【江ノ島ビール】
おととしの終わりだったと思う。
ファインの顧問面談の時に加藤雄詞さんが、
「江ノ島の弁天さまのところに行くといいよ!
商売繁盛の神様だからね。」と言って下さったので、
さっそく去年の2月の寒い頃、
母とNAOKOと3人でお参りに行くことにした。
早春の寒風吹く中、ぐるっと江ノ島を歩きながら
お茶やさんの甘味を食べたり、いい香りに誘われて
ちょこちょことつまみ食いをしながら
洞窟まで足を延ばして、思いがけずハイキング。
帰りに名物“しらすごはん”をいただいて
すっかり観光気分を味わった。
***************************
そしてGWスタート初日、再び江ノ島を訪れた。
去年1年、無事に終えられたことへの感謝と、
また新たな気持ちをお知らせするために。
今回のメンバーは私と母、そして真ん中の妹MIDORIと3人。
江ノ島の地を踏んだとたん、小雨がパラつき始め、
神殿で、ご祈祷が終わって表に出るとかなりの降りになっている。
「どうする?もっと散策する?」と迷ったが
傘なしでは歩けないほどの雨だし、
このまま引き返しましょう、ということになった。
お土産物屋が軒を連ねる参道は、
昭和の雰囲気が漂い、どことなく懐かしい。
昼食を食べたお店の壁に貼ってあった
安藤広重の浮世絵にも登場する「相州江の島の図」
【制作年 天保年間後期(1842年頃)】を見ると
すでに門前町のような数店が描かれていて、
古くからの信仰と賑わいを感じることができる。
***************************
来てそんなに時間も経ってないけどもう、帰ろうか。
雨だしね。という私たち姉妹の気配をよそに、
母は「温泉ないかしら?テレビで見たのよ!
いい温泉があるのよ!どこかしら?」と急に粘り始めた。
温泉旅館を1軒見つけると「受付に聞きに行ってくるわ!」
と果敢に飛び込んでいった。ほどなくして戻ってくると、
「予約制らしいのよ。しかもランチと入浴がセットになっている
んだって。今回は無理ね。」と残念そうにしている。
それでも諦めきれない様子。
「どこかにあると思うのよ!テレビで見たから。」と
まだ熱く語っている。
そんなに言うなら付き合いましょ、という気持ちで
後からついていくことにした。
数軒先にある島の入り口にほど近い場所に
「江ノ島温泉 エノスパ」と書いてある
真新しい建物を見つけると、ここかもしれないわ!
と急ぎ足で向かった。
***************************
母が珍しく、あんなにも江ノ島温泉にこだわって
いた理由がわかった。
本当にここはおススメ!
海を眺めながら、優雅な気分で芯から癒される。
http://www.enospa.jp/
水着をレンタルして、プールエリアでは潮風に吹かれて
遠く伊豆半島を眺めながら、ほっこりした気分に浸る。
波の音を聞きながら、洞窟プールは神秘的で心が落ち着く。
どのプールも水深が約110cm~120cmほどあって、
通常よりもずっと深い作りになっている。
普通のスパプールだと、子どもサイズを考慮してもっと浅いため
大人にとっては、上半身が表にでてしまい夏以外はとっても寒い。
仕方なく中途半端な姿勢で身をかがめなくてはいけないが、
ココは立ったままで肩まで暖かい。
そう、江ノ島アイランドスパは小学生以下のお子さまは
入場できないのだ。(要望が多く、平日は入場できるようになったらしい。)
つまり、オトナ仕様のスパリゾート。
子育て中は、そんな施設に巡り合うと、
社会から“つまはじき”にされているようで
ちょっぴりやるせなかったが、一段落した今となっては
だからこそ、特権階級のようでなおさら嬉しい。
そして、入場料が普通の日帰り温泉施設より
1000円ほど高めだからだろうか、客層がいつもと違うのだ。
特別セレブ、というわけではない。
でも大衆的な雰囲気がまったく感じられないのが不思議だ。
女性2~3人のグループ。若いカップル。
夫婦ふたり。私たちのような女性の親子。
にぎやかな若いファミリーも、
我が道を突っ走る、俗にいう“オバタリアン”と
呼ばれるような庶民派層も見当たらない。
(もちろん、微笑ましくて愛すべきグループなんだけれど…)
お店のコンセプトどおりに、
みごとなまでに絞り込まれた客層である。
そして、一足入り込むと店のコンセプトどおりに
優雅な私に変身してしまうのだ。
この“1000円の差”が客を選ぶことに驚いた。
イメージを提供して、押し付けがましくなく
夢見心地にさせる“エノスパ”は、
次は女友達とゼッタイ行きたいな
***************************
きっとお天気がよければ、富士山を眺めることができるのだろう。
雨もちょうどあがって、薄曇りの空の下だったが、
十分に肩の力が抜けていくのを感じることができた。
夜の7時からはプールサイドでウォーターパールショー。
音楽と水、光のショーが幻想的で本当に美しい。
そして、水着なしの温泉がまたイイ。
泉質 は「ナトリウムー塩化物強塩温泉」で 海の塩たっぷり。
海は“浄化”の作用があるというが、
その成分をたっぷり含んだ温泉なら、さらに心もカラダも、
そして“魂”までキレイになりそう!
忙しかった4月の疲れをすっきりと洗い流して、パワー満タン。
雄詞さんのおかげで、江ノ島に行くチャンスをいただけたことに感謝!
母の粘りでステキなスパを見つけられたことにも感謝!
