笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

そうだ、京都へ行こう - その4

2012年10月09日 10時12分30秒 | 日々雑記
最終日は、「東寺」と京都の台所「錦市場」めぐりです。

立体曼荼羅がある東寺に行くのはこれが初めて。これまでばらばらに見てきた、如来、菩薩、四天王、明王などが、密教の法則通りの配列に並んでいらっしゃるのが、ここ東寺です。
新幹線のA席に座ると京都近くで見える塔が東寺の五重塔ですね。(ちなみに私は常にE席)
京都駅からは徒歩15分くらいでいける距離です。

立体曼荼羅は圧倒的な迫力なのですが、奥行きがありすぎて暗いのが残念といえば残念。ベテランの参拝者は懐中電灯でお姿を照らしておりましたよ。薬師如来の足元には十二神将像があり、写真などで見ると造形も細かく、着色も残っているようです。
人気の普賢菩薩さまは一番左側の明るい場所にいらっしゃいます。そのイケメンもしっかり拝んで参りました(^^)女性ファンが多いのも確かに頷けますね~。

講堂の仏像の迫力や東寺の敷地の広さにも驚いたのですが、実は今回の一番の驚きは、観智院にある宮本武蔵が描いたという「竹林の図」です。イメージとしては、二等辺三角形の広いほうを合わせ繋げたような、もうねぇ、普通の画家だったら絶対にこんな描き方しまへん、って竹。でも圧倒的な力強さを感じさせる竹なのです。これは大収穫ですよ(^^)v 武蔵恐るべし!

午後からは錦市場へ。この近くに住んで日々の食材をここで調達できたら楽しいだろうな~って、感じです。
ただ、観光客を相手としたとき、京都駅の中に既に多くのお土産専門店があるので、漬物や佃煮での勝負はちと大変か、と正直思いました。しか~し、こんなものは駅ではお目にかかれな~い!



丸くて可愛い焼き麩。こういうローカル中のローカルを見つけるのが、「市場」での楽しみ方ですね(^^)。
時間の都合で長居はできなかったのですが、錦市場を含めて四条界隈は、1日かけて探検する価値ありどすぇ~。

さて、今回の旅行の総括ですが。。
領土問題により観光客が激減した(?)せいか、行事の谷間の時期だったせいかはわかりませんが、人混みに煩わされることもなく、ゆっくり京都を楽しむことができました。あ、でも次回は超オーソドックスな京都旅行がしたいですね~。
枝垂桜満開の千本釈迦堂(25日だよ!)とか、紅葉の三千院とかね。

4日目の教訓:市場の写真、1枚くらい撮れ~
次回はグルメレポート
コメント (2)
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