ただいまニューヨークは朝の8時過ぎ。
昨日、夜中12時のこと。
灯りを消してベッドに横になろうと思ったら
息子Tatsuroから久々の電話。
お互いの近況を小一時間ほど話したあとに、
最近の私の友だちたちとの写真を送ったら
こんな返信が返ってきた。
第何?の青春。
謳歌してください^ ^ という言葉のあとに
「人が輝ける年齢は
どんどん後ろに来てて、
だからこそ今何をするかに
テーマが絞られると思う。
最速最短の道じゃなくて、
1番自分がしっくり来る道を進んでね〜!」
って。
本当にその通り。
人が輝ける年齢がどんどん後ろに来てる。
まさに私。若い頃の自分よりも、
今の方がずっといい。
肉体年齢は若くて今よりも美しかったのかもしれないけれど、
私は私に自信がなかった。
何をしていいのか、何ができるのかわからなくて
迷ってばかりいた。
今だって自信なんかないけど
ただ、
自分を信じられるようになってきただけ。
どんなことがあっても乗り越えていける。
そして、
世界中どこでも楽しんで生きていける。って
それだけを。
時間はかかったけど、今ここで過ごす
かけがえのない毎日は
最短最速にきたわけじゃなくて
つまづいたり、後ずさりしたり
立ち止まったりしながらたどり着いた
今一番「しっくり来る道」
それさえも、終着点ではなくて
通過点のひとつ。
昨日の夕方、
学校から家に向かうバスに揺られながら
浮かんでメモに書き留めた言葉。
「私はどこに向かおうとしているんだろう?
ううん、違う。
今ここにいる私がすべて。
どこに向かおうとしているのか、なんて
今わからなくていい。
本当はどこにも向かってなんかないのかもしれない。
今この瞬間だけが未来を創っていく。
明日への不安を
未来への不安を
手放せたら、私たちはもっと自由になれる。」
昨日の朝から急に涼しくなって、
ニューヨークの短い夏もそろそろ終わりなのかな。
秋風を感じたら突然日本を思い出して
ちょっぴりセンチメンタルになってたところに、
タイムリーな息子からの電話。
今、何をするか。か…
テーマは、うーん?
日本を飛び出して世界を見ること。
そう、それでこっちに来たんだった。
それを今まさにしてるんだった。
それでいいのか。この先どうしよう、とか
どこに向かっているのかなんて
考える必要ないんだよね。
なんて。
今日もサニーサイドは気持ちのいいお天気。
朝の8時にはいつも近くの教会の優しい鐘の音を
ベッドの上で聞くのが毎日の幸せ。
これからパンケーキ焼いて、コーヒーをカップに注いで
いつもの窓からの大きな樹を眺めながらゆっくり朝食タイム。
宿題も昨晩ちゃんとやったし。
今朝はちょっと早めに家を出て、5番街を通るバスで観光気分で学校に行こうかな♪