六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

ふらっと北海道へ 撮影1日目

2017-08-02 |  出撃 at 北海道地方
 1.石北本線の列車撮影
 道内2日目はようやく本領発揮というか、走行数を減らしつつある国鉄型気動車のキハ40系とキハ183系の記録をすべく、3月からオホーツクの走行区間短縮策として登場した特急大雪も撮るため、石北線の新旭川-上川間でいい場所をと検討、鉄道移動+徒歩なので、そんなに奥には行けません。
 そこで出てきた答えが、ラッセル撮影でも行った桜岡-当麻間としました。

 桜岡で下車したのですが、手前の北日ノ出駅を出た辺りにいい感じで線路脇で花を入れて撮れそうな所があったので、30分かけて戻ってきました。北日ノ出駅から歩けば近いのですが、停車する列車がごく僅かなので桜岡から戻るしかないのですが、それでも30分程度で着けるなら北海道だと近い部類に入ります。

 まずはキハ40系の普通列車を撮影。
 北北海道らしい抜けるような青空の中を行く単行の気動車は最高の風景です。

 続いて下りの特急オホーツク1号が来るので、今度は少し見下ろす感じで花も入れて撮影します。
 この時期の北海道は線路脇の草が伸びで足回りを隠すのですが、花が咲いていれば隠れても絵になります。多くが外来種の花ですがね。

 続いて先ほどの普通列車を撮った場所を、少し離れた道路から望遠で狙ってみました。

 同じ場所から今度は上りの特急オホーツク2号を撮ります。
 少し上空に雲が出てきました。

 これで北日ノ出-桜岡間での撮影は終了。桜岡駅へ向けてまた30分ほど歩きます。
 桜岡駅で少し休憩した後、再び歩き出して、今度こそ桜岡-当麻間での撮影です。

 最初に来たのが、駅から10分程にある鉄橋の東側に広がる蕎麦畑で、白い花を咲かせた蕎麦畑を見ながら走る単行気動車。
 これも北海道らしい1コマです。

 続いて来たのが、網走発旭川行きの上り特急大雪2号。
 だいぶ雲が出てきてしまいました。

 先ほどの撮影場所から当麻駅方向に20分程歩いて下りの特急大雪1号を撮るのですが、前面は逆光になるので後追い撮影としました。

 撮影後は20分程歩いて当麻駅まで行き、そこから特快きたみに乗って1駅で旭川へ。この列車に乗らないと夕方近くまで列車が無いのできついです。

 2.ノロッコ号に乗り&撮り
 午後からは富良野線に回ります。特快きたみからの乗り換えでは美瑛止まりの列車しかないのですが、夏の時期は美瑛でノロッコ号に接続しているので、そのまま富良野方面へ向かいます。

 そして美瑛駅での中国人との席取りバトルを制して一番前の特等席に陣取ります。
 昔一度だけノロッコ号に乗りましたが、中間車の中程だったので、今回はガッツリ前面風景を楽しみます。

 列車が2分遅延する程に混雑するほどには乗っていませんが、これでも何故か乗降遅延が起きてしまうんですね。

 有名なアップダウンの直線区間。
 途中にある踏切ではウェディングドレスの女性にキスをする新郎の姿を列車をバックに撮影していました。多分チャイニーズ。

 今回初めて途中のラベンダー畑駅で下車します。
 この駅には警備員が居て、列車が来ない時はロープを張ってホームに人が入れないようにしていました。

 最初の露払いが旭川を1時間後に出た富良野行きの普通列車。
 北側の畑は既に収穫が終わっていたようで、トラクターが残った茎を刈り取っていました。

 そして今日最後の撮影列車であるノロッコ6号。
 こちら側は玉葱?がまだ刈り取られていないようで、緑が濃い景色です。
 北側に太陽が回っているのですが、線路が北東に向いているので機関車の前面は影になりました。

 列車の撮影後、ノロッコ号の通過を待っていたかのように、横の畑で野焼きが始まり、凄いバルサン状態。もしかするとノロッコ号の乗客に不快な思いをさせないよう自粛要請などされているのかもしれません。

 撮影後は時間があるので昨日同様にへそ祭りを見に行くために富良野へ向かいます。
 撮影地から徒歩15分ほどで西中駅に到着。
 たった1両分の長さしかホームがなく、2両目はホームから外れて止まります。

 富良野に到着。へそ祭りの様子は前の記事に合わせて書いています。

 明日も富良野線と根室本線を撮ります。 
コメント
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