六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

遠鉄の釣り掛け電車 乗り&撮り

2017-07-22 |  出撃 at 東海地方
 遠州鉄道に残る釣り掛け駆動電車の30形が夏休み中の土曜日に3往復限定で動くとのことで初めての遠州鉄道撮影(乗るだけなら3度ほど乗ってますが)へ行く事にしました。
 当初この週末は栃木県内で下り〔カシオペア〕を撮に行こうかと思っていましたが、天気予報が悪そうなので諦め、遠州鉄道と翌日に大井川鉄道へ出撃すべく、普段は通過ばかりの静岡県へ向かうことになりました。

 今日は浜松までなので、青春18きっぷなどは使わず、豊橋までは名鉄のバラ売り回数券を使って往復します。名古屋本線の特急に乗るのは久しぶり、土休日用の特急回数券なら1回290円で特別車に乗れます。

 豊橋に到着。ここから浜松までは普通乗車券(IC)で東海道線に乗ります。
 青春18きっぷ期間の初めての週末とあって大層混んでいるかと思いきや、211系3連は立ち客が出ない程度の楽勝で浜松まで。

 新浜松駅できっぷを買います。
 遠鉄に天浜線の西地区が乗り降り自由になるフリーきっぷを購入し、いざホームヘ。

 ホームヘ上がると、反対側ホームに30形の最終増備車が止まっていましたが、この編成は動いているのでしょうか?

 12:20 いよいよ乗車する30形の列車がやって来ました。
 ホームには一般の乗客以外に鉄ちゃんが10人くらいおりました。

 わずか3分間での折り返しなので、ホームでの撮影はあまりできません。
 しかも順光側はギリギリに止まるので超広角レンズでもないと収まりません。釣り掛け駆動独特の音を楽しむには後ろ側の車両に乗る必要があります。

 そのため、動画も後ろ向きに動く状態で撮影となりました。
 この電車、発電ブレーキも利くので、減速時にも盛大な釣り掛け音を出します。

 可愛い女性車掌さんが、途中から仕切り扉を解放していましたが、これがデフォなのかは分かりません。

 釣り掛けサウンドを堪能しながら車窓ロケハンし、岩水寺で下車します。
 手前に畑があったのでそこで撮れるかも。

 駅から南へ歩いて行ったのですが、すぐに折り返しの電車がやって来てしまい、途中の踏切付近での撮影となりました。
 すぐに駅まで歩いて戻って浜松方面へ追いかけます。と言っても追い付くことは出来ませんが。

 戻ってきたのは、途中のさぎの宮駅の南側に希少な畑が広がる区間があったので、ここで下り列車を撮るためです。午前の早めなら東側の畑から側面のみ順光で撮れるのですが昼過ぎなので畑をバックに撮ります。

 こちらはケツ射ち。順光で撮れてまずまずです。
 動画は近所の製材所の音がうるさくてあまり聞けたモノでもなかった感じでした。

 撮影後は西鹿島へ向かいます。
 西鹿島に着いたのですが、30形は早々に一番奥の線路に留置されており、天浜線のホームからの撮影となりましたごモロに架線柱が邪魔になります。

 最後は天浜線のディーゼルカーに乗って新所原へ戻るのですが、隣の二俣本町で下車して1本撮影してから帰りました。
 運転本数が3往復のみで、丁度真昼の時間帯なので、光線的には苦しいのですが、元々沿線に開けた場所もないので、駅間撮影主体で行くにはしんどいかも知れません。乗りのついでに撮るのがよいかも。
 明日は大井川鉄道のSLトーマス&ジェームスを撮りに行きます。
コメント
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