★水天宮の子宝いぬ

　　　　　　　　　【後ろの張り紙は里親を探している被災地のワンコたち】

日本列島を縦断した強烈な
春の嵐にしっかり耐えて、
東京のソメイヨシノは散ることもなく
まさにこれから満開に向かって
この数日間は、一年の中でも最も心華やぐ
幸せいっぱいの毎日が続く。



今日からまた新しいカウンセラー講座が始まって、
桜の花の下、新入生気分。



大教室に座るたくさんの人々。
オリエンテーションのあと、
クラス分けがあり各教室へ移動するなんて
本当に学校気分♪


だけど…
やっぱり、私大丈夫かな？続くかな？…
カリキュラムや資料、分厚いテキストみたら
ちょっぴり心配になってしまっていたら、


５月の講座の担当講師名に
私の卒業した大学の先生の名前を発見～！



顔も名前も知らないけど、
なんだか急にホッと安心して
テンションが上がってきた。


母校って本当にありがたい♪って
今日はつくづく思えた。



クラスに分かれて、さまざまなワークをこなすと
さらに、クラスメイトのみなさんと
一気に打ち解けて楽しくおしゃべり。
仲良くなれそう♪


10月までの７ヶ月間、ホントにホントに楽しみ～(≧ω≦)v




教室のすぐ目の前にある「水天宮」は、
意外に乗り換えも多く
今まで足を運んだことがなかったのだが


通りすぎようとして、
ハタと思い出した。



そういえば、安産の神様。


今から２１年前、
正確には２２年前の、とある戌の日。


安産祈願の腹帯を、産婦人科の院長先生から
巻いてもらう儀式があった。


妊婦さんは全員、
妊娠５ヶ月になった最初の戌の日に
先生の筆のサインが入った水天宮腹帯を
せりだし始めたお腹に
くるっと巻いてもらうのである。



ベビー関係には有名な必須スポットだが、
一度も訪れたことがなかった。

葛飾の柴又あたりだと思っていたら
東京駅のほうが近かった。
箱崎ジャンクション、
東京シティターミナルのすぐそば。
うちから電車で４０分ほどの場所。


両方ともこんなところにあったのね、知らなかったわ。



そうだ。
あの時のお礼とごあいさつ、
ちゃんとしよう♪



２１年前、お守りくださって本当にありがとうございました。


おかげさまで無事安産で、
すくすく元気に、明るくいい子に育ちました。


お礼が遅くなってすみませんでした。



今、彼は葛藤しつつ、エンジョイしつつ
自分なりの世界を探しています。




感謝の気持ちを込めて
鈴を振ると、境内からはタイミング良く


ドン！ドン！と太鼓の音が響き、


神主さん、巫女さん勢揃いしていた。


桜咲く境内には、晴れやかな美しい「おべべ」に
大切にくるまれた、小さな赤ちゃんたちが
お宮参りをしている姿は


遥か遠い記憶と重なって
懐かしく、微笑ましい。







犬の親子の像をなでると
子宝に恵まれるのだという。

私はもう子どもを産むことはないが、
思わずそっと頭をなでてみた。


子宝は、何も自分のお腹から
生まれてくるとは限らない。


ペットだったり、部下だったり、
スタッフだったり、生徒さんだったり


はたまた過去世での子どもだったり…。



関係性はどうであれ
良きご縁に恵まれるよう、



水天宮にはなかなか行けない
このブログを見てくださっている皆さまにも
幸せやご利益にあやかって
いただこうと思い、

写真に撮ってみた。



嵐のあとの、春麗らかなひととき。


皆さまの元にも
温かなぬくもりが訪れますように♪