うちから歩いて10分のところにある
New York Botanical Garden
〈ニューヨークボタニカルガーデン〉をお散歩♪
一気に春が来たようなニューヨーク。
ガーデンは新緑に包まれ
さまざまな花々が一斉に咲き色鮮やか。
名残りの八重桜の下はピンク色のふかふかなカーペット。
そよぐ風にはらはらと舞い散る花びら。
思わずごろんと寝っころがって
ポテンとした桜と若草色の葉の間から見える
水色の空と白い雲をぼんやりと眺めて過ごす時間は、まるで1人旅気分。
去年は晩秋のわずかに残る紅葉を、
2月にはラン展を見に来て
ここはお気に入りの1人で過ごす場所。
もともと好きだったのに
まさかこんなに近くに住むことになるとは。
ご縁というのか、神様のお計らいというのか。
ブロンクスはニューヨークの中では危険地域とされ、
ガイドブックにはもちろん、周りの日本人たちも
ボタニカルガーデンに行く以外、ゼッタイにフラフラしちゃいけないよ!と
口々に言うデンジャラスゾーン。
2年前にここに初めて来た時には
駅からの道、緊張して恐くて泣きたい気分だったなぁ、そういえば。
だけど、なんだかんだでここに来て約半年。
気がついたら日々の買い物するのに
あちこち出歩きまくってる。
噂に聞いていたよりもずっとのどかで
ファミリーもたくさん。
さすがに日本人にはまだ一度も
すれ違ったこともないけれど(笑)
治安の良さで世界的に知られている日本だって
絶対に安全か、なんて言いきれないしね。
いつも歩く時は、プロテクションしてオーラ消して。
とにかく悪いコトはイメージしない。
それに限る♪
今回の日本で「薫ちゃん、顔変わったね」
「顔が日本人じゃなくなってる!」と
幾度となくいろんな人に言われたけれど、
帰りの成田空港では搭乗手続きの時や
機内のCAさんからも何度も英語で話しかけられ、驚いた。
一瞬、最近の成田は日本人にも英語なんだ。と思ったけど
あ?きっと違う。私の何かが変わったのだ。
アジア人とは思っているだろうけど
いったい何人に見えているのだろうか?
これまで各地に足を運ぶたびに
なんかここの人みたい、と言われることも多く、要するにどこでもなじむのが早いらしい。
どこにいても、姿形がたとえ変わっても
私は私でいること。ずっとそれは変わらない。
季節ごとに花を咲かせたり
緑の葉から紅葉へと移ろいやがて
枝だけになって冬の厳しさを乗り越えて。
そして、
春の訪れを待って新芽で再び復活していく
植物たちのように♪
桜は桜。
私もそうあり続けよう。
↑Bronx River ブロンクスリバー