今日は節分。
このところ、すっかりブームを通り越えて
文化と定着しつつある恵方巻を
母が近所のコンビニで予約してくれた。
たしか去年のうちだったか、
年明け早々だったか、
とにかく早くから「恵方巻き食べる?」と
希望者を募って申し込みに行ってくれたのだった。
元旦にはもうすでに
大々的に宣伝していて、豆まきだけの節分が
よりいっそう華やいだカンジだ。
コンビニ、といえども
ここ最近はクオリティが高い。
保存料などの添加物についても、素材も、味も
こだわりの内容である。
***********************
会長である母が用意していくれた
「黄金恵方巻」と「海鮮恵方巻」がテーブルに並び、
ファインのみんなで
夕方、仕事の手をとめて
リビングに集まった。
社長であるNAOKOが方位磁石で南南東を探し、
「はい、みなさん!このあたりですよ~」と
手を振って位置を教えてくれる。
そのあと、かぶりついているところを
記念撮影。
「あっ!!!KAORUさん、顔がイマイチ。
もう一枚ね!」
再びタイマーがピッピッっと点灯し、
シャッターが降りるのを、かぶりつきながら
じっと待った。
あんまり、口大きく開けすぎても
ちょっと具合よくないよな・・・。
ぜったいヘンな顔になるし。
10秒ほどのうちに大きさを、ひそかに調整する。
「あ!食べてる間、しゃべっちゃいけないんだよ!!!」
「YAMAちゃん、しゃべった~!」
「ENちゃんも~!!!」
「願いごとした?」
「わ~!すっかりそれは忘れてた。
だまって食べることに一生懸命だったから」
KAORU:「途中でおしょうゆが欲しくなって、
おしょうゆ欲しいほしい!って思っちゃったよ・・・。
あと、お茶も飲みたくなって、お茶いつ飲もう?
お茶欲しい!って思ってた・・・。」
「じゃあ、おしょうゆとお茶はぜったい
いつも手に入るね!ぜったい叶うね!」
わ、マジ?ありがたいような、微妙なような・・・。
なんとなく思いもかけない願い事を
してしまったことに戸惑っていた。
なんとも、のんびりしている会社。
それがファインの社風なのである。
世は不況の風が吹きすさんでいる中、
ありがたいことに、なんとかかんとかしながらも
渡り歩き続け、叔父→父→母→妹と4代目。
厳しいこの時代
奇跡のように、すごいことである。
***********************
仕事を終えて、今日は久々に
骨折から無事復活したコロのお散歩。
いつもの公園には
2月に咲く「河津桜」のつぼみがふくらみ始めていた。
今年は寒いせいか、咲くのはもう少し先かな。
しばらく歩くと
剪定した枝なのだろか、ポロン。と地面に落ちていた。
ソメイヨシノ? 木肌が桜っぽい。
ずいぶん枝ぶりがよく、バランスを取りながら
安定して立ち上がっている姿に
いったん通り過ぎたものの、思わず振り返った。
このまま置いていても、通行人とか
公園で遊ぶ子どもたちのジャマになって
捨てられちゃうんだろうな。
す~っと先端まで美しく伸びた枝がキレイだな・・・。
どうしよう?
今度の作品展は5月か・・・。
使えるかな?
大きいかな?
あれこれ思いをめぐらし
近寄って、そっと枝に手を伸ばした。
普通の人から見たら、単なる枯れ枝だけど・・・。
その安定感と緊張感のある美しさに
心奪われてしまったのである。
花を加えて、手を加えれば
新しい息吹となって甦るだろうな。と思った。
かくして1メートル以上ある
切り落とされた、桜の裸樹を片手で持ち、
もう片方の手には、久々のゆっくりしたお散歩に
喜々としたコロの手綱を握りしめて、
ほんの少し、春の気配の漂う空気を感じながら
なんとなく幸せな気持ちに包まれて、夜の道を歩いた。
やっぱりお散歩って気持ちいい。
***********************
帰ってから、部屋を掃除し
電気を消して、窓を開けて
コロと一緒に恒例の豆まき。
これをしないと、新年が始まらない。
***********************
今日は新月。
久々に、お願い事しよう~。
お月さまには、ちゃんとした願いごとね。
チャンスがもう一回あってよかった!
