更新色の電車でした。
 さて明日はどうするか? 台風と雨雲の状況次第で行き先が変わります。  (後編に続く)

 本日の旅程、青い色が三江線の部分・紫色は智頭急行
・9/7 明石541~501C サハ207-1055~544西明石547~943M サハ223-1014~621姫路632~1303M モハ114-1204~707上郡725~71D キハ187-1503~809智頭830~556D キハ47 3014~916鳥取1017~3423D キハ121-1~1155米子1246~3455D キハ126-1~1514江津1517~429D キハ120 311~1735宇都井1800~432Dキハ120 315~1808石見都賀1915~433D キハ120 315~2028三次2034~1881D キハ47 100~2214広島2226~1577M クハ115-1078~2242五日市
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SLやまぐち重連 最後の夏?撮影

2016-07-28 |  出撃 at 中国地方
 徳島のキハ40系撮影に続いて土日はメインとなる、山口線のSL撮影に向かいます。これはC56型の引退が近いことから、この夏で最後になると思われるC57+C56の重連運転を残しておこうというものです。
 山口線での重連運転は過去にも何回か来ていますが、やはり最後ということと、特撮機材での重連撮影はまだ行っていなかった(昨夏は単機で撮影)ので、敢行することにしました。
 1.特撮機材での撮影もするため、長めの直線か開けた緩いカーブの場所で
 2.スチル写真では重連らしさを出すため、斜め位置からのサイド気味に捉える
 3.青春18きっぷ利用で、駅からは歩きになる
などの条件で撮影地を選びます。

 .1日目(7/23土曜)
 昨夜防府からバスで移動して山口市内のゆめタウン近くで滞泊。

 朝も駅までバスで出ます。土曜日の朝とあって減便されたバスには数名の通学生しか乗っていませんでした。JRの路線バスに乗るのは久しぶり。

 日本一ショボい県庁所在駅の山口駅に到着。それでも駅にそば屋があるのがせめてもの救い? でも10時開店なので開いてませんでしたが。

 どこかお店はやってないかと米屋町のアーケード街まで行ったものの、見事にどこも開いてません。ミスドも9時からか・・・。駅に戻ってキオスクでサンドイッチを買って朝食に。

 撮影地に向かうのは山口9:46発の益田行きワンマン列車に乗ります。1両の単行なので、一杯になるのは容易に想像できます。

 今日の移動は山口~最大で津和野までなので、青春18きっぷは使わずに普通乗車券を使います。結局津和野までは行かずに、徳佐までの往復だったので、この日の交通費は1,520円+JRバスの500円ですみました。

 去年に続いて今年も徳佐で下車。去年はSカーブの東側から撮ったので、今年は西側から撮るべく定番位置へ向かいます。

 定番位置に着きましたが、やはり結構な人出で埋まってます。このあと追っかけ組が合流してくるのでこの3倍程度の激混みとなりました。
 特撮機材での撮影となるので、S字を捉える位置にはセッティングできません。少し南側に降りたサイド位置に陣取ります。今回は一眼レフは遠隔操作のサブカメラ扱いとなります。

 12:46 定刻より少し遅れてボ~ッ、ボ~ッと2奏の汽笛が鳴り、下りのやまぐち号がやって来ました。遠隔操作の一眼レフは今回から電波の強力な中国メーカーのリモコンを使ったのですが、2コマしかシャッターが下りておらず、少し手前で撮った形になりましたが、トリミングすれば十分見られます。
 さて、上りを何処で撮ろうかな?
 取り敢えず昼飯調達のためローソンへ向けて歩きます。炎天下の中、25分も歩くのはさすがに辛い。

 ローソンまであと数分という場所に、ちょうど俯瞰撮影に向いた道路陸橋があるので、ここで一休みしてスーパーおき号を撮ります。編成の長い列車だと後ろは切れてしまいそう。
 ローソンで昼飯調達後、向かったのは、先程の陸橋から南にある直線の線路脇。ここで上りを撮ることにします。

 16:10 上りのやまぐち号がやって来ましたが、ここでトラブル発生。一眼レフのシャッターが1コマも下りていませんでした。予備撮影でニコン純正のリモコンの反応が良かったので、ニコンのリモコンで本番に挑んだところ、やっぱり切れてなかった。ホント本番に弱いなぁ。(例によってコンデジ動画からの切り出し写真)。おまけに上り列車は徳佐から下り勾配なので、煙を吐かずにスカスカです。まぁ動画はまずまず撮れてるのでよしとします。
 これにて1日目の撮影は終了。昨夜泊まった滞泊地に戻ります。

 .2日目(7/24日曜)
 2日目は雲ってきたのと、若干撮影者が減るので、大定番の長門峡で下り列車を撮ることにします。今日は帰路に就くので青春18きっぷを使います。

 やって来ました長門峡の定番位置。関東組が少し減るとはいえ、鉄道ファン以外の一般人も詰めかけるので凄い人出です。重連らしさを出すためには正面がちよりは斜め位置から狙った方が良く撮れるのですが、ちょっと撮影環境が良くありません。時より帽子を飛ばすほどの横風が吹きます。結局ここでは特撮は回避して一眼レフを本務機として撮ることに。

 長門峡駅を出て爆煙で加速すると思いきや、重連なのでそれぞれの煙が少なく出しているように思えます。おまけに煙も風でなびいています。

 後ろのレトロ客車も引退が発表されているので、客車も入れて撮りたいのですが、結構煙に隠れてしまいますね。

 カメラを振って後追いショット。去り行く感じもいいですね。
 さて返しとなる上り列車は何処で撮ろうかな?雲ってるので、光線は余り関係ないのですが、有名場所よりは空いてる所で撮るべくロケハン開始。昨日の苦い経験から、煙が少しは期待できる鍋倉駅の出発シーンを撮ることにします。

 16:13 いよいよ上りやまぐち号の出発、予想以上に線路脇の草が邪魔になるので、ここでの撮影者は数名と、まったりできました。一眼レフでは下草が少々邪魔になりますが、特撮位置からだと下草は関係ありません。
 これにて2日目も撮影終了。帰路に就きます。
 新山口に18:41に戻って来るので、当然青春18きっぷで山陽本線を上っていては帰れません。そこで岡山まで飛び道具を使います。

 新山口18:56発の、こだま758号に乗ります。これに乗れば岡山に21時過ぎに着き、岡山から最終の姫路行き普通→最終の新快速と乗り継げるのです。

 やはり、おとなびきっぷの効果は絶大で、このきっぷがなければ新山口→岡山は8,420円もするからすこぶるお得です。

 新山口で腹ごしらえと思って売店を見ると、残っていた駅弁はもみじ弁当1つだけという、何の選択の余地も無い情況でした。
 六甲道に0時過ぎに到着。当初の予想より天気が好転してくれて何よりでした。
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