【空からみたカウアイ島】
1月の半ばのお昼すぎ、
すごく新鮮で安くておいしい回転寿司屋さんで
1時間待ちをしていた時のこと。
トイレから出たら着信履歴に気がついた。
「カウアイ島のイベントに参加しない?
1月27・28日だからもう何日もないけれど、
今ならまだ格安航空券も間に合うかも!」
というお誘いの電話だった。
2日間とも予定がバッチリと入っていたが
みなさんの了解を頂き、他の日にずらしてもらい
無事にハワイへと旅立つことができたのだった。
************************
海外でのイベントは今回で3回目。
あらためて思うのは、悩みや思いに本当に国境も
人種も関係ないのだ、ということを実感する。
「夫はすごく大切だけれど、でも今気になる人がいるの。
いけないことよね。どうしたらいいかしら?」とか
「今の仕事を続けて行っていいのかしら?私の使命とか課題は?」
「将来、ステキな人は現れる?」などなど、
日本でも、ごくごく普通の質問が次々と寄せられる。
導き出される返答に納得したり、うなずいたり、
時に涙する様子はアメリカ人だから、とか
肌の色がこうだから、ということはいっさい関係がなく、
私たち人間が共通のテーマや課題に取り組んでいることを
目の当たりにしていく貴重な機会なのだ。
************************
そんな、2日間の中でのできごと。
トイレに入って、化粧直しをしていたら
赤ちゃんのオムツを換えているお母さんがいた。
私と目が合うと、にっこりと笑って
「今から私もトイレに入りたいから、この子を見ていてくれる?」
というと、あっという間にそのまま個室に入ってしまった。
突然託された、まだようやく首が座ったばかりの
小さな小さな赤ちゃん。
戸惑いながらもなんだか嬉しくて、
そして懐かしくて、小さい手を握りながらあやしていた。
ほどなくして、お母さんが戻ってくると
「あら?あなたもBABYがいるの?」と聞かれ、
「う~ん、もうBABYじゃないけどいるわ。
もうすぐ16才だもの。私よりずっと背が高いのよ」と
出来る限りの英語で会話した。
(「ときどきカップルとかきょうだいに間違われるの」
という英語は、うまく通じなかった
・・・。
もっと勉強して、もっともっとしゃべれるようになりたい
)
************************
たくさんの国の人が住んでいるとはいえ、
いきなり英語も満足に話せないアジア人に
赤ちゃんを託してしまうなんて、本当に驚いた。
毎日のように悲しいニュースばかりを
流され続ける昨今の日本人は、「平和」な国のはずなのに
もう誰を信じてよいのか、すっかりわからなくなってしまった。
子育てをしていた15年ほど前を振り返ってみると
やはり今ほど神経質になっていなかったが、
それでも見ず知らずの人に子どもを預けて
トイレに入る勇気はなかったような気がする。
ハワイの中でも、まだまだローカルで
穏やかな雰囲気のカウアイ島ならではなんだと
思うとうらやましく思えたし、一体いつから日本は
そんな風になってしまったのか、ちょっぴり淋しくもあった。
************************
今回のできごとを、今週の英会話の授業で
イギリス人の先生に話してみた。
「やっぱりカウアイ島はのんびりしているね」という
答えをなんとなく想像していたのだ。
すると、予想に反して
「それってすごくナチュラルなことだよ。
だって、トイレの中でしょ?女性だけでしょ?
トイレに入るお母さんをみんな助けるのが普通だよ!」と
ニコニコ顔で言われると、
え?ハワイでもイギリスでも普通のことなんだ・・・と
すごくショックだった。欧米よりも治安は良いと思われていた
日本が、実はどこよりも知らず知らずのうちに不安の社会に
すっかり、どっぷりと染まっていたのだ。
このまま、日本の将来はどうなるんだろう?
子どもたちが安全に安心に暮らしていける社会を築くことが
できるのだろうか?と、誰もが自分自身の人生を考えつつも、
自分たちの国の先行きも同様に案じてしまうことだろう。
何かの歯車が違ってきてしまった
今日この頃の日本。
海外に出てみることで本当に今、私がヒーラーとして
できることを精一杯やってみたいという気持ちになる。
カウアイ島ののんびりと、ゆったりとした輝きで、
私のまだまだ眠っていた底力のような、
自覚していないパワーを揺り起こしてくれたようである。
1月の半ばのお昼すぎ、
すごく新鮮で安くておいしい回転寿司屋さんで
1時間待ちをしていた時のこと。
トイレから出たら着信履歴に気がついた。
「カウアイ島のイベントに参加しない?