そして
明日は立春。
早く、春が来ないかな♪
このところ、すっかりブームを通り越えて
文化と定着しつつある恵方巻を
母が近所のコンビニで予約してくれた。
たしか去年のうちだったか、
年明け早々だったか、
とにかく早くから「恵方巻き食べる?」と
希望者を募って申し込みに行ってくれたのだった。
元旦にはもうすでに
大々的に宣伝していて、豆まきだけの節分が
よりいっそう華やいだカンジだ。
コンビニ、といえども
ここ最近はクオリティが高い。
保存料などの添加物についても、素材も、味も
こだわりの内容である。
***********************
会長である母が用意していくれた
「黄金恵方巻」と「海鮮恵方巻」がテーブルに並び、
ファインのみんなで
夕方、仕事の手をとめて
リビングに集まった。
社長であるNAOKOが方位磁石で南南東を探し、
「はい、みなさん!このあたりですよ~」と
手を振って位置を教えてくれる。
そのあと、かぶりついているところを
記念撮影。
「あっ!!!KAORUさん、顔がイマイチ。
もう一枚ね!」
再びタイマーがピッピッっと点灯し、
シャッターが降りるのを、かぶりつきながら
じっと待った。
あんまり、口大きく開けすぎても
ちょっと具合よくないよな・・・。
ぜったいヘンな顔になるし。
10秒ほどのうちに大きさを、ひそかに調整する。
「あ!食べてる間、しゃべっちゃいけないんだよ!!!」
「YAMAちゃん、しゃべった~!」
「ENちゃんも~!!!」
「願いごとした?」
「わ~!すっかりそれは忘れてた。
だまって食べることに一生懸命だったから」
KAORU:「途中でおしょうゆが欲しくなって、
おしょうゆ欲しいほしい!って思っちゃったよ・・・。
あと、お茶も飲みたくなって、お茶いつ飲もう?
お茶欲しい!って思ってた・・・。」
「じゃあ、おしょうゆとお茶はぜったい
いつも手に入るね!ぜったい叶うね!」
わ、マジ?ありがたいような、微妙なような・・・。
なんとなく思いもかけない願い事を
してしまったことに戸惑っていた。
なんとも、のんびりしている会社。
それがファインの社風なのである。
世は不況の風が吹きすさんでいる中、
ありがたいことに、なんとかかんとかしながらも
渡り歩き続け、叔父→父→母→妹と4代目。
厳しいこの時代
奇跡のように、すごいことである。
***********************
仕事を終えて、今日は久々に
骨折から無事復活したコロのお散歩。
いつもの公園には
2月に咲く「河津桜」のつぼみがふくらみ始めていた。
今年は寒いせいか、咲くのはもう少し先かな。
しばらく歩くと
剪定した枝なのだろか、ポロン。と地面に落ちていた。
ソメイヨシノ? 木肌が桜っぽい。
ずいぶん枝ぶりがよく、バランスを取りながら
安定して立ち上がっている姿に
いったん通り過ぎたものの、思わず振り返った。
このまま置いていても、通行人とか
公園で遊ぶ子どもたちのジャマになって
捨てられちゃうんだろうな。
す~っと先端まで美しく伸びた枝がキレイだな・・・。
どうしよう?
今度の作品展は5月か・・・。
使えるかな?
大きいかな?
あれこれ思いをめぐらし
近寄って、そっと枝に手を伸ばした。
普通の人から見たら、単なる枯れ枝だけど・・・。
その安定感と緊張感のある美しさに
心奪われてしまったのである。
花を加えて、手を加えれば
新しい息吹となって甦るだろうな。と思った。
かくして1メートル以上ある
切り落とされた、桜の裸樹を片手で持ち、
もう片方の手には、久々のゆっくりしたお散歩に
喜々としたコロの手綱を握りしめて、
ほんの少し、春の気配の漂う空気を感じながら
なんとなく幸せな気持ちに包まれて、夜の道を歩いた。
やっぱりお散歩って気持ちいい。
***********************
帰ってから、部屋を掃除し
電気を消して、窓を開けて
コロと一緒に恒例の豆まき。
これをしないと、新年が始まらない。
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今日は新月。
久々に、お願い事しよう~。
お月さまには、ちゃんとした願いごとね。
チャンスがもう一回あってよかった!
そして
明日は立春。
早く、春が来ないかな♪