気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

夏と秋のはざまで

2021年09月13日 | 花や昆虫 2020~

ムクゲの花の上で獲物を待ち伏せするカマキリ 背後から撮影していると
「邪魔をするな あっちへ行け!」とばかりに凄みのある顔で睨まれました。

カマキリの大胆不敵で挑戦的なところが苦手だという方も少なくないようです。
生前の母もその一人だったなぁと いくつかの記憶があわあわと浮かんできます。


レンズを通して拡大した眼の迫力に気押されて 望遠ズームを縮めて一枚。

蝶も蜂もカマキリから離れたあたりを飛んで別の花に止まります。
帰り道にも観察しましたが、狩りは成功していないようでした。
カマキリも生き延びるのに必死です。




複眼の色は青緑色なのでシオカラトンボ (オオシオカラトンボは黒)


ギンヤンマは速過ぎて 赤トンボは遠すぎて
近くに止まってくれるのはシオカラトンボばかりなり


路の上からピョーンと跳んで稲に隠れたイナゴ

ミツバチがいたのと同じ田んぼ 
稲はめでたく受粉して膨らみ始めているようでした。


クズ(葛)の花 

行く手を遮るかのように頭上から垂れ下がっていました。
頭を下げくぐって先へ進みます。


ナツメの実

生食だとリンゴやナシに似た食感で ほんのり甘くて酸っぱいそうですね?
まだ未体験。ここは公園なので「とっていい」のは写真だけ


ツクツクボウシ 
名前どおりの特徴的な鳴き声でそれとわかります。

日陰になる側の幹に止まって繰り返し歌っていました。
地域によっては11月ごろまで見られるそうです。


何という花でしょうか。

「道端の名もない小さな花」とつい言いそうになりますが、私が知らないだけ。
※コメント欄でここあさんよりハキダメギク(掃き溜め菊)と教えていただきました。
ここあさん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。



こちらの花も…

「君の名は。」と問いたくなります。
※コメント欄でイケリンさんよりタカサブロウ(高三郎) と教えていただきました。
イケリンさん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。



ズームしてみると、雑草とは思えないほど可憐で繊細な美しさでした。


◆セミの図鑑 生き物の図鑑
http://www.kagakukan.sendai-c.ed.jp/ikimono_tyosa/semi/zukan_semi.html


最後まで見ていただきありがとうございました。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (イケリン)
2021-09-13 17:08:39
ロメオさん
カマキリは共食いをするほどですから気性は荒っぽいようです。
子供の頃に噛まれたことがあるのですが、かなり痛いですよ。
イナゴは最近見かけなくなりましたね。
長野県の飯田方面へ行くとイナゴの佃煮を売っていますが、
なかなか食べる勇気が出ないですね。^^;
最後の花はタカサブロウだと思います。検索して見てくださいね。
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こんばんは (ここあ)
2021-09-13 17:38:34
ロメオさん、
まずは、お尋ねの最初の野草は「ハキダメギク」という名前です。昨年と今年、畑の近くに咲いていて覚えました。
なんとも気の毒な名前ですよね。見つけた男性が、この花を掃きだめのような場所で見つけたからだそうですよ。
もう少しいい名前を付けてあげたかったですよね。ひどいですね。(`へ´)プンプン

さて、今回のカマキリ、いいですね。とても嫌みな顔つきですが、そこがまた面白くて、ナイスショット!
シオカラトンボの目は青緑なんですね。オオシオカラは黒、知りませんでした。区別がつきやすいです「なつめ」はドライの輸入品しか食べた事がないので、日本にも生るとはびっくりしました。
輸入品のものと同じ種類かわかりませんが、日本産のものも食べてみたいです。神戸では産直で手に入るのですか?
なつめは、我が家では平野レミさんのなんちゃってサムゲタンを作るときに入れます。
ほんのり甘いですよ。おやつとしても食べられます。一度お試し下さいね。
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イケリンさん (ロメオ)
2021-09-13 19:04:37
こんばんは。いつもコメントいただきありがとうございます。
いまでも痛さをおぼえていらっしゃるとは、強烈な体験だったのでしょうね。
このカマキリ、体が大きいのでメスかもしれません。
交尾の際にオスを食べてしまうこともあるそうですね。
この田んぼ、低農薬、もしくは無農薬と思われます。イナゴもたくさんいましたよ。
タカサブロウ、さっそく検索してみました。見るのも聞くのも初めての花です。
明日にでも記事に追記します。いつもお知恵を分けて下さりありがとうございます。
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ここあさん (ロメオ)
2021-09-13 19:12:30
こんばんは。いつもコメントいただきありがとうございます。
最初の白い小菊、ハキダメギクと言うのですね。お知恵を分けていただき感謝です(^^♪
発見した場所に ちなんでいるとはいえ、なんとも気の毒な名前ですね。
名付け親は「掃き溜めに鶴」と言いたかったのでしょうか??

はじめは前を向いていたカマキリ、キッと振り返った時はぞっとしましたよ…(;'∀')
ナツメの実は私の地域では時々、公園などで見かけます。
ドライにして食べるのがポピュラーなのですね。
今度、産直販売に行ったら、ナツメを探してみたいです。
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Unknown (だんちょう)
2021-09-13 22:37:48
こんばんは。

むくげにカマキリですか!
いいですね!
このカマキリスマートですね。
何カマキリなんでしょうかね??
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Unknown (ソングバード)
2021-09-14 06:36:19
おはようございます。
いよいよ秋モード全開になってきましたね。
散歩途中に出会う花や虫たちも、真夏とは雰囲気が違ってきませんか。
カマキリもロメオさんが気になるようですね。
名前の分からない花でも、レンズを向けたくなるのも、季節柄でしょうか。
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だんちょうさん (ロメオ)
2021-09-14 09:24:38
おはようございます。いつもコメントいただきありがとうございます。
花の上で蜜を吸いに来るチョウを待ち伏せしているようでした。

同行した夫はハラビロカマキリ?と言ってましたが、スマート過ぎですよね?
昆虫の識別も本当に難しいですね!
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ソングバードさん (ロメオ)
2021-09-14 09:38:47
おはようございます。いつもコメントいただきありがとうございます。
一雨ごとに秋が深まっていく・・・そんな日々ですね。
今年はヒガンバナやキンモクセイの開花も早いらしいですね。
うかうかしているとどちらも見ごろを逃してしまいそうです。
全集中!蟷螂の呼吸! 人気の鬼滅の刃風に(V)o¥o(V) 
お孫さんたちはアニメをご覧になっているでしょうか。
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