笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「熱中症警戒アラート」と「新型コロナウイルス警戒アラート」 アラートだらけの夏の終わり

2020年08月18日 12時09分45秒 | 日々雑記
昨日、静岡県浜松市で気温41.1度が観測されたそうです。ちょうど見ていた番組で過去の高温記録の画面が出ていて、



2018年に、埼玉県熊谷でもこの気温になったそうです。
41度って、普通に湯船の温度ですよね~。私は子供のころから暑さには比較的強く、「寒さで人は死んでも、暑さで人は死なな~い」などと言っていた頃もあったのですが、前言撤回。
「暑さで人は死ぬのです」(@_@)

さて、2018年のこの猛烈な暑さについては私もブログに書いているんですよね。
2018年のこの時期は、母が入院中で、体調のせいもあったのか、なかなか水分を取ろうとしない、"困ったちゃん"状態だったと記憶しています。
ちょうどお見舞いに行ったとき、担当のS医師がひょっこり病室を覗いてくれて、母にこう言ったんですよね。

「〇〇さぁ~ん、お水ちゃんと飲んでくださいね。ほら救急車の音が聞こえるでしょ。今ね、暑さで人がバタバタ倒れて毎日病院に運ばれてくるの。水分摂らないと死んじゃいますよ」 と(^_^;)
(S医師の、母と家族との信頼関係があっての台詞ですので、念のため)

なので、今年も病院は大変なんだろうな。。と思ってしまうんですよね。しかも運ばれてくる患者が、熱中症なのかコロナ感染によるものなのか判断が難しいときては、現場のご苦労は想像もできません。

ところで、コロナ禍でいうと、最近テレビで話題になっているのが、「中等症」。これまでは、軽症、重症の二つしかなかった分類に真ん中ができた、ってことらしいです。


私の住む自治体でも、徐々に感染者数が増えているのですが、ニュース記事の最後が、

「いずれも軽症」

で結ばれている場合がけっこうあるのです。
でも正直この「軽症」って言い方が大変な誤解(気持ちの緩み)を生んでいるように思うのですよね。前にも書きましたが、「軽症」と言っても、

40度近い熱が何日も続き、(場合によっては)味覚障害(コーヒーの味がしない、かりんとうの味がしない)、嗅覚障害(生ごみの匂いがしない、赤ちゃんの大小の匂いがしない)、身体の節々が痛くて動けない、呼吸をするとが痛くて息ができない。などなどなどなど。。どう考えても、

「軽症」じゃないだろう!

と誰かに"詰め寄りたくもなるような"状態だと思いませんかね。

で、たとえ「軽症」から抜けても、家族との普段の生活に戻れなかったり、直ぐに職場に戻れなかったり、なにがしかの後遺症が残ったり(しかも、その後遺症が治るのかどうかも不明)するかもしれない訳ですよ。。

そしてこれから迎える秋。最悪の場合、私たちが入院できる病院はなくなるかもしれません。
また、自宅療養していて急に悪化したらどうするかなど、今のところ何も示されてもいないのです。
なにより、医師も看護士も救急救命士も、素人が急ごしらえでなれる職業ではないのです。。

そのあたり、特に「軽症」がどういう状態なのか、もう少しきちんとアナウンスして欲しいなぁ、と思うばかりです。


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