最後は4階のグリルで「江ノ島ビール」と
江ノ島近辺で水揚げされた地魚を使った料理で極楽気分。
5月もまた、がんばろう~
おととしの終わりだったと思う。
ファインの顧問面談の時に加藤雄詞さんが、
「江ノ島の弁天さまのところに行くといいよ!
商売繁盛の神様だからね。」と言って下さったので、
さっそく去年の2月の寒い頃、
母とNAOKOと3人でお参りに行くことにした。
早春の寒風吹く中、ぐるっと江ノ島を歩きながら
お茶やさんの甘味を食べたり、いい香りに誘われて
ちょこちょことつまみ食いをしながら
洞窟まで足を延ばして、思いがけずハイキング。
帰りに名物“しらすごはん”をいただいて
すっかり観光気分を味わった。
***************************
そしてGWスタート初日、再び江ノ島を訪れた。
去年1年、無事に終えられたことへの感謝と、
また新たな気持ちをお知らせするために。
今回のメンバーは私と母、そして真ん中の妹MIDORIと3人。
江ノ島の地を踏んだとたん、小雨がパラつき始め、
神殿で、ご祈祷が終わって表に出るとかなりの降りになっている。
「どうする?もっと散策する?」と迷ったが
傘なしでは歩けないほどの雨だし、
このまま引き返しましょう、ということになった。
お土産物屋が軒を連ねる参道は、
昭和の雰囲気が漂い、どことなく懐かしい。
昼食を食べたお店の壁に貼ってあった
安藤広重の浮世絵にも登場する「相州江の島の図」
【制作年 天保年間後期(1842年頃)】を見ると
すでに門前町のような数店が描かれていて、
古くからの信仰と賑わいを感じることができる。
***************************
来てそんなに時間も経ってないけどもう、帰ろうか。
雨だしね。という私たち姉妹の気配をよそに、
母は「温泉ないかしら?テレビで見たのよ!
いい温泉があるのよ!どこかしら?」と急に粘り始めた。
温泉旅館を1軒見つけると「受付に聞きに行ってくるわ!」
と果敢に飛び込んでいった。ほどなくして戻ってくると、
「予約制らしいのよ。しかもランチと入浴がセットになっている
んだって。今回は無理ね。」と残念そうにしている。
それでも諦めきれない様子。
「どこかにあると思うのよ!テレビで見たから。」と
まだ熱く語っている。
そんなに言うなら付き合いましょ、という気持ちで
後からついていくことにした。
数軒先にある島の入り口にほど近い場所に
「江ノ島温泉 エノスパ」と書いてある
真新しい建物を見つけると、ここかもしれないわ!
と急ぎ足で向かった。
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母が珍しく、あんなにも江ノ島温泉にこだわって
いた理由がわかった。
本当にここはおススメ!
海を眺めながら、優雅な気分で芯から癒される。
http://www.enospa.jp/
水着をレンタルして、プールエリアでは潮風に吹かれて
遠く伊豆半島を眺めながら、ほっこりした気分に浸る。
波の音を聞きながら、洞窟プールは神秘的で心が落ち着く。
どのプールも水深が約110cm~120cmほどあって、
通常よりもずっと深い作りになっている。
普通のスパプールだと、子どもサイズを考慮してもっと浅いため
大人にとっては、上半身が表にでてしまい夏以外はとっても寒い。
仕方なく中途半端な姿勢で身をかがめなくてはいけないが、
ココは立ったままで肩まで暖かい。
そう、江ノ島アイランドスパは小学生以下のお子さまは
入場できないのだ。(要望が多く、平日は入場できるようになったらしい。)
つまり、オトナ仕様のスパリゾート。
子育て中は、そんな施設に巡り合うと、
社会から“つまはじき”にされているようで
ちょっぴりやるせなかったが、一段落した今となっては
だからこそ、特権階級のようでなおさら嬉しい。
そして、入場料が普通の日帰り温泉施設より
1000円ほど高めだからだろうか、客層がいつもと違うのだ。
特別セレブ、というわけではない。
でも大衆的な雰囲気がまったく感じられないのが不思議だ。
女性2~3人のグループ。若いカップル。
夫婦ふたり。私たちのような女性の親子。
にぎやかな若いファミリーも、
我が道を突っ走る、俗にいう“オバタリアン”と
呼ばれるような庶民派層も見当たらない。
(もちろん、微笑ましくて愛すべきグループなんだけれど…)
お店のコンセプトどおりに、
みごとなまでに絞り込まれた客層である。
そして、一足入り込むと店のコンセプトどおりに
優雅な私に変身してしまうのだ。
この“1000円の差”が客を選ぶことに驚いた。
イメージを提供して、押し付けがましくなく
夢見心地にさせる“エノスパ”は、
次は女友達とゼッタイ行きたいな
***************************
きっとお天気がよければ、富士山を眺めることができるのだろう。
雨もちょうどあがって、薄曇りの空の下だったが、
十分に肩の力が抜けていくのを感じることができた。
夜の7時からはプールサイドでウォーターパールショー。
音楽と水、光のショーが幻想的で本当に美しい。
そして、水着なしの温泉がまたイイ。
泉質 は「ナトリウムー塩化物強塩温泉」で 海の塩たっぷり。
海は“浄化”の作用があるというが、
その成分をたっぷり含んだ温泉なら、さらに心もカラダも、
そして“魂”までキレイになりそう!
忙しかった4月の疲れをすっきりと洗い流して、パワー満タン。
雄詞さんのおかげで、江ノ島に行くチャンスをいただけたことに感謝!
母の粘りでステキなスパを見つけられたことにも感謝!
最後は4階のグリルで「江ノ島ビール」と
江ノ島近辺で水揚げされた地魚を使った料理で極楽気分。
5月もまた、がんばろう~