1月27・28日だからもう何日もないけれど、
今ならまだ格安航空券も間に合うかも!」
というお誘いの電話だった。
2日間とも予定がバッチリと入っていたが
みなさんの了解を頂き、他の日にずらしてもらい
無事にハワイへと旅立つことができたのだった。
************************
海外でのイベントは今回で3回目。
あらためて思うのは、悩みや思いに本当に国境も
人種も関係ないのだ、ということを実感する。
「夫はすごく大切だけれど、でも今気になる人がいるの。
いけないことよね。どうしたらいいかしら?」とか
「今の仕事を続けて行っていいのかしら?私の使命とか課題は?」
「将来、ステキな人は現れる?」などなど、
日本でも、ごくごく普通の質問が次々と寄せられる。
導き出される返答に納得したり、うなずいたり、
時に涙する様子はアメリカ人だから、とか
肌の色がこうだから、ということはいっさい関係がなく、
私たち人間が共通のテーマや課題に取り組んでいることを
目の当たりにしていく貴重な機会なのだ。
************************
そんな、2日間の中でのできごと。
トイレに入って、化粧直しをしていたら
赤ちゃんのオムツを換えているお母さんがいた。
私と目が合うと、にっこりと笑って
「今から私もトイレに入りたいから、この子を見ていてくれる?」
というと、あっという間にそのまま個室に入ってしまった。
突然託された、まだようやく首が座ったばかりの
小さな小さな赤ちゃん。
戸惑いながらもなんだか嬉しくて、
そして懐かしくて、小さい手を握りながらあやしていた。
ほどなくして、お母さんが戻ってくると
「あら?あなたもBABYがいるの?」と聞かれ、
「う~ん、もうBABYじゃないけどいるわ。
もうすぐ16才だもの。私よりずっと背が高いのよ」と
出来る限りの英語で会話した。
(「ときどきカップルとかきょうだいに間違われるの」
という英語は、うまく通じなかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
もっと勉強して、もっともっとしゃべれるようになりたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
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たくさんの国の人が住んでいるとはいえ、
いきなり英語も満足に話せないアジア人に
赤ちゃんを託してしまうなんて、本当に驚いた。
毎日のように悲しいニュースばかりを
流され続ける昨今の日本人は、「平和」な国のはずなのに
もう誰を信じてよいのか、すっかりわからなくなってしまった。
子育てをしていた15年ほど前を振り返ってみると
やはり今ほど神経質になっていなかったが、
それでも見ず知らずの人に子どもを預けて
トイレに入る勇気はなかったような気がする。
ハワイの中でも、まだまだローカルで
穏やかな雰囲気のカウアイ島ならではなんだと
思うとうらやましく思えたし、一体いつから日本は
そんな風になってしまったのか、ちょっぴり淋しくもあった。
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今回のできごとを、今週の英会話の授業で
イギリス人の先生に話してみた。
「やっぱりカウアイ島はのんびりしているね」という
答えをなんとなく想像していたのだ。
すると、予想に反して
「それってすごくナチュラルなことだよ。
だって、トイレの中でしょ?女性だけでしょ?
トイレに入るお母さんをみんな助けるのが普通だよ!」と
ニコニコ顔で言われると、
え?ハワイでもイギリスでも普通のことなんだ・・・と
すごくショックだった。欧米よりも治安は良いと思われていた
日本が、実はどこよりも知らず知らずのうちに不安の社会に
すっかり、どっぷりと染まっていたのだ。
このまま、日本の将来はどうなるんだろう?
子どもたちが安全に安心に暮らしていける社会を築くことが
できるのだろうか?と、誰もが自分自身の人生を考えつつも、
自分たちの国の先行きも同様に案じてしまうことだろう。
何かの歯車が違ってきてしまった
今日この頃の日本。
海外に出てみることで本当に今、私がヒーラーとして
できることを精一杯やってみたいという気持ちになる。
カウアイ島ののんびりと、ゆったりとした輝きで、
私のまだまだ眠っていた底力のような、
自覚していないパワーを揺り起こしてくれたようである。